ネタバレ注意
オルタンシアは隙あらば仕事をしようとするジェラールに船に一緒に乗ろうと言います。お付きのメイドと乗ってこいと言われましたが、オルタンシアは母から教えてもらった技でジェラールと一緒に乗ることに成功します。
演技とはいえお兄様好き好きムーブがすごすぎて、感情を表に出さないジェラールでも折れてしまうのがとっても良かったです。恥ずかしさを忍んで駄々をこねるオルタンシア、それを周りから見られているジェラール。ジェラールはどんな気持ちだったんでしょうか笑。
案の定、ギャンヌ夫人がジェラールの母の部屋に近い場所に立ち入るなと言ってきました。
ギャンヌ夫人、最後に余計なこと言わなければまだ許されたかもわからないのに、口は禍の元って感じですね。前回あれだけあからさまに敵の演出が出ていたので、ワンチャン味方かと思いましたが、バリバリの敵で笑ってしまいました。
そこでギャンヌ夫人がジェラールのことを不気味な子どもだと言ってました。船でジェラールが「俺といても、お前が楽しめるとは思わない」と言った理由は、母にもそういわれていたからだとオルタンシアは思います。
ある意味でのネグレクトですよね。大人しくしっかりとした子どもと捉えることは出来なかったのでしょうか。天真爛漫な女の子ならよかったのかもしれませんが、跡継ぎの為、男の子でなければなりませんし…。
コンスタンが言うには、ジェラールの母「カトリーヌ」は感情を表に出さないジェラールのことが気に障って、周囲に当たり散らすようになりました。
父が王都で愛人を囲っているという噂が耳に届くようになってからは、ますます荒れてジェラールへの態度もひどくなっていったとか。
両親に振り回されて可愛そうすぎるジェラール。悪い方向にグレなかっただけで超偉いですよね。
ジェラールは完全に感情を表に出すのをやめてしまい、事態を重く見た父は王都へ連れて帰ったそうです。
しかし、カトリーヌの精神状態は回復せず、病に蝕まれ、亡くなったとのことでした。
すべてが時すでに遅しって感じでしたね。こんなことがあれば両親が亡くなった際、涙が出ない、感情が動かないのは当然だと思います。
オルタンシアは凍り付いてしまったジェラールの心を溶かしていきたいと思いました。
少しづつジェラールも笑うようになってきてますよね!?このまま順調にいってほし~~です!また心を閉ざしてしまったら、今度こそ二度と凍った心を溶かすことができないでしょう。
ギャンヌ夫人、強キャラ感あったのに数話で退場したのには笑いましたね。しかも今後出てくる可能性なさそうだし…。まあ完全に悪い人ってわけでもなかったからか処刑はされませんでしたね。
公爵領への滞在中、ジェラールが仕事をしないように、母直伝”嘘泣き”を使ったりして、なんとか半分以上は休んでもらえました。
嘘泣きでジェラールをたじろがせたのはすごい技ですね。ジェラールの一番の弱点はオルタンシアですよね。また周りにオルタンシアには甘いことがばれたのも面白かったです。しかもそれを隠さず堂々としているのがまたいいんですよね。
父がいるヴェリデ領に帰ってきたら、季節は冬になっていました。
アナベルが言うには女神の生誕を祝う行事「冬至祭」が行われること、そして大聖堂で合唱するのですが、その中心で歌う女神役がオルタンシアにと司祭から指名がありました。
冬至祭当日、王族は参加しないと聞いていたのですが、ヴィクトルが合唱を見に来るとの情報が入ってきました。ですが、雪道で時間を取られたヴィクトルは、合唱に間に合うことがありませんでした。
おや?なんだかヴィクトルの様子が怪しくなってきましたね。これって半分ストーカー…いやいやまだセーフか。でも絶対好かれてますよね。妃候補一直線。
年が明け春になると、ジェラールは2年間学院へ全寮制で通うことになっていました。前世では何も思わなかったのですが今回は寂しいと思うようになりました。
ある日、オルタンシアは父に「新年の謁見」に連れていってもらえないかと頼みます。
「新年の謁見」とは?
冬至祭を過ぎ、新年を迎えると国内の貴族が一斉に王都に集まり、順々に国王に謁見し新年を祝う挨拶を述べること。
王宮へ来る途中、父の様子が少しおかしいことに気づきます。前世では数年後に病に倒れるのですが、王宮に居たオルタンシアは何があったのかは詳しくは知りませんでした。
病以外にも父が死んだ理由があるのでしょうか。何とかして守ってあげたいですよね!
王宮につくと当然王太子であるヴィクトルに遭遇してしまいました。妃候補にならないようにするためにはどうすればよいか考えていると、ジェラールが間に入り…?
あ~これはまずい。ヴィクトルが闇落ちする可能性がありますね。オルタンシアに対する態度が、ちょっと好きとかの言うレベルの執着じゃないですもんね。次の展開を読むのが怖いです!