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【狂気のシスコン!?】死に戻りの幸薄令嬢、今世では最恐ラスボスお兄様に溺愛されてます 2巻【やり直し系漫画】

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「死に戻りの幸薄令嬢、今世では最恐ラスボスお兄様に溺愛されてます。」の2巻レビューです。

オルタンシアジェラールからたくさんのプレゼントを贈られます。「ソルシエール」という王国内で随一の人気を誇るブランドの衣装をたくさん贈られます。

結果、空き部屋が衣裳部屋になったり、くまのぬいぐるみと一緒に寝ていると嬉しそうに話せば、数日後には、くまのぬいぐるみがたくさん贈られてきたりして困惑するオルタンシアでした。

言葉で伝えられないので、プレゼント作戦で仲良くなろうとするのが不器用で可愛らしいなと思いました。オルタンシアの笑顔にとことん弱いジェラールですね。表情はクールですが、行動がデレデレ溺愛すぎるので、彼の具体的で詳細な心情が知りたいです笑

父から呼び出され、教育係のアナベルからの評価が高いということで、社交界へ顔を出すことを提案されます。

味方を増やす為、オルタンシアは出席することにしました。

アナベルからの評価が高かったことも驚きましたね。なんとなくですがこの位出来て当然!みたいなイメージを持っていましたが、生まれを気にしないとても良い人だと分かりましたね。前世でも味方だったのではなかったのではないでしょうか。

前世では洗礼名が2文字だったため、挨拶をしても嘲られましたが、今回は6文字なので逆に媚びられるようになりました。

連日、お茶会に出席していると、ジェラールから「屋敷に来たばかりだからあまり無理はするな」と気遣われます。

前世の記憶でオルタンシアジェラールに嫌われている事実を思い出しますが、オルタンシアは前世でも今世でもジェラールのことが嫌いではありませんでした。

オルタンシアは前世で堂々としていたジェラールを尊敬していたとありますが、ジェラールも実質一人になってしまったようなものですから、精神状態は良くなかったでしょうね。今世では父が亡くなった後でも、オルタンシアが寄り添っていれば、激情を押さえることは出来そうですね。

ある日のお茶会に出席すると火事が発生して、どさくさに紛れて誘拐されてしまいます。

連れられた先は魔神崇拝教団のアジトでした。連れられた理由は王族に匹敵する洗礼名を受けたオルタンシア魔神の贄にするためでした。

オルタンシアは殺される一歩手前でジェラールに助けられます。

魔神は封印されているのは当然の事実だと思いましたが、高潔な人間を数人生贄にすることで魔神が復活するって結構条件緩くないですかね…。いやもちろん人命がかかっているので大変なことなんですが、その気になれば無理やり復活できそうですよね。ジェラールはどうやって魔神を復活させたのでしょうか?生贄に捧げる人間は全て殺していましたよね?少し気になりました。

誘拐騒動により心に傷を負ったオルタンシアは悪夢に起こされてしまい、庭を歩いているとジェラールに会います。ジェラールオルタンシアにこの家が居場所で、危険を脅かして来る奴は消してやると言ってくれたのでした。

オルタンシアジェラールの距離はかなり縮まりましたね。本当の兄妹よりお互いのことを思っているんじゃないでしょうか。ジェラールの膝で寝ていたオルタンシア…もうどっちも可愛かったですね。人前でオルタンシアを甘やかしているのを見せたのは初めてではないでしょうか。やっぱり客観的から見てもべたべたに甘やかしているという風に見えるようで。

段々とジェラールに心を開いて許していくオルタンシア、不器用だけどその心に寄り添ってあげているジェラール。あれ!?これオルタンシアのほうが心に寄り添って貰ってますよね!この先が大変だ…。

オルタンシアはまた次に予期せぬ危険に巻き込まれた時のために、強くなることにしました。

強い騎士になるために騎士団の訓練場でヴェリデ騎士団副団長「アンベール・テリエ」と出会い、剣を学びたいと言いますが、筋肉を鍛える必要があるという現実を突きつけられ、おそらく何年もかかると判断したオルタンシアは考え直すのでした。

騎士タンシアになるには時間が足りなさそうですよね。というかそんなのお兄様が許してくれなさそう!危険だからダメダメ!って口下手に伝えてくる様が簡単に想像できます笑

父から騎士団へを訪ねた理由を聞かれ、強くなりたいからというと、精霊界へ行き、精霊に助力してもらうといいと言われます。

精霊とは?
精霊とは別の世界に住む生き物であり、人より神に近いとされている。精霊が力を貸してくれるのは高貴な生まれだったり高潔な精神を持っている特別な人間だと相場が決まっている。

精霊界について図書室で調べていると、ジェラールに会い、「これからは何があっても俺がお前を守る」と言われ、精霊界へ行くことは必要ないと言われます。

兄妹というより恋人じゃね?と思いました。オルタンシアの気持ち次第で成立ですよね。

しかしオルタンシアは自分の手で未来を変えるため、ジェラールを守るため、精霊界へ行くことにしたのでした。

精霊界へ行くのは自分の為だと思っていましたが、ジェラールの為でもあると自然に言えたのはすごい進歩だと思いますよね。ジェラールはその言葉に一体どんな気持ちになったのだろうと気になりました。

1巻レビューについて

3巻レビューについて