Categories
漫画

【運否天賦・復讐】4度目は嫌な死属性魔術師【転生系漫画】 2巻

ネタバレ注意


「4度目は嫌な死属性魔術師の2巻レビューです。

オルビーたちを捕らえたヴァンダルーは、準男爵、騎士団、高司祭、神殿騎士について聞き出します。五色の刃やゴルダン高司祭のことを考えると、森から抜け出すことは出来ないと予想します。

オルビーたちに日本語が通ずることから、過去に異世界から日本人の転生者、しかも勇者がいるということが分かりましたね。まだ生きているんでしょうか。流石に死んでいそうなのでワンチャンアンデットとして仲間にできそうですね!ゴルダン高司祭はゴリゴリのパワータイプっぽいですね。確かに今の戦力では手も足も出ないでしょう。

五色の刃たちがいなくなるまで耐えることができましたが、旅に出るには体が幼すぎるので、その間に戦力強化することにしました。

ヴァンダルーは自分で経験値を得られない代わりに、アンデッドたちが敵を倒すことで、両方に経験値が入ることに気づきました。

自力でレベルはあげれないけど、アンデットを介して上げられるなら全然問題なさそうですね。MMORPGでいうヒーラーみたいなものでしょうからね。希望が見えてきましたね!

1歳の誕生日に骨たちのレベルが100、そしてモンスターのランクが3になりました。しかし冒険者から見ればまだまだ雑魚なので、さらなる強化のために山賊を狩ることにしました。

誕生日のシーン、骨たちが可愛くて好きです。しかも、リビングボーンからボーンアニマル、スケルトンに進化という頼もしい味方にもなっていますし、この5体いいキャラしてますね。

自分や娘たちを殺された霊体の「サム」によって、山賊の居場所を教えてもらい、奇襲を仕掛けることに成功しました。

奇襲のシーンのスケルトンソルジャーかっこよすぎた。過去に襲った山賊の装備なのでしょうか。個人的に武装してる魔物って好きなんですよね笑。

山賊を全員殺した後、小屋の地下に居た行商人を助けました。

この世界で初めて善行をしたわけですが、ロドコルテはどう考えるのでしょうか。ヴァンダルーは害のない人間には何もしないと思いますから、基本的には善ですよね。山賊狩りも正直善行ですし。

サムの恨みを晴らしたヴァンダルーサムと娘たちが仕えることになり、サムは馬車を動かしてくれるようになり、移動が可能になりました。

サムもその娘たちも味方になったのは大きいですね。特にサムは生前の姿を保っていて、馬車も動かせる。心強すぎますね。娘たちはまだ生前の姿に戻るには時間が必要そうですね。死に方があまりにも悲惨でしたから仕方ないですね…。

後日、町に毎晩ゴーレムの仕込みをして、ある日街を崩壊させました。しかし、ヴァンダルーは町の人を一人も殺さないのでした。

すごい大きなゴーレムを何体も作り出したわけですが、この後彼らはどうしたんでしょうね笑

ダルシア」が死んでしまったため、ヴァンダルーがダークエルフの子どもだと証明できないため、アルダを国教としているアミッド帝国と敵対しているオルバウム選王国にむかおうとしましたが、途中で出会った霊によると、近々戦争が起こるということが分かりました。

移動中に淡々と「ゴブリンをひき殺しておきました」というサムに笑いました。強すぎる。

見た目が魔物の集団なヴァンダルーたちは国境から入ることが難しくなったため、危険地帯と言われる南部を抜けていくことにしました。

堕ちた勇者ザッカートという名が出てきましたが、「堕ちた」とはどういうことなのでしょうか。女神ヴィダとアンデット化したザッカートとありましたがそういうことなのでしょうか?魔王が倒されたこの世界にもまだまだ謎の闇が残っていそうですね。

その途中ダンジョンを見つけて、さらなる戦力強化のためにダンジョンを攻略することにしたのでした。

1巻レビューについて

3巻レビューについて

amazon版

Categories
漫画

【運否天賦・復讐】4度目は嫌な死属性魔術師【転生系漫画】 1巻


今回紹介するのは「4度目は嫌な死属性魔術師」です。

県立八坂高校の生徒で、主人公の「天宮博人」は修学旅行中に乗船したフェリーがテロリストの仕掛けた爆弾によって沈没し、生徒全員とともに死亡します。

死後の世界?に飛ばされていた生徒たちは、突如現れた「ロドコルテ」という神に異世界転生の提案がされます。

異世界に転生した場合はロドコルテから、特別な力と新たな運命と幸運が与えられると言います。

博人はロクな人生でなかったことを思い返していると、途中「雨宮寛人」という聞いたことのない自分にそっくりな人物が、膨大な数の力を受け取っていました。

ロドコルテが間違えて雨宮寛人天宮博人の分の特別な力や幸運を与えてしまったので、博人は不幸な人生が確定なまま、異世界「オリジン」へ転生させられたのですが、そこで非人道的な実験材料にされ、「死属性魔術」に目覚めます。体の自由を奪われていた博人は、実験で殺されることで自由を得るのですが、転生した生徒たちに殺されてしまいます。とどめを雨宮寛人と前世で命がけで助けた「成瀬成美」に刺されます。

死んでしまった博人は再びロドコルテのとこへ飛ばされ、3度目の転生「ラムダ」へ転生させられますが、復讐を望んだ博人はまたもロドコルテからなにも力を与えられず、早々に自害することを望まれます。

ラムダ」に吸血鬼の父親とダークエルフの母「ダルシア」の子ども「ヴァンダルー」として生まれます。前世と違いダルシアは子供想いのいい母親だったのですが、町へ出かけてダークエルフの里に逃げる方法を探している所を殺されてしまいます。幽霊になったダルシアを遺骨に霊体だけ入れて隠れ家に帰るのでした。

ダルシアを売ったオルビーたちが隠れ家に来て…?

良かった点

①復讐する要素がこれでもかというくらい詰まっている

実験、迫害と多くの人間にあらゆる悪意を向けられたので、これから先どのくらい復讐するのか楽しみです。個人的にはだれに対しても容赦なく思いっきりやっちゃってほしいですね!

残念な点

①展開がかわいそうすぎて読むのが辛かった

私は自己移入しがちなところもあって、こういう最初にひどい目に合う復讐系は読むのが苦手なのですが、その中でもこの主人公は群を抜いて悲惨な目にあっていると思います。

2巻レビューについて

Categories
漫画

【形勢逆転!?】追放された悪役令嬢は断罪を満喫する【転生系漫画】 3巻

ネタバレ注意


「追放された悪役令嬢は断罪を満喫する」3巻レビューです。

ディアナ(以下ディア)はバート(以下ランベルト)からアレク(アレクシス)がエンブルグ王国学院に通うことを聞かされました。

学院の裏側で一息ついているとアレクと会いました。そこで話をするのですが、アレクルートの好感度マックスのスチルが発生し、ディアは無自覚にアレクを攻略していたことに気づくのでした。

ソフィアより先にアレクシスを攻略していたから断罪イベントでディアナの味方になったというわけですね。ソフィアはアレクシスの悩みを聞けなかったことから攻略できてないことに気づきそうなものですが、ソフィアにとって優先度が低いキャラだったのでしょうか。

アレクと別れた後、平民の女の子が貴族の女集団にいじめられている所に遭遇します。どうやらエンブルグ王国の王子に近づいたため、王子の婚約者「エレオノーラ」の取り巻きに絡まれているようでした。ディアは見て見ぬふりができず、ランベルトの名を借りて女集団を引かせることができました。

ゲームの世界ではどこの世界もヒロインがいじめられるという展開が起こるというテンプレートにまた出会ってしまうというディア。仕方ないとはいえ結局関わってしまったディアはもう平穏な学院生活を送れることはなさそうですね笑

いじめられていた女の子は「ローザ」と言い、礼を言われるのですがそこに王子とランベルトが来て、取り巻きに「ランベルト様に学院を案内頂く」と言ったのを聞かれていたようで、ランベルトはその言葉通りにディアを案内するのでした。

ローザはヒロインポジションみたいですが、今のところ性格が悪そうには見えませんし、無害そうに見えますね。というか王子もランベルトも見ていたのなら早く止めてよ!と思いました。ランベルトが言うには、ああいう場には男が出てくると余計こじれると言ってましたが、どっちにしても同じだと思います。結局はディアを巻き込んでしまっただけでは…笑

アメティス家エンブルグ王国内タウンハウスで、護衛のメイド「ハンナ」と情報屋の「クイーヴ」と話をしていました。街巡りの際の護衛にハンナもついていくというのですが、今回は大丈夫ということで「クイーヴ」と二人で行くことにしました。

クイーヴは宿の出資者として支援したディアの兄「シルヴィオ」とセドナとクイーヴで飲み明かした際、意気投合して紹介されたとありますが、二人がアメティス家の諜報部員になったということを考えるとディアのことで盛り上がったんだろうなあと思いました。

街巡りを始めて数時間後、店で食事をしている時に「クイーヴ」から学院で気になることがないか報告してくれと言われて、裏庭でいじめが起きていたことを話しました。クイーヴから『「悪役令嬢」ってなんだ』と聞かれ、悪役令嬢の説明をするのですが、なぜそのことについて聞いてくるのかと逆に質問すると、どうやら過去にエンブルグ王国で護衛していた家の令嬢が言っていたといいました。

ディア、ソフィア以外にも転生者がいることが確定しましたね。それがヒロインなのか悪役令嬢なのか両方なのか気になりますね。

後日、学園でエレオノーラの取り巻きがクラスまで押しかけてくるのですが、「ロ三ルダ=エクハルト」という女の子がその場から連れ出してくれました。彼女は商家の生まれで、貴族がなぜ経営クラスに留学するか知りたくて、ディアの態度から友達になりたいと思っていたといいます。

ロミルダと次の授業に行くとダンス実習に授業変更になっていました。どうやら取り巻き達が教師と手を組んで、ユエール王国の難曲を踊らされるのですが、そこにランベルトが来て一緒に踊ることになりました。ダンスが上手な二人は無事その場を切り抜けるのでした。そこに王子とエレオノーラも現れ、エンブルグ王国の難曲を踊ってみせるのでした。

3人は授業を抜けたのか分かりませんが、なぜこの場に現れたのでしょうか?ゲームのご都合的展開がまだ残っているようですね。あとランベルトが踊るのは理解できますが、王子たちも踊ったのは結構謎で面白かったです。

ローザ・ユリアーネはゲームでの「ソフィア」と「ランベルト」とのダンススチルを知っていたようで…?

2巻レビューについて

4巻レビューについて

Categories
漫画

【形勢逆転!?】追放された悪役令嬢は断罪を満喫する【転生系漫画】 2巻

ネタバレ注意


「追放された悪役令嬢は断罪を満喫する」の2巻レビューです。

バートは、ディアナが娼館へ送られる前に「コール子爵」の名前を使って娼館に匿わせるように手配しました。その後サフィーロの従者をやめ、ディアナと接触したアレクシスを訪ねに行きました。バートはアレクシスが側近を退いた事実から、ディアナ側であることを確認し、情報共有をしていました。

ヒロイン役は「ソフィア=モルガナ」という名前だそうですね。どうやら攻略対象全員に好意を振りまいていたみたいですが、アレクシスとバートには全く通用しなかったみたいですね。アレクシスはディアナがサフィーロに興味がない事や、事実嫌がらせをしていないことから攻略できなかったようですが、バートはなぜ攻略されなかったのでしょうか。

国王から全員にディアナとサフィーロの婚約破棄についての正式な発表がありました。

そこでは、サフィーロは責任として廃嫡になり、第2王子のジェダイトに王位継承権が移りました。さらにバートとアレクシスが、ソフィアがディアナに冤罪をかけたことを明らかにします。

追い詰められたソフィアは本性を現し、「なぜシナリオ通りにならない」と暴れまわります。実はソフィアも転生者だったのでした。アレクシスとバートが来た時も「二人がいないと逆ハーじゃない」とも言っていました。

まさか、ヒロインも転生者だったとは驚きです。しかもたちの悪いことに逆ハーレムエンドを選ぶとは欲望にまみれていますね。まあ逆ハールートを選んだせいで自滅したという可能性もありますが…。

ソフィアの中身は別人であり、ディアナがやっていないいじめをでっちあげて、故意に嵌めていたのです。つまり、ゲームの強制力なんてものはなく、全てソフィアによって仕組まれていたということです。

この1連のシーンのソフィアの取り乱し方はすごかったですね。目がかっぴらいて妖怪か怪獣と化してますよね。というかよくこの性格でマメに攻略できたな、と思ってしまいました。確かにこの状況は絶望的ですがここまで暴れられる暴君にはリアルで攻略していくというのは無理がありそうですよね笑

ディアナが初めに敵対したキャラは、「ヒロイン」という最強の役職を持っていましたが、ディアナも同じ「転生者」だということを知らなかったというイレギュラーを引いたせいで、まさかの即戦線離脱…!早い段階でこちらが転生者ということがばれていたら勝ち目は薄かったでしょう。

裁定の後日サフィーロやソフィア側だった側近とソフィア自身は刑を執行され『それぞれの相応しい場所」へと送られたと聞きました。一方でディアナはオーナーをしていた娼館は取り潰して宿屋にし、娼婦たちを新しい宿屋の従業員にさせるのでした。

シナリオから解放されたディアナは「ディアナ=アメティス公爵令嬢」としてではなく、高い水準の教育を受けるため、バートの紹介で子爵令嬢「ディア=ヴォルター」としてエンブルグ国の国立学院に1年間留学することにしました。

経営学を勉強するらしいのですが、前に娼館のオーナーをやっていたこともあり、ディアナは経営に興味があるのでしょうか?

港町ヴァプールでバートと落ち合うのですが、バートが従者を紹介したいといい、連れてきたのは何とアレクシスでした。彼は断罪に関わった責任を取ったのですが、サフィーロを慰留させていたこともあり、その折衷案として「アレク=ブラウ」として、従者になったということでした。

次回からはエンブルグ王国学院生活編が始まります!

乙女ゲームのシナリオを終えた今、これからどうなっていくのでしょうか。タイトル通りなら断罪を満喫したと思うのですが、断罪後の生活も満喫するということなのでしょうか?今後の展開が全く予想できないので楽しみです!

1巻レビューについて

3巻レビューについて

Categories
漫画

【形勢逆転!?】追放された悪役令嬢は断罪を満喫する【転生系漫画】 1巻


今回紹介するのは「追放された悪役令嬢は断罪を満喫する」です。

主人公「ディアナ=アメティス」は一般人としての前世の記憶を持っている状態で、ユメール王国の侯爵家の長女といて生まれました。

「ディアナ」とは、乙女ゲームの悪役令嬢であり、最終的に学園卒業パーティで断罪されて娼館送りになってしまうというキャラでした。

ディアナはゲームのシナリオでは、第一王子の「サフィーロ=ユエール」の婚約者となり、その後ヒロインの男爵令嬢とサフィーロが出会うと、サフィーロを含めた攻略対象たちがヒロインに夢中になり、ヒロインに嫌がらせをしたという罪でディアナは「王子を奪われて嫉妬に狂った侯爵令嬢」として断罪されてしまいます。

ゲームの強制力によるものなのか、婚約破棄することは出来ず、ディアナは卒業パーティでサフィーロに婚約破棄されてしまいます。

しかし、婚約破棄までは抗えないがエンディングの断罪後の展開は変えられると気づき、追放される娼館を既に自分のものにすることで、娼婦ではなくオーナーとして生きることに成功するのでした。

オーナーになってまもなく、娼館のまとめ役である「セドナ」から、攻略対象の一人であり宰相子息である「アレクシス=ラズライト」が訪ねてきて、笑顔という名の圧力にそのことを話してしまいます。

王子の従者であり自分を心配してくれた「バート」が、実は隣国の貴族「ランベルト=コール(アドルフ)」であったり、婚約破棄について知らなかった国王たちが味方に付いたようで…?

ゲームの冤罪エンディングの世界をディアナはこれからどう生きるのか、楽しみな漫画です!

良かった点

①主人公が魅力的

乙女ゲームは前世で親友に勧められていただけなので推しなどはいなく、ただ効率的に攻略していたのですが、そのためかディアナは恋愛には何の執着もないようで、淡々としたそれでいて可愛いところもあるといった魅力的な主人公となっています!

②繊細できれいな絵

この漫画の女性は伏し目がちで描かれていることが多いのですが、髪形の毛や目の大きさの差異などが個人的にとても好きで、特に主人公は綺麗な人形みたいで絵を見ているだけでも楽しいです。(もちろんお話もとっても面白いのですが)

残念な点というより(疑問点)

①この後は逆転して終わりなのか?

ディアナがひどい目にあったというのが明確すぎるため、これから王子たちはただ沈んで終わるという展開を予想したのですが、そうすると一体この話はこれから代わり映えのしない展開なのでは?という心配が浮かびました。

2巻レビューについて