今回紹介するのは「暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが」です。
物語の始まり方としては、漫画でも言われている通り学校にいる最中にクラスごと異世界へ召喚されるといったテンプレな感じです。しかし。タイトルでも書いてあるように主人公は勇者ではなく暗殺者として召喚されます。もちろん他のクラスメイトもいるので、他のキャラが勇者として召喚されているのですが、勇者と比べても1桁高いというとんでもないステータスになっていました。
しかし、召喚されたばかりの勇者たちはこの世界の状況を全く知らない状態です。果たして暗殺者ある主人公織田晶は、この秘密に気づくことができるのでしょうか。
また、どうやら城の内部も一枚岩ではないらしく、主人公を助ける陣営と害となる陣営がいるようです。
クラスメイトでダンジョンに潜って、モンスターと戦ったりするのですが、そこで勇者に変化がおきたり、1巻目にして重要な人物が殺されてしまうなど、色々なことがおきます。
最終的に主人公は1人になるのですが、この世界でどう生きのびて新たな目的を達成できるのか、楽しみです。
ここで、良かった点と残念だった点について述べていきます。
良かった点
①主人公が気配を消せる
こういう漫画において、他のキャラにばれずに行動できるというのは、話的にも面白い展開にしやすいと思います。また、主人公だけ情報を得られたり異世界系へのチート能力としては文句ないスキルのひとつと言えるでしょう。
②主人公に成長する伸びしろがある
確かに主人公は最強なのですが、あくまで人族の中ではらしくレベルも1ということでどんどん強くなっていくさまが見られそうでGOODですね!
残念な点
①クラスメイトのなかに主人公と親しい女の子がいない
少し意外だったのが、主人公は基本ひとりで生活していたためか、女友達がいなかったという展開でした。もちろん後で、実は主人公のことを心配していましたというキャラが出てくるかもしれませんが…
漫画 | 合鴨ひろゆき |
原作 | 赤井まつり |
キャラクター原案 | 東西 |
価格 | 640円+税 |
ページ数 |