ネタバレ注意
「回復役の悪役令嬢」の2巻レビューです。
無事「エルンゴアの楽園」の隠し通路を見つけ、道中、宝箱を見つけますが、中にはシャーロットも見たことがないアイテムが入っていていました。
他には「属性付きの短剣」「お金」「回復薬」しか入っておらず、宝箱が光った理由が分かりませんでした。
リアズには開封可能数が1回限りの初回宝箱と、再び出現する通常宝箱の2種類が存在しているようですが、それは各プレイヤーに1回ずつ権利があるんですかね?
それともダンジョンを初踏破したプレイヤーしかもらえないアイテムだったらかなり格差が付きそうなゲームですよね。
シャーロットが前世「リアズ」のゲームでも目にしたことがなかった古いレリーフのようなものは何なのでしょうか?転生した原因に関するものだと予想しますが…。
「<賢者>エルンゴアの屋敷」についたシャーロットたちは、さっそく中に入ろうとします。
しかし、門は勝手に開けてはいけなかったようで、物理攻撃が無効になるモンスター「ゴースト」が出現しました。
属性付きの魔法攻撃なら通用すると伝えてリーナとルーナに討伐してもらったのでした。
よく考えたらこの勇者PT、ヒーラーが居ませんね。今までどう戦ってきたんだろう。
魔法の威力を見る限り、パワーでごり押していた感じに見受けられますね笑
フレイたちがこのダンジョンを攻略する理由は、伝説の薬草「楽園の雫」を手に入れるために来たというので、裏手にある薬草園で採取できると教えたのでした。
採取する前に、お腹がすいたシャーロット達はトルテの料理を食べ、薬草園に向かうのでした。
「リアズ」の情報を無暗に明かしたくないシャーロットでしたが、どうやらかなり危険な容体なトルテの妹の為、仲間と受け入れてくれた恩返しにゲームの知識から見つけたのでした。
上質な楽園の土を持ち帰る準備をしていると、トルテからケットシーの村へ一緒に来てほしいと言われます。
ケットシーの村は、特定のクエストでしか入れない幻のエリアだったこともあり、行くことにしました。
トルテは妹のことが心配で気が気でなかったと思うのですが、明るくふるまえていていい子だなと思いました。ケットシーだったのですね。1家に1トルテですね。
シャーロットが楽園の雫を知っていたことに対して、詮索しないフレイは流石勇者と言う感じがしましたね。個人的に好きなシーンです。
フレイたちの目的は薬草の採取でしたが、シャーロットはダンジョン最奥部にいるボス「エルンゴアの亡霊」とソロで戦うことにします。
振り分けられたスキルポイントが元に戻り、再振り分けができるようになる「スキルリセットポーション」を作り、アンデッド系のモンスターのみダメージを与える攻撃スキル「ホーリーヒール」を習得したのでした。
多彩な高火力攻撃に耐えつつも、少しずつダメージを与えていくシャーロットでしたが、エルンゴアの亡霊が回復ポーションを飲もうとしていました。
その隙に聖都で準備した「聖水」を使い、敵の防御力を下げ、勝つことができたのでした。
命がかかっているのに、格上のボスに単独で挑むのはすごい胆力だなと思いました。行動パターンを知っていても、普通の人間ならソロで討伐にはいかないでしょう。まあ「リアズ」の情報を知っていることを明かせないから仕方がないのですが。
相手の攻撃を分単位で覚えていてめちゃくちゃやりこんでいるなと思いました。「リアズ」はゴリゴリのアクションゲームでもあったんですね。
討伐成功により、5レベルアップに「嘆きの宝玉」「薬草」「芽吹きの杖」をドロップしたのでした。
「エルンゴアの亡霊」を倒した後に探索できる隠し部屋で、初回宝箱から「慈愛シリーズ」の防具を手に入れたのでした。
「芽吹きの杖」や「慈愛シリーズ」の防具でレベル以上に強化されましたね。次に戦う時が楽しみです。
早朝、シャーロットは「楽園の雫」をいつでもどこでも採取できるようにするため、手頃な植木鉢に土と種を植えたのでした。
ゲームでは水中に咲く花が手に入ることを思い出したので、水中世界へダイブしたシャーロットでした。
何のためらいもなく池に飛び込むシャーロット。やりたい放題してますね!すごい笑