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悪役令嬢の執事様 破滅フラグは俺が潰させていただきます 6巻

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「悪役令嬢の執事様 破滅フラグは俺が潰させていただきます」の6巻レビューです。

演劇の役に感情移入できないアルフォースとアリシアのために、フォルの提案で合宿をすることにしました。

アルフォースの演技はソフィアに任せ、アリシアに感情移入させるためにアドバイスしますが、それは、アリシアのシリルへの想いを後押しするようなものでした。そのことを夜、ソフィアに言及されますが、途中でフォルが現れ、前の突き放すような態度のことを謝り、ソフィアもそれを受け入れ、二人に友情が芽生えたことで、その場は乗り切ることができました。

ソフィアやフォルのジャージ姿は似合わないけど可愛かったですね。実際、海外で金髪の女性がジャージを着ているのを見てみたいですね。なんとなく日本のイメージがあるので違和感がありそうですね。ソフィアがシリルも気づかなかったアルフォースの演技の元をシリルと言い当てられたのは、流石女の勘といったとことでしょうか。それか客観的に一番よくみているからですかね?(ひいき目はめちゃくちゃ入ってますが笑)

アリシアへの指導で、本当の恋の考え方を説いている時の、ソフィアの表情は完全に闇落ちでしたが、それを見ても最終的にソフィアのためとはいえ、指導をやめなかったのは驚きました。結局そこを突かれるのですが、完全にフォルのおかげで乗り切りましたね。あのまま二人きりだったら絶対やばかったと思います。

合宿最終日、フォルは魔力過給症により倒れてしまうのでした。シリルは予想していましたが、メイドから生徒会メンバーにフォルは死病を患っていると教えられました。

魔力過給症は、シリルが「ただの」魔力過給症じゃないと言っていたことから、どうやら種類があるようですね。半年しか生きられないとのことですが、はたしてシリルはフォルを救うのでしょうか。

フォルのお見舞いに行くことになったシリル達は、そこで「ルーク」と「クロエ」に会います。彼らはフォルに仕えていたのでした。

彼らは王族に仕えていたのですね。王族に目をつけられていたのは最近だと思っていましたが、割と最初から警戒されていたということですね。

フォルはソフィアたちとかかわったことを謝りますが、ソフィアはかかわったことに後悔はしていないと言い切ります。魔力過給症により寝たきりになるわけではないので、予定通りに演劇を続けさせてほしいと言われ、それを了承するのでした。

最後にフォルからシリルだけに、教育係とのコンタクトを提案されます。シリルはそれを受け、2週間後の文化祭後に会うことになりました。

シリルは、フォルの教育係について心当たりがありそうでしたが、私にはさっぱりありません。特に女性キャラで大人?(じゃないかもしれない)は全然出ていていないと思うので、もしこれまでに出ていたら分かりそうな気がするので、新規キャラでしょうか。

残り1週間、仕上げのために国一番の役者、イザベラに指導してもらいました。

今回はフォルの体調の不安で、ソフィアとシリルがいちゃついてましたね。メイドが常に見ていないふりをしていたのが面白かったです。しかし、ソフィアも結構な頻度で魔力過給症の症状が出ますね。シリルが魔力を吸収することで、収まりましたが、この先少し不安ですね。

そして当日が来て___というところで終わります。

はたして、無事演劇を成功させることができるのか、フォルの教育係とはだれなのか、気になる点が満載の次巻、楽しみにしております。

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