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公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます 3巻 感想

ネタバレ注意


「公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます」の3巻の感想です。

3巻では、ドッティールとの関係が深まったり、アーグレイと2人で直接話をします。

ドッティールはどうやら占星術や宇宙に関することに興味があるみたいなのか、よりミランダに近づいてきますね。

母からミランダ主催のお茶会を開くように言われても、確かにお友達は2人くらいしかいないはずですから、どう歓迎するべきか悩みますね。

リサの言う通り、自分の作ったぬいぐるみをプレゼントすることにしたミランダですが、挿絵のある小説のキャラクターの「ぬい」を作るというのは良いアイデアですね!

私は置く場所がないので、購入したことはありませんが、ポケモンのぬいぐるみ(カビゴンなど)はネットで見て、ほしいなと思いました。

円卓の賢者』は、男同士の熱い友情が描かれているとありましたが、この世界ではBLという概念が存在しないので、そういう嗜好を持った人たちの欲求を解消できるかもしれませんね。BLという言葉は知らなくても、想像はできるはずですからね。

ドッティールミランダの家に直接来るということは、かなり婚約者候補として有力なんじゃないでしょうか。

しかもミランダが話した宇宙人についての話も気に入ったようでしたね!perfect communication!…ですね。

結局婚約者候補、しかも本命になったミランダですが、アーグレイドッティールの婚約者にするために、アーグレイの情報を得ようと書類を持ってこさせましたが、本人が隠していることまで書いてあるのはすごく怖いですね。

お付きのメイドとかが誰かに話しているのを聞いたとかなんですかね?プライバシーもへったくれもないという…。いくら子供でも可哀そうですね…。

アーグレイは自分の恋を成就するために、わざとドッティールに嫌われるように振る舞っていたとありましたが、10歳にもならない子どもがそんな立ち回りをするなんて、相当な切れ者ですね。女の子はそういうの得意なのですかね?

ミランダアーグレイを気に入って、アーグレイが幼馴染との恋を成就させるために、自分がドッティールの婚約者になることにしていましたが、いくら女の子に生まれたからって、中身が男の状態で、男と結婚するなんてできるのでしょうか!?

2巻の感想について

4巻の感想について

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魔女のスープ 1巻 レビュー


今回紹介するのは「魔女のスープ」です。

この漫画は「魔女」「魔界」という設定が好きな方におススメできる作品です。

魔界の民は魔力の源泉である「魔界樹」が朽ちそうになっている為、地上の人間を排除して、新たに地上に魔界樹を移し替えるという計画を立てていました。

魔界で”偉大なる魔女”と呼ばれる「エルド・エルフレイム」は、自分の家に代々受け継がれている2000種類の人間を虜にする「毒入りスープ」によって、人間を皆殺しにすることにしました。

エルエルは人間の嗜好を学ぶため、「学校」に生徒として潜入します。

スープ専門店「ウィッチクラフト」を開いて、人間達に毒入りスープを食べさせるのですが、「まずい」と言われて捨てられてしまいます。

そんな中、よく不良と喧嘩している「剣崎」という男子に「フレンチオニオンスープ」を振る舞われ、それが美味しかったので、エルエル剣崎にスープの作り方を教えるように指示します。

剣崎は偉そうにするエルエルを追い出したのですが、それ以降エルエル剣崎にスープの作り方を教えるように迫るようになるのでした。

良かった点

①主人公であるエルエルが可愛い

キャラクターデザインがとても可愛く、性格は偉そうなのですが、体格がちっちゃいので見ていて微笑ましい気分になる良いキャラクターでした。

②キャラクターの表情が豊富

喜んだり怒ったりする以外に、繊細な感情が表情に出ていて、見ていてとても楽しかったです。

気になる点

①グルメ要素が少ない

グルメ漫画だと思うのですが、1巻では剣崎の喧嘩や過去ストーリーが主な内容のように感じました。

2巻の感想について

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悪役令嬢は、全力で推しに課金したい! ~軍資金は5千万ペンド~ 2巻 感想(最終巻)

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「悪役令嬢は、全力で推しに課金したい! ~軍資金は5千万ペンド~」の2巻の感想です。

2巻では、すべてのストーリーが明かされます。

ローラアンドレが第一王子フィリップであることを知っても、お互い両思いだから特に関係が変わったりしないですね。そのせいでリディアは苦労するのですが笑。

ゲームと違いフィリップダグラスの中が悪くないのは、やはりリディアの手紙のおかげでしょうか。

ひったくりからローラの鞄を取り返すために、街中の人をお金で動かしたのは面白かったですね。あとトマトはカラーボールではありません!

疲労で疲れた後、目を覚ましたリディアは隣にダグラスが寝ていたので、自分がダグラスを(性的に)襲ったと勘違いをしていましたが、それを否定したダグラスも「こんな壁の薄そうな宿でするわけがない」と受け入れる気満々な返答をしていたのには笑いました。

ダグラスは、リディアが自分とローラをくっつけようとしていること、リディアがアネモネであることに気づいているので、その二つが分かっていたらリディアはもう打つ手はない気がするのですが…。どう転んでも強い拒絶をしない限りは、ずっと迫ってくるでしょうね。(リディアダグラスのことが好きなので拒絶はしませんが)

宰相「ユベール」から、ダグラスが人身売買と繋がっている可能性があると言われ、ダグラスの調査を頼まれますが、実際に調査をリディアを推薦したのはフィリップで、フィリップダグラスは誰かにはめられていると確信していたので、ゲーム通りダグラスフィリップを恨むような展開にはならなさそうですね。

第2王子の「サイモン」は、これまた邪魔になりそうなキャラクターですね…。どうやらフィリップも「魔女の力に手を出した」という疑いをもたれているようですね。王族の二人をはめようとしている貴族とはいったい誰なのでしょう?

クリスピーターは、リディアが宰相にダグラスの調査の依頼をされることが分かっていたとありましたが、優秀すぎですね。いったいどれくらいの鍛錬を積んだのでしょう…。

ダグラスの生死はローラダグラスへの好感度によって決まるとありましたが、主人公側の好感度って珍しいですね。攻略対象が主人公への好感度を持っているのが普通のゲームシステムですからね。

ダグラスが、リディアが自分の顔が好きなことを気づいたとき、嬉しそうにリディアに迫っているシーンは一部にはかなり気に入られるシーンではないでしょうか!

すべての企みを明かされたのにも拘らず、ユベールダグラスを殺しに行った理由は何なのでしょうか。単なる逆恨み?

サイモンユベールに騙されていただけなので叱られただけで済んだのもわからなくはないのですが、ダグラスを罪人にしようとしたことを考えると甘すぎるような気がするのですが…。

最後の展開はぜひ実際に読んで確かめてください!すっきりとしたエンドでしたので、安心して読んでみてください!

全体的な感想としては、まず前提として「ダグラスの心を救う手紙を送り続けていた」「主人公であるローラの問題を解決していた」の2つがあったので、全2巻という少ない巻数になるのは仕方がないかなと思いました。

最初からダグラスリディアのことを好いていて、リディアダグラスのことが好きだったので、そこらへんも変にこじれることなく関係を深めていったのは、快適に読めるポイントだったと思います。

また、敵となる人物が最終展開にしか出ないという点も、恋愛部分に重きを置いていることが感じ取れるので、そこを重視する人には刺さるだろうなと思いました。

キャラ絵も男女ともに綺麗に描かれていて、幅広い層に受け入れやすいと思いました。

話も面白く、キャラ絵も可愛いと、漫画に大切な要素はしっかり押さえてあるので、話が短いのが気にならないという方には是非お勧めしたい作品でした。

1巻レビューについて

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最も嫌われている最凶の悪役に転生 1巻 レビュー


今回紹介するのは「最も嫌われている最凶の悪役に転生」です。

この漫画は「悪役が主人公」「最強」「中身は善人」という設定が好きな方におススメできる作品です。

ゲームが趣味の23歳になるフリーター「瀬戸有馬」は、王道ファンタジーRPG「アルカディア・ファンタジー」の世界へ転生します。

転生したキャラは、作中の登場人物から最も嫌われている悪役「ロベリア・クロウリー」でした。

ロベリアは、悲劇の真実を抱えていた人物で、助けた魔族に裏切られ、さらに最愛の義父にも拒絶された過去があり、世界に深く絶望します。

その結果、黒魔術に手を出し、勇者「ラインハル」に挑み続けて、最後に殺されてしまいます。

ロベリア(有馬)は原作通りの死を避けるために、”この世界のありとあらゆる人間から認められる”ことにしました。

ロベリアは世界の自分への印象を変えるために、カンザス領を支配している竜王「ボロス」を倒すことにしました。

そこで原作で戦ったギルド「英傑の騎士団」に所属している「クラウディア」と会い、クラウディアに嫌われながらも一緒にボロスのもとへ向かう…というのが1巻のあらすじになります。

良かった点

①強制的に毒舌口調になってしまう点

中身が23歳と大人なので制約がなければ、ある程度喋れば誤解は解けるはずという一番楽で面白みがない解決法をとれないというところが良かったです。

②最初の評判が最悪

最悪な印象を持たれているロベリアが、人々を助けていくことで、少しずつ評判を変えていくという過程が面白そうだなと思いました。

印象が悪ければ悪いほど、善行をした時のインパクトが強くなるので、そこもいいなと思いました。

③ストーリーが分かりやすい

読んでみた感想の一つとして、ストーリーが分かりやすく読みやすかったという点が挙げられます。

設定がごちゃごちゃしていたり、ゲームの設定も複雑な点がなかったので良かったです。

気になる点

①キャラの設定が浅め(特に敵)

ロベリアが悲劇の悪役で最終的に死んでしまうこと、クラウディアは故郷の人を救うために戦うというくらいしか分からず、良かった点③ではストーリーが分かりやすいと書きましたが、もう少し個性が出るような設定が欲しかったなと思いました。

竜王ボロスや敵の隊長の性格が少し似ていたり、あまりにも敵のかませ感がすごく、バトルシーンに熱さが足りないように感じました。

2巻の感想について

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悪役令嬢の継母は荷が重いので、全力で幸せルート目指します 2巻(最終巻) 感想

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「悪役令嬢の継母は荷が重いので、全力で幸せルート目指します」の2巻の感想です。

2巻で、このストーリーのすべてが明かされます。

ドーン公爵の違法な徴収のことを聞いたのがバレてしまったバルバラは、ハーロルトに助けられますが、サンドロに近づいたバルバラのことを娘に近づけさせたくないと拒絶されました。

ハーロルトは言い過ぎたと思ったのか、拒絶した後にハッとなっていましたね。

バルバラは父に前世の記憶があると打ち明けましたが、全然驚かれなかったのは面白かったです。

ハーロルトが過労で倒れましたが、そのおかげでハーロルトバルバラが部屋にいることを夢だと思い、本心を打ち明けましたね。

バルバラハーロルト以外の人をかっこいいと思えなくなったのは、バルバラはただの面食いではなく、今まで心から好きになった人がいなかっただけなのかもしれませんね。

ハーロルトの屋敷から帰る途中、脅された従者によって、ドーン公爵のもとへ連れられます。

拷問などはされず、ただの人質にされたのは不幸中の幸いでしたかね…?ドーン公爵バルバラが先王の手紙のことを知っていることが分かっていたらどうしていたのでしょう。

シュレンザは馬車の荷物入れ?のようなところに忍び込んでいたようでしたが、よくバレませんでしたね…。見た感じ段ボールみたいに置かれてましたが笑。

ハーロルトが助けに来てくれましたが、王妃から教えてもらった隠し通路は、王妃がドーン公爵家の娘だったので、そこから逃げることがばれてしまいました。

冷静に考えれば、ドーン公爵家の人間はみんな知っているはずなので、そりゃ読まれますよね。あえて正面から出たら普通に帰れたりして…。

サンドロは正面からハーロルトを倒せるくらい強かったのですね。王妃の弟で容姿も良く、腕もたつとなれば当然モテますよね。

王妃が加勢したことによって、無事ドーン公爵を捕まえられました。サンドロも心の中ではドーン公爵に反抗していたので、特に抵抗もしませんでしたね。

その後、先王の手紙をハーロルトに見せることができ、二人は結婚することになりました。

シュレンザは番外編で15歳になっており、シシリーと王子が結ばれるのを応援するくらいに未来が変わっていましたね。

最後に自分を愛してくれた親が4人もいると言って、元気になったところはこの話の終わりをスッキリとしたものにしたいいシーンでした。

全体的な感想としては、2巻でストーリーの速さがかなり上がったように感じました。全2巻というのはあまりに短いですよね。

面食いなバルバラが、イケメンだけど訳ありなハーロルトとお見合いをするという流れでしたが、二人がデートする話もちょっと少なかったように感じました。

それなら個人的には、バルバラハーロルトが結婚して、シュレンザが15歳になるまでの続きがあってもいいんじゃないかなと思いました。

一番のお気に入りキャラクターがシュレンザだったので、シュレンザが活躍する続編とかが出てくれると嬉しいですね!

キャラ絵がすごく好みで、1巻の話のテンポが快適だったので、これで終わってしまうのが残念です。

主人公とその相手がなかなかくっつかないのをもどかしく感じる人には、おすすめできますね!

1巻レビューについて