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無能才女は悪女になりたい 2巻 感想

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「無能才女は悪女になりたい」の2巻の感想です。

今回でエイヴリルは悪女ではないと周囲にバレてしまいます。

ローレンス(王太子)の婚約者「アレクサンドラ・リンドバーグ」は、かつてエイヴリルにこっそり教育してくれた「ハンナ」という家庭教師から、「自分と同じくらい物覚えの良い令嬢が居る」と聞いて、エイヴリルが元婚約者に手を出したコリンナではなく、その姉であることを知っていました。

エイヴリルの誤魔化し方が変だったせいで、ディランの女性の好みも変だと思われていたのが面白かったです。

アレクサンドラエイヴリルのことを悪女ではないと気づいているということは、同じように身分の高い人たちはほとんどその事実を知っている可能性が高いですね。

ディランと一緒に朝食を食べて話をしているうちに、「エイヴリルが領主としての仕事をしていた」ということに気づかれてしまっていましたね。

ディランエイヴリルが誰かから貶められていることにも確信し、エイヴリルのことをしっかり理解したうえで「ここから出ていかないでほしい」「何があっても守ると約束する」「このままここにいてほしい」と真っ直ぐな告白をエイヴリルにしましたが、エイヴリル本人は契約を履行するくらいの意味にしか取っていないようで、ディランが少し可哀そうでしたね笑。

エイヴリルの父はリンドバーグ家から借金するとき、屋敷と土地を担保にしたと言っていましたが、破滅に一直線ですね。おまけに厳重に保管してあったと思い込んでいた契約書もないときました。おそらくエイヴリルが持ち出したのでしょうね。

ディランエイヴリルが欲しそうにしていたネックレスが形見であることをすぐに理解しましたね。ディランはなんとかしてエイヴリルにそのネックレスを渡そうとするのでしょうが、そもそもそのネックレスは誰が買っていったのでしょうか…?

音楽家を輩出するようなブランドナー侯爵家の息子「サミュエル」を助けたことで、またもや悪女のイメージとはかけ離れてしまったエイヴリル

ディランがブランドナー家に手伝ってほしいこととは何なのでしょうか?ネックレスの件とかでしょうか?気になる終わり方でした!

1巻レビューについて

3巻の感想について

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義姉の代わりに、余命一年と言われる侯爵子息様と婚約することになりました 3巻 感想

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「義姉の代わりに、余命一年と言われる侯爵子息様と婚約することになりました」の3巻の感想です。

今回はクレイグユージェニーの婚約について詳しく描かれています。

エディスユージェニーの貴族としての気品の高さを見て、果たして自分はライオネルに釣り合っているのかが気になっていました。

ライオネルエディスが何かに悩んでいることに気づき、ライオネルエディスに「僕に希望をくれてありがとう」と伝えることで、エディスに自分はライオネルに必要とされていると自覚してもらうことができ、エディスの悩みも解消できたのでした。

もし仮にライオネルの体調が回復しきったとしても、ライオネルエディスを手放すとはとても思えないですよね。自分が一番どん底にいる時に支えてくれた人は何にも代えがたい存在ですからね。

車椅子に真っ直ぐ座れるようになり、萎れていた手も健康的になったとライオネルは言っていたので、この短期間で随分と回復したみたいですね!

エディスサイラスアーチェから、陰でユージェニーの両親がクレイグが家を継がない可能性に激高していたと聞きました。

クレイグからこの婚約はユージェニーが悪いのではなく、自分がユージェニーに横恋慕していて、ライオネルが病に倒れて悲しんでいたユージェニーに自分の胸に秘めていた気持ちを伝えたからだ言いました。

クレイグエディスだけでもユージェニーの味方になってくれるようにとお願いしました。快諾したエディスクレイグユージェニーからエディス宛のお茶の誘いの手紙を渡すのでした。

他の漫画ならその可能性もあるかもしれないと一考しますが、ここまで仲の良い兄弟が理由もなしにそんなことをするとは考えにくいですよね。ユージェニーライオネルのことをちゃんと心配していたので、婚約者を差し置いて別の婚約者に乗り換えるなんてことしなさそうですよね。

ライオネルユージェニーのことを女性というよりは、妹に向ける愛情を持っていたので、ユージェニーにはもっと本物の愛をくれるふさわしい相手がいるのではないかと悩んでいたそうです。

さらにライオネルは、ユージェニーの両親が権力志向が強い考え方をしていることを見抜いており、ユージェニーがその言いなりになっている心配をしていて、ライオネルエディスユージェニーに会うのならまっさらな気持ちで接してほしいと伝えるのでした。

ライオネルユージェニーに「クレイグに思いを寄せていた」と言われたのにも拘らず、二人の婚約について心配していたので聖人君子かと思いました。もちろん心のどこかで違和感は感じていたのもあるでしょうが、実際には見捨てられるのと同義なことをされているため、それでも恨まないのはやはり善人だなと思いました。

ユージェニーからクレイグが自分に横恋慕を抱いていたという話は嘘だと聞かされます。

ユージェニーは自分がライオネルから妹のような扱いを受けていて、それ以上の想いがないことに気づき空回りの努力を続けていました。

そんな中ライオネルには言えないような悩みをクレイグは聞いてくれたので、私(ユージェニー)の気持ちはクレイグに傾いていったと言います。

ユージェニーライオネルを見捨てたことを激しく悩んでいて自己嫌悪に陥っていましたが、エディスはそんなユージェニーを宥め、ライオネル達はユージェニーのことを心配こそすれど恨んではいないと思うと伝えるのでした。

結局どちらにしてもユージェニーの気持ちはクレイグに傾いていたのですね。予想では両親の意向で無理やりライオネルから引きはがされたのだと思っていたので、少し意外な展開でした。真実を知ってもやはりライオネルはただただ可哀そうな人でしたね。

ユージェニーから本題の話は白魔術師の家系についてで、聖女を輩出した白魔術師の家系の子孫はエディスだと言いました。

ユージェニーは、ライオネルを治せるのはエディスしかいないので支えてほしいと頼み、エディスライオネルを全力で支えると応えました。

やはりエディスは白魔術師だったのですね。ライオネルは一番大変な時に聖女と巡り会えたわけですね。善人にはやはり幸せになってほしいと思うのが普通だと思うので、是非ハッピーエンドまでもっていってほしいですね!

2巻の感想について

4巻の感想について

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義姉の代わりに、余命一年と言われる侯爵子息様と婚約することになりました 2巻 感想

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「義姉の代わりに、余命一年と言われる侯爵子息様と婚約することになりました」の2巻の感想です。

今回、ライオネルの体調が少し回復してきましたね!

オークリッジ伯爵家より大きなグランヴェル侯爵家に住むことになったエディスでしたが、使用人の雰囲気もグランヴェル侯爵家のほうが温かいと感じ、またライオネルの弟「クレイグ」もライオネルのことを慕っている様子で、二人の仲の良さを喜んでいました。

もう一人の兄妹の「アーチェ」は小柄で可愛らしい人物でしたが、人見知りが激しいところがあると聞き、エディスアーチェと仲良くできるよう頑張ることにしました。

女性主人公漫画に登場する貴族の兄弟は基本仲が悪いものだと思っていたので、グランヴェル家の仲の良さには驚きましたね。裏で何か黒いことを考えている様子もなさそうでしたので、クレイグ達はライオネルが回復するためのエディスへの協力を惜しまないと思うので良い環境に住むことができましたね。

ライオネルエディスに屋敷の案内をしていると、体調が悪くなり、エディスはそれが発熱によるものだと断定します。エディスは家から持参した薬箱に入っている薬をライオネルに飲ませました。

するとライオネルはすぐに体調が良くなり、今まではほとんどなかった食欲も湧いてきたと言いました。エディスライオネルに薬草粥を作り、ライオネルは薬草粥を完食することが出来たのでした。

エディスは薬を作る最後の過程でライオネルの体が良くなるようにと願っていましたが、これがやはり魔法なのですかね?ライオネルがすぐ体調が良くなったことから発動している可能性はかなり高いですね。

薬草粥ってめちゃくちゃ苦そうなイメージがあるのですが、実際はどんな味がするのでしょうか。作り手によっては一般受けする味に調理することが可能なのでしょうかね?

エディスライオネルの朝食を作っていると、アーチェが来て一緒に料理を作らせてくれることになりました。クレイグの婚約者のことについて聞くと、アーチェはあの方が嫌いと言い走り去ってしまうのでした。

クレイグの婚約者のユージェニーはかつてライオネルの婚約者でした。ユージェニーの両親(スペンサー家)は、自身の家の地位を向上するためにユージェニーを、家督を継ぐと思っていたクレイグと婚約させようとしていましたが、体調が快方に向かっているライオネルを見て、グランヴェル家との繋がりを薄くさせないために、これ以上ライオネルに回復されないようにと願っていました。

ユージェニーの両親たちは最悪なキャラのようでしたが、ユージェニー自身は優しそうな雰囲気の子でしたね。もしかしてユージェニーは自分の親が考えていることを見通しているのではないのでしょうか。

今後、エディスユージェニーと良好な関係を築くことが出来るのか気になるところです。

1巻レビューについて

3巻の感想について

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災悪のアヴァロン~ゲーム最弱の悪役デブに転移したけど、俺だけ”やせれば強くてニューゲームな世界だったので、最速レベルアップ&破滅フラグ回避で影の英雄を目指します~ 5巻 感想

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「災悪のアヴァロン~ゲーム最弱の悪役デブに転移したけど、俺だけ”やせれば強くてニューゲームな世界だったので、最速レベルアップ&破滅フラグ回避で影の英雄を目指します~」の5巻の感想です。

今回は読者が知らなかった二つの要素を明かしてきましたね!

(この漫画の)主人公が災悪としてゲームで活動していた時に、新田は主人公と戦ったことがあるようでしたね。

「ペンデュラム」という剣術に反応したから災悪だと分かったようですが、他にも災悪と戦ったプレイヤーが居ればバレる原因になってしまいそうですね。

しかし、PKKはリアルのMMORPG等ではそこまで見る機会があったわけじゃないので、少数派だと思います。(予想ですが)

新田は初期スキル「発情期」というとんでもないスキルを持っていたそうですが、ということはネームドキャラに転生しなくてもプレイヤーには特別な初期スキルがあるという認識で良いのでしょうか。

今のところ新田大宮への想いは本物だと思うので、裏切られる心配はないと思うのですが、気になったのは新田がどの時点の年齢で転生したかですよね。

フェイクを知っていた楠(雲母)はネームドキャラだったのですね。果たして味方なのか敵なのか。

一色乙葉立木に冒険者学校が設立された目的は、新貴族になりうる冒険者は古貴族にとって脅威そのもののため、優秀な庶民の芽を摘むことだと言っていましたね。

颯太はもちろんこの貴族の関係を知ってそうですが、国全体の仕組みにどう対抗するのでしょうか。

第3のプレイヤー「月嶋拓弥」は、「おまかせキャラ」の使用に気づいてないので、颯太がプレイヤーだとも気づいてないようですね。これは大きなアドバンテージですが、月嶋は世界を作り替える力を得ることができると言っていたので、颯太たちが知らない何かを知っているのでしょうか?

久我琴音」はレベル20のアメリカの工作員とのことですが、ということは貴族制度が邪魔な颯太達には味方になりうる存在になりますかね…?「フェイク」持ちだということですかね?フェイクはプレイヤーしか知らない知識ではなかったのでしょうか。

女主人公版のイベント「赤城立木の決闘イベント」が発生したということは、女主人公が居ることが確定したわけですが、誰なのでしょうか。というか男主人公の赤城がいるのに女主人公もいるんですね。その時点で普通のゲーム進行とは異なる進み方をしそうなものですが…。

決闘中に磨島赤城が弱くなっていると言っていましたが、なぜ弱くなっているのでしょうか?周りが強くなっているだけなのか何か理由があるのか。

次巻クラス対抗戦ではどうなるのでしょうか。久我と一緒に行動することになった颯太はどう立ち回るのでしょうか!気になります。

4巻の感想について

6巻の感想について

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お前、タヌキにならねーか? 7巻 感想

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「お前、タヌキにならねーか?」の7巻の感想です。

新しい妖「土竜」が登場してきましたね!

ソロキャンを満喫している若者が「誰かといると些細な会話ですら気を遣う」けれど「一人が特別好きってわけじゃない」というのを見て、すごく分かる!!ってなりました。

もちろんソロ活も好きですし、それぞれの良さがあるのですが、正月やお盆休みに親友と会うとやっぱり気が許せる人と一緒に何かするっていうのは楽しいなって思いますからね。

大人になってからできた友達って、やっぱりどこか気を使ってしまって遊んでいても疲れるんですよね…。こがね丸みたいな相手を身構えさせないような人と友達になりたいですが、それにはまず自分からそうならないとですね!

ドンブリヤマフィスティバルの話の最初のリンちゃんの表情面白かったですね!常に素敵笑顔なリンちゃんがああいう表情を見せるのはギャップがあって笑っちゃいました。

お祭り内では今までこがね丸達が幸せにしてきた人達が総出で楽しそうに祭りを回っていて、一瞬最終回かと思ってびっくりしちゃいましたよ汗。

ハヤト師匠はたまたまこがね丸に会って3人で回ることになりましたが、ハヤト師匠こがね丸に取られて一瞬闇落ちモードに入りかけましたが、動物園のタヌキを見て素直になればいいということを思い出したのはエモかったですね。

この二人は将来、ハヤトが人間として成長して、師匠の思春期や反抗期をハヤトが受け止めるという感じになるのでしょうか。

高校生?の男の子と女の子(月野)のお話はあっさりしていましたが良い気持ちになれるお話でしたね。こういう青春時代の悩みというのはまったくと言っていいほど経験がないので、恋愛ってこんな感じなんだなぁ(お口ポカーン)って見ています笑。

藤万は自分以外のことも考えられるようになり、側近やこがね丸達と楽しく過ごしているようで良かったです。藤万が正体を見せるのは特別なことらしいので、この森のみんなは藤万にとっての特別になれたということでしょうか。

緑雲こがね丸を古着屋に連れて行って、こがね丸に何を見せるのだろうと思いましたが、まさか土竜の妖だとは…。

土竜は結構暗めのミステリアスな感じの人物でしたね。彼もまた人間(紫雲)と戦ったようですが、今のところ人間に対して敵対心はなく、むしろ気遣えるくらい友好的なのに驚きました。店主の優しさに触れたからですかね…?

こがね丸が風邪をひいて鼻が利かなくなったので、みんなでユキに変化していたずらしてやろうといろいろやってましたが、小豆丸黒ユキちゃんをやったおかげでユキにとって嬉しいことが起きたので、流石小豆丸と言ったところでしたね!

7巻もあっという間に終わってしまいました。それにしても私もタヌキになりたいです~。皆さんと一緒に抱えている現代の社会の辛さに疲れてしまいましたよ~泣。

6巻の感想について

8巻の感想について