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売られた王女なのに新婚生活が幸せです 2巻 感想

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「売られた王女なのに新婚生活が幸せです」の2巻の感想です。

マデレーネは無事ヴェロニカと和解しましたが、頬をぶたれて少しでもムカつかないところがすごいというか人間味がないと思いました。これもイエルハルトに虐げられた結果なのでしょうか。

アランマデレーネは過去に会ったことがあるようでしたね。仲も良好だったようですが、やはりアランマデレーネの平穏のためにわざと冷たくしているのでしょうね。

二人のデートは大成功で距離が大幅に縮まったように感じましたね。デートが終わり、後日過去を思い出しパニックになったマデレーネアランが宥めた時も、心を打ち明けて話し合ったので信頼し合えるようになったと思いますが、信頼とは別にやはり愛情も欲しいですからね!

セルデンに唆されたゴート男爵アラン達を陥落させようとしますが、セルデン含め貴族たちに裏切られ見捨てられてしまいました。周りの貴族もそうですが、セルデンが速攻ゴートを見限ったのには笑いましたね。そんなことしてたら人望皆無になりそうですが…。

まぁその結果、周りの貴族たちもアランのほうへついてみようと考えたのでしょうかね。それにしてもセルゲンの「面白い話だ、続きを聞かせてくれるかな?」と焦り一つ見せない様子には笑っちゃいました。何がしたかったの…。

リルケ子爵も妻のヴェロニカマデレーネと親しいからだと思いますが、事情を説明するのに内容とタイミングが完璧ですべて図ったような状況になっていたのが面白かったです。これがすべてマデレーネの思惑通りならちょっと怖いですね笑。

スウェイユーリアもほとんど確実にくっつきそうな感じですがどうなるのでしょうか。ちょっとしたサイドストーリーみたいで面白そうな話が見られそうですね!

マデレーネイエルハルトに復讐ではなく和解することを選びましたがおそらく無理なんじゃないかな~と思います。個人的な予想なので想定外な展開が来たら和解するのでしょうが。

アランマデレーネ、お互いに敬語をやめたことでさらに距離が縮まり、熟年夫婦のような感じが出てきましたね。

次の巻ではマデレーネが過去を乗り越え、イエルハルトになにかを訴えかけることが出来るのかが気になるところです!

1巻レビューについて

3巻の感想について

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死に戻りの幸薄令嬢、今世では最恐ラスボスお義兄様に溺愛されてます 8巻 感想

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「死に戻りの幸薄令嬢、今世では最恐ラスボスお義兄様に溺愛されてます」の8巻の感想です。

今回もすれ違う二人と思いきや、なんとお兄様はその上をいく相変わらずの天才で…?

ジェラールは、再びオルタンシアが処刑されてしまう悪夢を見るようになってしまったので、自分と父の手の中にいてくれればオルタンシアに降りかかる火の粉を払うことが出来ると思っていたから、オルタンシアに対して何もするなと言ったのでした。

一度悪夢の内容をオルタンシアに話そうと考えていましたが、不確定なものだということと怯えさせないために話すことをやめてしまいましたね…。オルタンシアジェラールに自分は強くなったと認識させることが出来れば、ジェラールが話してくれるかもしれませんね。

たとえ嫌われたとしても、オルタンシアの笑顔を守るためならなんだってするという覚悟でいるジェラールですが、オルタンシアが笑顔になるには自分が幸せである必要があるということに気づけば丸く収まるのですが、それは何数冊後のお話でしょうか…。

女神の言葉通り魔人崇拝教団の活動が活発になり、魔人の影響でジェラールが変わってしまったと考えたオルタンシアは情報を集めるため、家族を守るため、本格的に社交界に出ることにしました。

一度目の処刑の原因となった類まれなる野心家の「デンターヌ」伯爵令嬢は、オルタンシア自ら妃候補を降りる同然のことを口にしたため、機嫌がよくなって去っていきましたね。

野心家で思い切りのいいデンターヌは、使いようによっては良き味方になってくれる可能性がありますかね…?

怪しさ満点の「リニエ」公爵に気に入られたオルタンシアは、リニエ自身が主催する夜会に招かれたのでした。

魔人崇拝教団の手がかりのため、参加してチロルと「女神の加護≪感覚共有≫」を使い、パーティの参加者たちの話を盗み聞ぎすると、リニエは魔人崇拝教団と手を組んで王位簒奪を目論んでいることが分かりました。

オルタンシアリニエに賛同するふりをして、リニエからもっと情報を手に入れることにしました。

目論見通りリニエの懐に入ることが出来ましたが、リニエは魔人崇拝教団を侮ってしまっていることが分かりました。そんな破滅的な道のリニエの手を取ってしまったオルタンシアでしたが、その後すぐリニエが突然会わせたい方がいると言い、現れたのは、なんとお兄様(ジェラール)でした。

やっぱりお兄様は妹のすることなんてお見通しというわけですかね。でもこれによってジェラールを魔人崇拝教団に近づけてしまったことになってしまいました。

オルタンシアにとっては必要な手段だったかもしれませんが、予想以上のリスキーな手段だったかもしれませんね…。

というかこれ反逆罪で処刑される未来に変わってませんか?ジェラールも巻き込みそうでかなり怖いですよね。ジェラールはもちろんどんな未来であってもオルタンシアと一緒に生死を共にするでしょうが…。

7巻の感想について

9巻の感想について

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歴史に残る悪女になるぞ悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです! 5巻 感想

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「歴史に残る悪女になるぞ悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!」の5巻の感想です。

今回は衝撃のラストを迎えました。

突如学園に現れた狼についてアリシアは調べました。

分かったことは「狼はロイヤルカードを落としていった(貴族のケイト【4】)」、「誰かが狙われていたわけではない」「転送魔法で消えた」ということでした。

アリシア達はこれをラヴァール国の忠告だと予想しました。(強大な力を持つリズの身柄か命が狙われていることをデュルキス国の上層部に気づかせるため)

ゲームのシナリオでは語られていない部分に差し掛かっている感じがしてきましたね。これからはヒント無しで無条件でリズを崇拝してしまう力と相対しなければならなくなると考えるとアリシアの立ち回りにミスが許されなくなってきました。まあもちろん今までも許されてはいなかったのですが、こちら側の理解者がそれなりにいた事実も加味してです。

カーティスが国王がアリシアに命じた内容に気づいたのは驚きましたね。これだけ冷静に物事を見られるということはおそらくリズの特別な力に影響されていない可能性が高いですね。

ジェーンキャロルの髪を無理やり切ったりして暴れていましたが、アリシアと話し合うことで自分が今までしてきたことはリズのためではなく自分のためだと気づき、行いを反省して自分の気持ちをリズに伝え、リズに別れを告げました。

ジェーンは自分がしてきたことで立場が追い詰められ、逆にいじめられる側になってしまったことで暴走してしまいましたね。でも短いヘアーのキャロルちゃん可愛いです。アリシアも自分の髪をバッサリ切ったのは驚きましたが、悪役としてのインパクトを与えるためならやりそうな感じはしていましたね笑。

勝手に自分の名前を出されて暴れまわって、反省したからといって一方的に別れを告げられたリズのことを考えると割と可哀そうですよね。どういう気持ちでその言葉を聞けばいいのか困りますよね…。

アリシアは保守的なデュルキス国にいても、急速に発展しているラヴァール国の情報が入ってこないと考え、監視役を終えた後にラヴァール国に入る計画を立てることにしました。

目的のためとはいえ、ジルをデュルキス国に残してしまうのですね。ということはラヴァール国でも優秀な相棒を見つけるのでしょうか。

アリシアは、リズの周りに大きな影響を及ぼす「聖女の特性」を自覚的に発動できるようになってもらうために、リズにとってアリシアが無視できないほどの脅威な存在になることにしました。

リズが聖女の特性を自覚的に発動できるようになった時、今の善性のもとに動くのか考えが歪んでしまうのかが気になりますね。一番危険なのは誰かに騙されたり唆されてリズ本人が気づかない程度の悪い方向に能力を使われることだと思います。

ようやくアリシアは、自分に好意を寄せてくれるデュークに向き合うことにしましたが、デュークから返ってきたのは今まででは考えられないような言葉で…?

デュークアリシアへの好意は本物で、アリシアもそれに気づいていて、ようやくアリシアが真剣に向き合おうとしたところでこれ(本編参照)ですよ…。アリシアの反応がイマイチ分からなかったですが、冷静に対処することが出来るのでしょうか。結構ショックを受けてしまいそうですが、どうなるのでしょう!?

TVアニメ放送中!現在第3話「悪女と不法侵入」

4巻の感想について

6巻の感想について

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無能才女は悪女になりたい 2巻 感想

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「無能才女は悪女になりたい」の2巻の感想です。

今回でエイヴリルは悪女ではないと周囲にバレてしまいます。

ローレンス(王太子)の婚約者「アレクサンドラ・リンドバーグ」は、かつてエイヴリルにこっそり教育してくれた「ハンナ」という家庭教師から、「自分と同じくらい物覚えの良い令嬢が居る」と聞いて、エイヴリルが元婚約者に手を出したコリンナではなく、その姉であることを知っていました。

エイヴリルの誤魔化し方が変だったせいで、ディランの女性の好みも変だと思われていたのが面白かったです。

アレクサンドラエイヴリルのことを悪女ではないと気づいているということは、同じように身分の高い人たちはほとんどその事実を知っている可能性が高いですね。

ディランと一緒に朝食を食べて話をしているうちに、「エイヴリルが領主としての仕事をしていた」ということに気づかれてしまっていましたね。

ディランエイヴリルが誰かから貶められていることにも確信し、エイヴリルのことをしっかり理解したうえで「ここから出ていかないでほしい」「何があっても守ると約束する」「このままここにいてほしい」と真っ直ぐな告白をエイヴリルにしましたが、エイヴリル本人は契約を履行するくらいの意味にしか取っていないようで、ディランが少し可哀そうでしたね笑。

エイヴリルの父はリンドバーグ家から借金するとき、屋敷と土地を担保にしたと言っていましたが、破滅に一直線ですね。おまけに厳重に保管してあったと思い込んでいた契約書もないときました。おそらくエイヴリルが持ち出したのでしょうね。

ディランエイヴリルが欲しそうにしていたネックレスが形見であることをすぐに理解しましたね。ディランはなんとかしてエイヴリルにそのネックレスを渡そうとするのでしょうが、そもそもそのネックレスは誰が買っていったのでしょうか…?

音楽家を輩出するようなブランドナー侯爵家の息子「サミュエル」を助けたことで、またもや悪女のイメージとはかけ離れてしまったエイヴリル

ディランがブランドナー家に手伝ってほしいこととは何なのでしょうか?ネックレスの件とかでしょうか?気になる終わり方でした!

1巻レビューについて

3巻の感想について

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義姉の代わりに、余命一年と言われる侯爵子息様と婚約することになりました 3巻 感想

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「義姉の代わりに、余命一年と言われる侯爵子息様と婚約することになりました」の3巻の感想です。

今回はクレイグユージェニーの婚約について詳しく描かれています。

エディスユージェニーの貴族としての気品の高さを見て、果たして自分はライオネルに釣り合っているのかが気になっていました。

ライオネルエディスが何かに悩んでいることに気づき、ライオネルエディスに「僕に希望をくれてありがとう」と伝えることで、エディスに自分はライオネルに必要とされていると自覚してもらうことができ、エディスの悩みも解消できたのでした。

もし仮にライオネルの体調が回復しきったとしても、ライオネルエディスを手放すとはとても思えないですよね。自分が一番どん底にいる時に支えてくれた人は何にも代えがたい存在ですからね。

車椅子に真っ直ぐ座れるようになり、萎れていた手も健康的になったとライオネルは言っていたので、この短期間で随分と回復したみたいですね!

エディスサイラスアーチェから、陰でユージェニーの両親がクレイグが家を継がない可能性に激高していたと聞きました。

クレイグからこの婚約はユージェニーが悪いのではなく、自分がユージェニーに横恋慕していて、ライオネルが病に倒れて悲しんでいたユージェニーに自分の胸に秘めていた気持ちを伝えたからだ言いました。

クレイグエディスだけでもユージェニーの味方になってくれるようにとお願いしました。快諾したエディスクレイグユージェニーからエディス宛のお茶の誘いの手紙を渡すのでした。

他の漫画ならその可能性もあるかもしれないと一考しますが、ここまで仲の良い兄弟が理由もなしにそんなことをするとは考えにくいですよね。ユージェニーライオネルのことをちゃんと心配していたので、婚約者を差し置いて別の婚約者に乗り換えるなんてことしなさそうですよね。

ライオネルユージェニーのことを女性というよりは、妹に向ける愛情を持っていたので、ユージェニーにはもっと本物の愛をくれるふさわしい相手がいるのではないかと悩んでいたそうです。

さらにライオネルは、ユージェニーの両親が権力志向が強い考え方をしていることを見抜いており、ユージェニーがその言いなりになっている心配をしていて、ライオネルエディスユージェニーに会うのならまっさらな気持ちで接してほしいと伝えるのでした。

ライオネルユージェニーに「クレイグに思いを寄せていた」と言われたのにも拘らず、二人の婚約について心配していたので聖人君子かと思いました。もちろん心のどこかで違和感は感じていたのもあるでしょうが、実際には見捨てられるのと同義なことをされているため、それでも恨まないのはやはり善人だなと思いました。

ユージェニーからクレイグが自分に横恋慕を抱いていたという話は嘘だと聞かされます。

ユージェニーは自分がライオネルから妹のような扱いを受けていて、それ以上の想いがないことに気づき空回りの努力を続けていました。

そんな中ライオネルには言えないような悩みをクレイグは聞いてくれたので、私(ユージェニー)の気持ちはクレイグに傾いていったと言います。

ユージェニーライオネルを見捨てたことを激しく悩んでいて自己嫌悪に陥っていましたが、エディスはそんなユージェニーを宥め、ライオネル達はユージェニーのことを心配こそすれど恨んではいないと思うと伝えるのでした。

結局どちらにしてもユージェニーの気持ちはクレイグに傾いていたのですね。予想では両親の意向で無理やりライオネルから引きはがされたのだと思っていたので、少し意外な展開でした。真実を知ってもやはりライオネルはただただ可哀そうな人でしたね。

ユージェニーから本題の話は白魔術師の家系についてで、聖女を輩出した白魔術師の家系の子孫はエディスだと言いました。

ユージェニーは、ライオネルを治せるのはエディスしかいないので支えてほしいと頼み、エディスライオネルを全力で支えると応えました。

やはりエディスは白魔術師だったのですね。ライオネルは一番大変な時に聖女と巡り会えたわけですね。善人にはやはり幸せになってほしいと思うのが普通だと思うので、是非ハッピーエンドまでもっていってほしいですね!

2巻の感想について

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