ネタバレ注意
「転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint」の8巻の感想です。
~あらすじ~
族長の孫「エリアル」に連れてこられたところには、長い年月を経て変化した黄紋病を患ったたくさんの人が寝かされていたのでした。
~今回の内容~
カーティスは前世の力を取り戻したことで、新たな特効薬に必要な素材をすぐに集めてきてくれました。
~感想~
今回で物語がひと区切りした感じですかね。
フィーアはカーティスの協力もあって、今回は真面目に自分が大聖女であることを隠そうとしていましたが、時すでに遅しという感じでしたね。
カーティスも隠し事が下手というか、決して譲れないものがあるのだろうなという感じが伝わってきました。
フィーアは今まで、どちらかというと”特別な強い力を持った騎士”というイメージでしたが、今回の出来事で”大聖女の生まれ変わり”という印象が強くなりましたね。
この調子で今後、どんどん大聖女としての力と威厳を取り戻していくのでしょうか。威厳については本人のさじ加減なところもありますが笑。
今回は、自分の身を守ることよりもサザランドの住民を優先した感じでしたね。カーティスから一応フォローはしてもらえましたが、今後もこの調子で人々を助けていくとリスクも膨れ上がりそうで心配ではあります。
フィーアも自覚していましたが、目の前の人を助けた結果死んでしまったら、今後は同じように困っている人を救えなくなる可能性があるというのが問題ですよね。
どれくらいなら魔人から覚られず、大聖女の力を使っていけるかがまだ分からないので、怖いところですよね…。フィーアは結構思い切り力を使っていますが、そろそろ周りの目をごまかすのも限界そうですよね。
次回から新しい展開に入っていくと思いますが、サザランドを救った後は今度はどこを救うのでしょうか?
~推しポイント・好きな場面~
カーティスが洞窟で起きたことを説明するときに、サザランドはフィーアのものだと領主(シリル)に向かっていったのも面白かったですし、驚いたフィーアがシリルにジュースを吹きかけてしまったところは笑ってしまいました。
カーティスの変わり具合と報告内容がめちゃくちゃすぎて、唖然としているシリルも面白かったですね。美形が困惑している姿は面白い笑。
~気になる伏線~
フィーアの死後についてですが、カーティスの反応からするとフィーアが見捨てられて死んだことを知っていそうだなと思いましたね。
カーティスはフィーアの言うことに対して、真偽を問い詰めたりしない性格なので納得したふりをしてくれましたが、もしカーティスが真実を知っていた場合は今後の展開に大きく影響が出そうですね。
~この巻の見どころ~
夜明けの光に照らされるフィーアの姿が一番の見どころかと思います。直前に犬かきができることを自慢していた少女だとは思えない感じでしたね。
セラフィーナであった時よりは幼い印象を受けましたが、もしこのページがカラーだったらさらに神々しさを感じられたのかもしれません。