ネタバレ注意
「悪夢令嬢は一家滅亡の夢を見た ~私の目的は生き延びることです~」の2巻の感想です。
~あらすじ~
ファリティナはジェミニを死なさないようにあちこちで手を尽くしますが、どんどん事態が悪夢の通りになっていることに気が付きます。
~今回の内容~
セリオンは実母がしている残酷な行為に気づき、ファリティナが置かれている危険な状態にも気が付きました。
~感想~
2巻にして、かなり事態が進んだのはやはりセリオンが優秀であるが故ですかね。
ファリティナは夢の中ではあまり聡明な女性ではなかったことになっていたみたいですが、ギデオンにさえ執着しなければ、セリオンにも引けを取らない優秀な人だったみたいですね。
しかし、今のグランキエース家には何の後ろ盾も協力者もいなく、孤立無援状態なので、子供だけでは何もできないという詰みに近い状況に追い込まれていて、加えて婚約者からは疎まれているとくれば、ファリティナ自身だけでは優秀であっても何もできませんよね。
今は比較的自由に動けるセリオンにすべてを任せるしかないですが、事態の進行があまりにも早く、ファリティナはとうとう没落前まで追い込まれてしまいましたね。
アマンダへの周囲の信頼はどこから生まれてきたのでしょうか。この点が今のところ不思議なのですよね。これが王子から寵愛されているから、というところからきているなら、ファリティナにとっての一番の敵はギデオンなのではないでしょうか…。
やっと自身の過ちに気づき始めたギデオンですが、この事態を収めることができるのでしょうか。もはやギデオンではどうにもならない気がするので、セリオンが救ってくれるのだろうとは思いますが…。
~推しポイント・好きな場面~
ファリティナとセリオンが仲良く話しているところが好きですね。セリオンは最初ファリティナのことをうっとおしがっていましたが、今では貴重な逢瀬というほど大事にしてくれているところが良いですよね。
セリオンがファリティナの愛を間近で見ていて、ファリティナがひどい仕打ちを受けていることに憤っているところも頼もしくてよかったですよね。
~気になる伏線~
アマンダはなぜファリティナを貶めるような噓をついたのでしょうか?
最初は友達になろうと言ってきたくらいなので、敵意を持たれていることはなかったと思いますが…。(ファリティナはアマンダとギデオンとの関係も邪魔していなかったこともありますし。)
~この巻の見どころ~
セリオンがファリティナが周りの悪意にさらされ、無実の罪を着せられているところに憤り、本気で敵をつぶしにかかろうとするところが見どころだと思います。