Categories
漫画

ぼっち旅 ~人見知りマンガ家のときめき絶景スケッチ~ レビュー


今回紹介するのは「ぼっち旅 ~人見知りマンガ家のときめき絶景スケッチ~」です。

この漫画は「一人旅」「観光」「実体験」という設定が好きな方におススメできる作品です。

漫画家の「鳶田ハジメさん」が一人旅にハマってしまい、色々な名所を訪れたことを漫画に描いてみたという内容でした。

沖縄ー西表島」、「北海道」、「福井・東尋坊」、「伊豆大島」の4か所について描かれていました。

人間嫌いなところがあるらしく、ひとり旅の、自分の感覚やペースを大事にでき、思いがけない出会いや非日常体験ができる自由気ままなところが好きだそうです。

良かった点

①風景の書き込みが細かく綺麗である点

特に自然が巧みに表現されており、木々や海や岩などが迫力があり、読んでいて良い旅体験ができました。

観光名所や街の雰囲気なども分かりやすくて良かったです!

②一つ一つに細かい説明がついている

テーマにしているものや場所にもれなく説明がついており、読みやすく分かりやすかったので快適に読み進めることができました。

また、おまけページがあり、本編で紹介されなかったものも紹介してくれていて満足度が高かったです。

③北から南のお話なので、話の雰囲気がガラッと変わっていて面白かった。

夏の温かい海や砂浜から、冬の寒い海や雪景色という1話ごとの差が大きかったので、常に新鮮な気持ちでワクワクしながら読めました!

気になる点

①作者の性別が分かりづらかった

後々読み進めていけば女性だとわかるのですが、結構分かりづらく話の流れがつかみにくいところがありました。

Categories
漫画

薬で幼くなったおかげで冷酷侯爵様に拾われました -捨てられ聖女は錬金術師に戻ります- 2巻 感想

ネタバレ注意


「薬で幼くなったおかげで冷酷侯爵様に拾われました -捨てられ聖女は錬金術師に戻ります-」の2巻の感想です。

実際にディアージュに魔力石を作って見せたリズ。魔力石の価格をリズは相場の5分の1の銀貨5枚で提供すると言いましたが、ディアージュは15枚でいいと言いました。

その後、リズが「お金がたくさんありすぎても、使い道が思いつきません!」と言って、そのセリフ自体も可愛くて面白かったのですが、ディアージュもそれを聞いて驚いて固まっていたのは面白かったです。

精霊が居なくなり、生産ペースが落ちて困っていたところに、魔王の秘薬の瓶からラーフェン王国の魔王「レド」が出てきて、魔力図や調合法を教わることができるようになりました。

リズを驚かせないように猫型の姿で出てきたことや、リズを見込んで魔法で助けたり色々教えてくれたりと、「魔王」と言ってもあまり人間を害さない存在みたいですね。

リズに対してディアージュは心を開いたのか、笑いかけてくれるようになりましたね。純粋な子供かつ本心が知れたリズになら心を許しやすかったのでしょうか。リズも人間不信気味ですから、互いに支え合えるといいですね。

精霊、魔力の偏りはいずれ元に戻る、なんなら反動があると言っていたので、アリアがこの先どうなるのか楽しみですね。

なんとシェリーズの姿に戻ってしまったリズ。間一髪その後すぐにリズの姿に戻りましたが、その現場をディアージュはしっかり見たので、次巻がどうなるのかが気になります!

1巻レビューについて

Categories
漫画

バッドエンド確定の政略結婚に使われたモブ伯爵令嬢、転生知識持ち元クズ旦那さまとこの世界を救います 1巻 レビュー


今回紹介するのは「バッドエンド確定の政略結婚に使われたモブ伯爵令嬢、転生知識持ち元クズ旦那さまとこの世界を救います」です。

この漫画は「転生系」「男性側視点」「悪役」という設定が好きな方におススメできる作品です。

フローラ・オーディエント・エヴィデンシア」は、悪名高い「グラードル・アンデ・ルブレン」と政略結婚することになりました。

フローラの家”エヴィデンシア家”は、オルトラント王国から貰った由緒正しい貴族でした。しかし法務卿であった祖父がバレンシオ伯爵の国費横領の容疑を告発しましたが、別の犯人が見つかり、判断能力を疑われ失脚しました。

一方ルブレン家は、商人の家から一代で財をなして侯爵になった貴族でした。

エヴィデンシア家にルブレン家からの政略結婚の申し出があり、困窮しているエヴィデンシア家は断れる状況ではなく、仕方なくフローラを差し出すことになってしまいました。

グラードルは財力をひけらかし脅すようなことをしたり、女性を見るといやらしい笑みを浮かべるという悪評ぶりでしたが、フローラが実際に会ってみると、グラードルは気遣いができて礼儀正しい人物でした。

その理由はグラードルは初陣で落馬した際、前世の記憶が甦ったからでした。

グラードルは前世で警察官を目指していて、道で悪漢から女の子を助けて死亡しました。

そのため、この世界が男性向けアドベンチャーゲーム『白竜の愛し子』であり、自分がヒロインを惑わす当て馬キャラだということを把握しました。

フローラは聡明で思いやりのある性格をしており、グラードルは一目ぼれしたフローラと二人でエヴィデンシア家を良い方向に導いていくことにしたのでした。

良かった点

①珍しい悪役が男性のパターン

悪役シリーズは令嬢主人公がメジャーだと思っているので、このジャンルで同じ性別である男性が主人公というのは嬉しいです。

さらに前世が警察官を目指す善人ということもあって、自制も効くところが良かったです。転生前グラードルは女性を軽視しているのに対して、転生後グラードルは丁重に扱うという正反対さも面白いなと思いました。

②フローラの魅力

外見的な美しさより、内面的な美しさと聡明さを持った女性がパートナーというのは心強く、グラードルによってどんどん心が強くなっていく点が良いと思いました。

というか、そもそもフローラのキャラデザが可愛いです笑

③グラードルの悪評

元がマイナスだとあとは見返す展開だけなので、今後の爽快なシーンが楽しみです!

気になる点

①フローラに人間味を感じない

あまりにいい子過ぎるので、少し読んでいて違和感がありました。もちろん悪いわけではなく魅力的なヒロインですので、そこは良いと思いました。

2巻の感想について

Categories
漫画

【魔女修行】ふらいんぐういっち 13巻【日常系漫画】

ネタバレ注意


千夏は10歳になるんですね!魔女の風習が適応されたのは、やはり千夏が魔女へと成長しているからなんでしょうか。

かなりおっかなそうな悪霊でしたよね。はいないようでしたし、ハマベーが成仏させてくれなかったら大変だったのでは…。

世界中の魔女が一挙に集まる地球規模の大祭「大サバト」。開催は20年に1度らしいですから、長生きしても4回ほどしか経験できませんね。

真琴たちの祖父母が結ばれたお祭りだそうですが、そういうの良いですねえ。お祭りとかめでたい行事の中で結ばれた夫婦やカップルは素敵な関係を築けそうですよね。

大サバトを青森で開催してもらうために頑張る真琴が可愛かったです。

開催地争奪戦で他国を妨害できるのはなかなか過激ですね。

だけではなくマリアもワープの魔法が使えたのですね。は凄腕魔法使いとの噂が広まっていたため警戒されてワープの魔法を封印されていましたが、まさかの伏兵…!

酔っぱらっていてもノルウェー三姉妹の妨害を、一人で突破してしまうがすごすぎますね。チートキャラだ…。

リンゴのお話では、たちの父親の顔がよくアップになってて面白かったです。あの歳で鹿と戦えるってかなりすごいですよね。鹿って大きいから力もありそうですし、角が怖いです。

このお話の真琴は美人な表情がたくさんで改めて可愛いなと思いました笑。動物の心を読めるのは羨ましいですね。山で熊に遭遇してしまったときに使えそうです!

杏子の父親は穏やかそうな人でしたね。仕事でなかなか家にいられないようで、杏子との距離感がつかめてなくて可愛かったです。

でもなんだかんだで杏子は父親のことを大事に思っているからこそ、お守りを渡したと思うので、接し方は間違ってないのかなと感じました。お父さんはむしろもう少し杏子にかまってあげてもいい感じかも?

12巻の感想について

14巻の感想について

Categories
漫画

悪役令嬢の兄に転生しました 5巻 感想

ネタバレ注意


「悪役令嬢の兄に転生しました」の5巻の感想です。

シルリィレーアに以前モテ自慢したことで、引けなくなったジュリアンは、カインを女装させて自分のパートナーにしていましたが、女装したカインは成長したディアーナのようでしたね。あらためてカインが美少年であると思いました。

シルリィレーアカインのアドバイスで、ジュリアンがまだ精神的に子供だということを理解しましたが、シルリィレーアが「いつまでも子供のままだとだめだ」と言っていた通り、あまり態度が変わらないようならジュリアンは見限られそうです…。

シルリィレーアは、何か不備があるたびにジュリアンに「愛してる」×1000を言わせますが、こだわりを持っているのでしょうか笑。

無事ディアーナ達は、侍女のサッシャの理解を得ることができ、「公」の世を忍ぶ仮の姿の状態ではなく、「私」の状態に仕えると言ってもらえましたね。

そのためとはいい、ディアーナサッシャに刃物を向けたのは、演技でもやりすぎでしたが、それほどサッシャを味方に引き入れたい状態だったから仕方ないですね。

ジャンルーカは昔時代の影響で、魔力制御装置を付けられていたのですね。

ジャンルーカも子供らしく絵本の影響から魔法を使いたいと思うようになったようですが、せっかく生まれ持った才能を制御せず、カインの意見と同じで才能が有れば活かしたほうが良いと思います。

ジャンルーカジュリアンの役に立ちたいと思い、ジュリアンジャンルーカに甘えてほしいと、王族には珍しい仲の良い兄弟なので、二人が協力すれば将来良い時代が築けるかもしれませんね。

魔法陣がある土地を浄化してほしいとのことでしたが、あれだけ魔獣がいる森なら無理に切り開いて新都にせず、もう少し別の施設にするべきではと思いました…。しかも魔法陣に魔獣から守られる効果があるなら、魔法陣の周りをむやみに変えないほうが良いのでは?

4巻の感想について

6巻の感想について