ネタバレ注意
「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」の2巻の感想です。
2巻になってから、レミリアは自分の味方をどんどん増やしていきましたね。さらにピナの行動も制限出来ていて、ケチのつけようがない計画でした。
計画通りにソーン(魔族の店の店主)の協力を取り付けられたレミリア。これでピナは残りの手持ち分しかアイテムを使えなくなるので、不正な好感度上昇もそのうち収まっていくでしょうね!
王家直属の監視の二人も、ピナを信じている者と中立な者の二人でバランスが良かったですね。
中立の者が淡々と事実だけを報告することで、ピナ側の監視役も考えを改めざるを得なくなるだろうし、王家も報告の信頼性を認めるはずですからね。
ボーナスステージですべての能力を底上げする指輪を手に入れてましたが、もともと公式チートなレミリアがそれを手に入れてしまったら、ピナ側はもうどうすることもできないのでは…?指輪は明らかにゲーム内の救済処置ですよね。
木の実取りの女の子から「聖女さま」と言われて、たくさん施しを与えてしまったレミリアが可愛かったですね!レミリアはエミのことが好きな人物とは仲良くなれる気がしますね。
エミリアはエミが実現できなかったアイデアを工夫して、人間では作れない特産品の開発をしているとありましたが、現代(異世界)知識を持ったラスボスなんて誰も勝てないでしょー!
レミリアはゲーム内の5つの大きな事件を解決して鍵を5本入手し、ドワーフの国にいる姫巫女(中身は火の神)の信頼を得て「聖鎧」を授けてもらっていましたね。
レミリアが火の神に話していた「神託」の内容は、エミの記憶からのものなんでしょうか?世界の始まりからの出来事を知っているということは、原作ゲームがそこまで作り込まれていたということですかね?すごい乙女ゲーですね…。
レミリアは「エミならこうする」といって善行を積んでいきますが、神様の信頼を得るほどエミになりきれているということでしょうか。心からの言葉でないと嘘だと見破られそうなものですよね!
「天界の主」を圧倒し瞬殺してしまったレミリアですが、とうとう神さえ倒してしまいましたね。色々な作品がありますが、2巻時点でここまで強い主人公なんてそうそういないですよね。
星の乙女専用装備に手を付けなかったようですが、珍しく詰めが甘いなと思いましたね。万全を期すなら破壊しておくことがベストだと思いました。
スフィアについてですが、やはりレミリアはエミに関して良い感情を持っている人間に会うと嬉しそうにしますよね。最終的にレミリアとエミの二人と仲良くしてくれる理解者ができると良いですね!
神の次は魔王が出てきましたが、これからどうなるのでしょうか。
魔族が数百年悩んでいる「狂化」とは一体何なんでしょう?レミリアはエミを聖女にすることが出来るのか!?続きが気になりすぎます!!
3巻の感想について