ネタバレ注意
「戦場の聖女 ~妹の代わりに公爵騎士に嫁ぐことになりましたが、今は幸せです~」の3巻の感想です。
今回は平和パートからのシリアスパートへの切り替えがいきなりでビックリしましたね。
レオンはエマから「そっけなさすぎると言ったんです。フィーネ様に対して!」と言われ、フィーネをデートに誘うことになりました。
ランセル騎士団の団長が人気雑誌の記事を鵜吞みにするほど、恋愛に奥手だというのは女性からしたらものすごくギャップを感じて好かれそうですね!
しかし、以前のレオンは女性に対して好意的な態度はとってなかったのでしょうが…。
エマの言う通りフィーネをデートに誘ったレオンでしたが、フィーネの反応は行きたがらなそうな反応でした。
なぜそんな反応をするのか…と考えていると、どうやらフィーネは自分のお金がないからという金銭的な理由で断ろうとしていたのでした。
これは聖女ですね。普通は男性が払うものだと思うのですが、自分の分はしっかり出すつもりでいるなんて優しすぎます泣。
二人のデートは順調そのものでしたね。途中ミリアという女性が割って入ってきましたが、むしろそのおかげでレオンがフィーネのことを愛しているとはっきり言えたので結果的にはプラスでしたね。
ミリアも性悪な性格かと思いましたが、完全な悪人ではないようでレオンとフィーネの幸せを願ってあげられるくらいのキャラで安心しました。(逆恨みで敵が増えると面倒くさいですからね笑)
デートもひと段落し、良い雰囲気になったところでしたが戦争の合図がいきなりなりだしました。
どうやら帝国が「大陸法」というものを破って攻め込んできたようです。
徐々にレオン側が優勢になり、前線から運ばれる急患も減り、敵援軍も落ち着きましたが、闇魔法の気配がしました。
前の対帝国戦でレオンに重傷を負わせた”剣神”とは、バティストだったのですね。強力な敵が戦場に出てきてしまい、フィーネ達が居るところにはバティストにそそのかされたコリンナ(もともと性悪ですが)が現れてしまいました。
アレクに軽症の患者しか治せないということを暴かれたコリンナはこの先の展開でどうなるのでしょうか?
正直予想できますが、闇魔法を使い始めそうですよね。どのくらい脅威になるのかが気になるところですね!
レオンとバティストの対決が一番楽しみです!
4巻の感想について