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俺の死亡フラグが留まるところを知らない 4巻


ネタバレ注意

「俺の死亡フラグが留まるところを知らない」4巻についてレビューしていきます。

前回は、エリカの兄イツキと手合わせをした後、ハロルドが感傷していたところに、エリカから声をかけられたところからでしたね。

エリカに平手打ちの件を謝れましたが、ハロルドに対しては火に油だったみたいで、お互いに良い結果にはなりませんでしたね。ですが、エリカはハロルドを支える覚悟ができたシーンだったのではないでしょうか。ハロルドは好感度を下げるために、わざと冷たく接しているのに、エリカからの好感度は上がる一方のようで、つくづくハロルドの周りは、本人の思惑と真逆に動いてますね(笑)。ハロルドの信用を一番得ているのがタスクなのではないのでしょうか。当主とだけあって流石ですね。

そして、物語は3年進んで、ハロルドは討伐遠征に出ていました。3年経っただけあって大きいモンスターを圧倒していましたね。十分に対モンスターへの戦闘経験も積めているようですね。ハロルドは主人公と敵対する気はないので、対人戦、対モンスター戦どちらも経験しておかなければならないわけですね。

なので次は、対人戦の経験を積むために、闘技大会に参加することになりました。ここではBrave Heartsの主人公ライナーとの出会いがありました。エリカとコレットも出会い、はたしてこの2人は原作通りの関係になるのか気になりますね。エリカの心が大分ハロルドに寄っているので、完全に原作通りとはいかなそうですよね。

また、デルフィト(都市名)で原作でのお助けキャラに位置するコーディという人物に会うのですが、この人物は後にハロルドとまた出会うことになります。

闘技大会でライナーと対峙するハロルド、当然ハロルドがライナーの剣を一撃で壊すわけですが、ハロルドは主人公に対して戦う意思があるなら戦えと言います。主人公は見事ブレイブモードという新しい力を発動させることができ、無事ライナーを鍛える目的は果たせましたね。圧倒的な力を持つハロルドに、一時的ではありましたが引かせることができたブレイブモードというのは、流石主人公、とんでもスキルを持っていますね。どちらも子どもでこの強さなら、原作そのままなら簡単に世界を救えそうなものですが、順調にうまくいくのでしょうか。それとも当然敵も強化されるのでしょうか、気になるところですね。

1巻レビューについて

2巻レビューについて

3巻レビューについて

5巻レビューについて

漫画乙須ミツヤ
原作
キャラクター原案Aちき
価格718円+税
ページ数173ページ

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俺の死亡フラグが留まるところを知らない 3巻


ネタバレ注意

「俺の死亡フラグが留まるところを知らない」3巻についてレビューしていきます!

全巻のあらすじとしては、ゼンによってハロルドの計画を、エリカに聞かれてしまったところまででしたね!この結果が吉と出るか凶と出るか楽しみですね!

まず、ハロルドがクララとコレットを殺害していないことを聞いたエリカたちが、真偽を調べるためにブローシュ村へユノやユノの部下たちが向かいます。

ユノの部下では、クララから真相は聞き出せませんでしたが、ユノ本人はなかでも有能なようで、クララから秘密を聞き出すことに成功しました。

クララといいゼンといい、良かれと思ってやっていることなのでしょうが、計画がばらされるのは、ハロルドにとっては不本意なところでしょうね…。なかなか目の届かないところまで、秘密がもれないように動くのは不可能なことですね。

ハロルドは、タスク・スメラギにLP農法の存在を教えます。その内容はスメラギ家に一切不利のないものであり、また娘のエリカを救うことができることから、タスクはハロルドの提案を受けることになりました。エリカはとても魅力的な女の子だと思うのですが、ハロルドは全然興味なさそうな感じですよね。好感度を最低なものにしなければと言っていた通り、計画がばれるまでは、平手打ちをかまされるほどの嫌われっぷりでしたが…。エリカは主人公パーティーに不可欠な回復役らしいのですが、もしエリカがいなければ、他の回復役のキャラが出てくるんじゃないかなと個人的には思っています。

そしてハロルドは、対人戦用の経験を積むために、エリカの兄イツキ・スメラギと手合わせすることになります。勝負はハロルドの負けでしたが、おそらく実戦だったらハロルドが勝っていたでしょう。ハロルドは最後「剛打掌」を使うのですが、いつの間に体術を取得したのでしょうか。他にもハロルドにはまだ隠された戦闘能力がありそうですね。

そして最後は、ハロルドにエリカが…というところで終わってしまいます。
私は、次の4巻と5巻をまだ持ってなくて、注文している最中なので、届き次第レビューしたいと思います!

1巻レビューについて

2巻レビューについて

4巻レビューについて

5巻レビューについて

漫画乙須ミツヤ
原作
キャラクター原案Aちき
価格700円+税
ページ数174ページ
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漫画

俺の死亡フラグが留まるところを知らない 2巻


ネタバレ注意

今回は、引き続き「俺の死亡フラグが留まるところを知らない」の2巻を紹介していきます。

前回は、許嫁であるエリカ・スメラギに会い、スメラギ家当主であるタスク・スメラギを味方に引き入れるため、瘴気に対抗する手段を記した手紙をエリカに渡したらエリカがハロルドのところへ会いに来た、というところまででしたね。

ハロルドの渡した手紙の内容は、どうやら成功したみたいで、なんやかんやでエリカとユノがストークス領に居座ることに。このシーンでは、エリカの計算高いというか図太さが垣間見えるところでしたね。しらじらしくキョトンとするエリカ、可愛かったですね。

どうやら、ハロルドが誰かに利用されているか、裏で誰かとつながっているのではと疑いをもたれていて、こっそり観察されることになってしまいました。ユノがまさか偵察ができる人だとは思いませんでしたね。ほんわかとした感じだったので、ただのお付きの人だと思っていました。武器を持って怪しく話すシーンは、必殺仕事人を彷彿させられました。

ストークス家の嫌われようを見て、憔悴するエリカ、ハロルドが親子を殺したかもしれないという事実に平手打ちをかましたり、エリカの心揺さぶられるシーンが多く描かれていましたね。

また、ハロルドとエリカのためにゼンによって、ハロルドの計画をエリカに聞かれてしまいました。事実を知ったエリカはどういう行動に出るのか、楽しみですね!

1巻レビューについて

3巻レビューについて

4巻レビューについて

5巻レビューについて

漫画乙須ミツヤ
原作
キャラクター原案Aちき
価格700円+税
ページ数155ページ
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漫画

俺の死亡フラグが留まるところを知らない 1巻


今回、紹介させていただくのは、「俺の死亡フラグが留まるところを知らない」です。

今作の主人公は、どこにでもいる日本の大学生「平沢一希」が、テレビ用ゲームソフトBrave Heartsの中のキャラクター、ストークス家の長男ハロルドとして、生きていくという漫画です。

ハロルド・ストークスのゲーム内の立ち位置で言うと、まさに最悪な性格であることから、ユーザーにも嫌われていて、8年後に破滅する大変なキャラクターになってしまった!というところから始まります。

よって、ハロルドは破滅を回避するために、原作のBrave Heartsのシナリオに沿いながら、自身の行動を少しづつ、原作のような非道な行動を避けて生きていきます。

そこで問題になるのが、ハロルドの両親です。ハロルドとの仲は至って良好なのですが、貴族以外を人間とは見なさず、領民を苦しめているので、両親とともに行動していたら、おそらく破滅してしまうでしょう。なので、両親に怪しまれないように水面下でハロルドはゲームの知識を使って、対策していきます。

この漫画の良かったところをまとめていきたいと思います。

良かった点

①主人公のキャラが原作と極力ぶれないようになっている。

これは、ハロルドが原作と乖離しないように立ち回っているのもありますが、面白いのが、口調が尊大になってしまうという謎の力が働いていて、悪役になりきれていてとてもかっこいいです。

②ハロルドの周りの人間が、今のところ善人が多い

最初からいきなり、敵になるような人間が出るわけでもないので、忙しくもじっくりと計画を進められているので、見ていて気持ちがいいです。

③ハロルドの立ち位置

個人的な好みなのですが、ラスボスよりも中ボスで、しかも単体のボスというのが、新しくていいなと思いました。Brave Heartsの主人公と対峙するシーンが楽しみです。

今回、珍しく残念だなーと思ったところはありませんでした。

総評としては、自分としてはドストライクな作品で、かっこいい主人公や可愛い女の子キャラ、面白いストーリーの3拍子がそろっているので、ぜひ読んでみて下さい!

2巻レビューについて

3巻レビューについて

4巻レビューについて

5巻レビューについて

漫画乙須ミツヤ
原作
キャラクター原案Aちき
価格700円+税
ページ数158ページ
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健康

発達障害、うつサバイバーのバク@精神科医が明かす 生きづらいがラクになる ゆるメンタル練習帳 -そこそこ幸福に生きる40のコツ


今回は、健康には欠かせないメンタルについての本を紹介していきます。

この本はtwitterなどで、よくつぶやかれている、バク先生が書かれたものです。

内容としてはがんばりすぎずに、周囲に溶け込む「擬態」というのが主なテーマとなっており、楽に擬態できるようになるテクニックやコツを伝授していただけます。

本のタイトルのように、バク先生自身が適応障害やトランスジェンダーであったりするので、実際の著者の経験談や、擬態するための努力や方法などが記載されていました。

また、著者以外にも受診された多くの患者さんのエピソードが豊富であり、自分自身がこの患者と同じ悩みを持っているので、ここは助かる!といった内容もあり、とても参考になりました。

ここで、この本について良かった点と残念な点についてまとめます。

良かった点

①著者や多くの患者のエピソードがある

これは前述したように、たくさんの例が記載されているので、近しい悩みを見つけることができるのが、良い点だと思いました。

②わかりやすい絵が多い

文章の最後辺りに、絵が挿入されているのですが、簡単にいうとこんな感じですよーというのが伝わりやすい絵だと思いました。

③クエスチョンに対してアンサーが明確

ここはどうしたら良いですか?という点について、~~してみて下さい。という回答がしっかりしていました。

④気軽に実践できることが多い

こういう類の本は、こうしてみて下さい!というこうしての部分が、ハードルが高かったり、お金がかかるものが多いのでですが、この本に書かれていることは、簡単に始められて(心構え)、かつできることからやっていけばよいとのことなので、実生活に効果が反映されやすいと思います。

⑤口調が優しい

精神科医の先生ですから、当たり前なのかもしれませんが、優しく語りかけてくれるような分で、とても落ち着きながら読むことができました。

残念な点

①少し矛盾がある?

「1番悪いことを想定しておけば、現実はそれよりマシ」という考え方をお薦めしないと予期不安の章で書かれていたのですが、自己否定イメージトレーニングという面接の話で、「自分は運が悪いので、嫌な面接官に当たっても、予想通りだな」と思うと、マシです。と書かれていたので、少し矛盾しているのではないか?と思いました。

②疑問点がある

やってみたいことは、とりあえず一回やってみる。言い訳してやらないと後悔する。とあったのですが、何度も色んなことをやってみて、手ごたえを感じなかったら、挑戦しなくなるのではないか?というところに関して、知りたかったです。

総評として、現在仕事やプライベートで常に不安や生きづらさを感じている人には、読んでみて損はない本だと思いますので、ぜひ読んでみて下さいね。

著者バク@精神科医
発行所ダイヤモンド社
価格1400円+税
ページ数262ページ