Categories
漫画

おとなりの天涯 2巻(最終巻) 感想

ネタバレ注意


「おとなりの天涯」の2巻の感想です。

2巻では、タカラハラと現世の関係が発覚します。

森に「何か」が居たため、急いで戻ってきたタカラハラの民たちでしたが、その際にタカラハラの生活に不可欠な「アラバリン」という石が、タカラハラ中のどこかにばら撒かれてしまいました。

ルノコイチは全部で60個あるアラバリンを夜までに集めることにしました。

アラバリンを手に持っていましたが、食べ物が焼けたりする石なのに熱くないのでしょうか。普通の石だと夏に日光に当たっているだけでも、やけどするくらい熱いのでどういう原理なのか気になりますが、そこが面白い設定ですよね。

力の強さで温かみが増すとコイチは言っていたので、かなりの温度差が出せるということなのでしょうか。不思議ですね!

コイチ達には「お金」という言葉だけが聞こえないのは何故なのでしょうか?ルノがタカラハラに来たら、お金という概念も忘れるという感じならなんとなく納得するのですが…。

アラバリンを見つけ終えたので、二人で風呂に入っていると、突然大きな地鳴りが起きました。

揺れの原因は、タカラハラの民ですら知らない、謎の巨大生物によるものでした。

一度、ルノは巨大生物につぶされて死んだと思われましたが、寝るのと同じように、どうやら死んでも現世に戻るようでした。

現世で巨大生物が「イカ」に似ていることに気が付いたルノは、イカの「強い光に惹かれて寄ってくる」という特性を生かして、ライトで巨大生物を照らしますが、それによってイカに傷を負わせることができました。

しかし、その後は動きまわる巨大生物になかなか光を当てられなくなり、残り電池がギリギリになってしまったので、あきらめかけるルノでしたが、コイチが巨大生物がアラバリンに反応していることに気づいて、アラバリンを餌にすることで、光を当てられ倒すことができたのでした。

ルノはよくあの状況で、巨大生物が「イカ」のようだと気づきましたね。規格外の大きさでさらに一度殺されたという状況ならば、冷静さを失ってしまうのが普通だと思いました。

ほのぼのとした日常漫画だと思ったら、急にシリアスなお話が出てきましたね。最終巻ですから仕方ありませんが。

現世の会社でうまくいっていたルノは、コイチに早く会いたいと思っていると、会社までコイチが来たのでした。

コイチは会社の人たちからとても可愛がられましたが、ルノコイチがほかの人たちと仲良くしているのを見て、「コイチがほかの人と仲良くするのがちょっとヤだった」と言いました。

そのルノを見てコイチは可愛いと思い、会社の人たちにも可愛くなったといわれるルノでした。

ルノの気持ちを察することができるコイチはやはり聡いですね。普通はすれ違いが起きそうなものですが…。

コイチはタカラハラの馬に乗ってきたようでしたが、警察に見つかったりしなかったんでしょうか。

コイチは民たちに、ルノと異国の友以上の中になりたいから、ルノを「妹」にする、と決め、二人は姉妹になるのでした。

コイチが姉でルノが妹ですか。こういう見た目が逆転した関係っていいですよね。でもコイチルノを「ねーちゃん」と呼んだのが、想像以上に可愛くてグッときました。

タカラハラの民から見ても、ルノは妹に見えるらしいのですが、どういうことなのでしょう…?

ルノは現世でかわいい服を見て、コイチに着せたいと思うのでした。

コイチを見せに連れて行って、色々着せてみるのですが、コイチはいつも着ている衣が一番というので、自分の服を貸すことにしたのですが、コイチルノの服も選ぶといい、結局二人は同じ服を着て帰ることになりました。

コイチのいろいろな衣装お披露目会でしたね!

ルノが自分で選んだ、もこもこの服が一番コイチに似合っていたと思います。ペアルックで歩く二人にとても癒されました。こういうの大好きです!

ルノコイチに甘やかされるのがとても癖になり、コイチに褒めてもらうために仕事をいっぱい頑張り、帰って褒められるためにタカラハラへ行こうと思ったら、いつも開いているタカラハラへの道が開いていませんでした。

甘やかしてくれる小さい姉という属性は一部の界隈に大きく刺さるような、罪深き設定ですね。私もかなり良いと思います。普通に居てほしいです(コイチのような性格だからこそ良いのですが)。

空に「ソラノヒトエ」という光が出たので、タカラハラ最奥の社で祭りをする準備をすることにしました。

ルノは会社で上司に呼び出され、今までキツく当たっていたことを謝罪されるのでした。

帰ってくると、タカラハラへの扉が開いていて、コイチと会うことができました。

今まであんなにひどい扱いを受けてきたのに会社を辞めずに、自分が頑張ることで会社自体の雰囲気をよくして行けたのは本当にすごいですよね。

ルノはタカラハラへの道が消えないようにする手掛かりを探すため、しばらくタカラハラで生活するために寝ずに過ごしていこうとしますが、やはり無茶だったようで別の手段にすることにしました。

携帯を持っていけるのはすごいですね。植物とかの写真を撮れるということは、コイチとかの写真も撮れたりするのでしょうか。

もしも会えなくなった時のために、一緒にいる写真や動画をたくさん撮っておきたいですね。

タカラハラと日本の道が途絶えかけているので、コイチは手掛かりを得ようと今まで読んでこなかった本を読みますが、コイチ達に読めない本が出てきたので、試しにルノに読んでもらうと、日本語で書かれていることがわかりました。

そこから分かったのは、ルノは過去から来たこと」「タカラハラは未来の世界」だということでした。

コイチルノを送る門出の祭りを行うことにしました。

全く別の世界のお話かと思っていましたが、過去と未来のお話だったのですね。結構ほかの漫画でもありますが、未来は文明が衰退するという説が出てきますよね。

私もそれはあり得ないことではないと思います。便利になりすぎて、問題が増えた世界中の人々はわざと文化レベルを落としていくということも考えられなくはないですからね。

タカラハラと同じ時代の遠い別の国では、文明が発達しているかもしれませんからね。

最終話の感想は伏せさせていただきます。ご了承ください。

全体の感想ですが、やはり全2巻というのはあまりにも短いですね!雰囲気が個人的にとても好みだったので残念でした。

タカラハラと日本の関係をこんなに早く明らかにしてしまうのはもったいないですよね。あとは「お金」という言葉がコイチ達に聞こえない理由とかも知りたかったですね。

もっと現代で服を探したり、タカラハラで収穫を手伝ったりするような、ほのぼのとした日常を続けてほしかったです。

ルノがタカラハラのコイチ達を通じて、成長していくという話の進め方はとてもいいと思いました。

コイチ達が最後まで、ルノが持ってきた便利なものにあまり触れなかったのも、自分たちの文化と生活を大切にしているのが伝わってきて良かったです。(醤油やスマホを見るコイチは可愛かったですが)

癒しと心温まるお話を読んでみたい方には、是非お勧めしたい作品でした!

1巻レビューについて

Categories
漫画

おとなりの天涯 1巻 レビュー


今回紹介するのは「おとなりの天涯」です。

この漫画は「異世界と辛い現世の二つが舞台」「のじゃロリキャラ」「日常系」という設定が好きな方におススメできる作品です。

会社で雑に扱われ、いつも夜遅くまで仕事をしている「土屋ルノ」は、ある日「どっか行っちゃいたいなぁ……」と思いました。

家に帰り、シャワーを浴びようと浴室を開けると、そこには木々が生い茂る洞窟が広がっていました。それだけでなく、その中からちっちゃい女の子が出てきました。

彼女の名前は「コイチ」と言い、「タカラハラ」という異世界の姫だそうでした。

コイチは遊び場のお社で遊んでいたら迷ってしまい、ルノのところへ来たようでした。

ルノコイチに「主からは飯で埋まらぬわだかまりを感じる」と言われ、コイチルノにご飯をもらったお礼に、我が家の風呂に来いと誘います。

コイチが言うには、今のルノに必要なのは「わだかまりのくびきを断つこと」らしく、ルノは勇気を出して洞窟の奥へ歩いていくのでした。

その先には一面の草原が広がっており、コイチをタカラハラに送り届けたルノはタカラハラの民から、姫を救った恩人(客人)として迎えられるのでした。

タカラハラの太古の遺跡から湧いた大きな温泉に入ったルノコイチ

ルノは(自分じゃなくても)誰でも良い仕事をしていることに悩みを感じていましたが、コイチに、代わりがいない自分や従者のように、ルノだからこそ廻っている事もあるのではないかと言われます。

タカラハラから帰る時には、ルノの表情はスッキリしたものになっており、コイチとまた逢えたらいいなという話をして別れます。

特定の時間に、浴室からタカラハラに定期的につながっているようで、また会えた二人は、今度は現世で一緒に酒を飲みました。

ルノコイチの家のほうが眺めがいいのでは、と尋ねますが、独りで見る桜は飽きてしまうというコイチに、次はタカラハラの桜を一緒に見ようというルノでした。

良かった点

①タカラハラの世界観

ゲームのようなファンタジーな異世界ではなく、日本(現世)では味わうことのできない風習や風土が、この漫画の雰囲気を独特なものにしていて、それが興味を惹かれるくらい面白かったです。

タカラハラは1巻を読ませていただいた感じでは、日本のような「和」の部分があるところも、風情があり良い点だと思いました。

②ルノとコイチの関係

この二人の関係は、一見ルノが保護者のように思えますが、コイチは一国の姫としての誇りを持っており、また物事のとらえ方が悟りに近いような考えを持っていると感じたので、絶妙なバランスで持ちつ持たれつになっているのが、微笑ましく癒しの部分だなと思いました。

③魅力的な描写

タカラハラの食べ物、景色、生き物、文明の利器などが、1コマ1コマ丁寧に分かりやすく描かれており、雰囲気を掴みやすくて良かったです。

個人的に感動したのは、黒と白の使い分けから生み出される、明と暗の表現でした。

④コイチがとても可愛い

大切な要素。

気になる点

①コイチが現世に合わせることが難しすぎる点

コイチが現世で過ごす話も読んでみたいのですが、人には気を遣えても、周りが見えなくなることがあるところがあるので、二人が現世でのんびり過ごすところを見たいので、実現するのかを不安に思いました。

②現世の嫌なところも見なくてはならない点

異世界と現世、二つを行き来するのは面白い点だとは思いますが、漫画で陰鬱な雰囲気を味わいたくないので、そこの部分は少し読みづらかったです。

2巻の感想について

Categories
漫画

廃バスに住む 5巻 感想

ネタバレ注意


「廃バスに住む」の5巻の感想です。

5巻では、新しいキャラの「三田先生」が登場します。

下校時、大家が姉に引っ張られて帰っていくのを見て、カレン大家に年上の彼女がいると勘違いし、失恋したと思い込んでしまいます。

はづきは学校のベンチで泣いていたカレンを見つけ、近寄り慰め?ます。

まさかの展開ですね。学校まで迎えに来たり、外で腕を組んだりと大家の姉は相当なブラコンのようですね笑。

さすがのカレン大家に姉がいることは知らなかったようですね…。

はづきが不器用ながらにカレンを励ますシーンがとても面白かったです。

一番面白かったのは、カレン「『こんな時でもって?』って聞いて?」というセリフでした。

カレンの性格が出ているセリフですよね。寂しがり屋で構ってほしい感じがして、女の子らしいなと思いました。(偏見かも?)

三田先生は、職員室で仲良くしているはづき山崎先生の会話を聞いて、「私とは違って(仲良くなれるのが)すごいな」と思います。

会話を聞いている途中で、三田先生急にはづきに「学校でピザを頼んでいいかどうか」と会話を振られました。

そこでしらけさせるような回答をしたなと反省をしていると、廊下でピザを食べているはづき山崎先生に会うのでした。

それを見られたはづき三田先生にピザを勧めて、共犯になろうと誘うのでした。

はづきはまだ学校に来て半年もたっていないと三田先生が言っていましたが、ということは今年になってから入ったんですね。

三田先生も突っ込み役みたいですが、山崎先生とはまた違ったテンションなので、面白いですね。

三田先生がこの二人と仲良く過ごしているところをこれから見てみたいです。

花火大会の日が来て、はづきは早めに秘密基地に帰ります。

大家は、秘密基地でゲームカセットの電池交換をしており、帰ってきたはづきに急に声をかけられてびっくりします。

大家はづきを秘密基地で花火を見るように誘ったのですが、新しいビルが建っていて花火がよく見えなくなっていました。

はづきは寂しそうにする大家を学校に連れてきて、よく見える場所で一緒に花火を見るのでした。

その頃、秘密基地には「テッチャン」が来ていて、秘密基地メンバーの中に、はづき(仮)と書いてあるのを見つけるのでした。

ゲームボーイのカセットの電池交換って、溶接が必要だった気がするので、やろうとしようとしたことはありましたが断念しました。特別なねじで締められているというのもありましたが。

長い間カセットを使っていた場合、電池交換をしないとセーブデータが消えてしまうんですよね。おそらくあのカセットの感じは、予想ですが「ポケットモンスター金」じゃないでしょうか。

バスの上から手を伸ばす大家と、学校に連れて行こうと手を伸ばしたはづきの二人が良かったです。二人とも段々と仲が深まってきましたよね。

何気に山崎先生三田先生が、一緒に花火を見ていたのも良かったですよね。あと三田先生が、もし花火を見るのに誘われたら、自分も一緒に行くというつもりだったのがいい所でした。積極的に関われるようになってますよね。

テッチャンはづき(仮)のことを思い出そうとしますが、そもそも会ってすらいないので、思い出すことができませんでした。

はづきは喉が渇いたので、大家とコンビニに行くことにしました。

そこで二人は、同じくコンビニに来ていたテッチャンに会いました。

はづきのことをなんと説明しようとしようか困っていた大家は、はづきと相談しますが、なぜかはづきは自分のことを大家の姉だとウソをつくのでした。

生徒と二人でコンビニに行く先生。すごい禁断の関係って感じがして良いですよね!まぁ何もないんですが笑。

テッチャンめちゃ良い人でしたね!頑張ってメンバーのことを思い出そうとしたり、勝手にメンバーが増えてもそれを喜んだりしてくれていて良かったです。

気になったのはテッチャンはづきを見て、どこかで見たことがあるようなと言っていたのはどういうことなのでしょうか。

テッチャンの年齢にもよりますが、同級生とかだったら面白いですよね!

忙しい7月の休日出勤を終えたはづき山崎先生は、二人で飲みに行きました。

山崎先生はづきを二件目に誘おうとしますが、はづきは2軒目に行きたがるタイプじゃないと思い、一人で二軒目に行こうとしました。

次の店を探そうとした時、スマホを性格診断をした時に、はづきに渡したままだったことに気づいて、ダッシュではづきのところへ追いつこうとします。

はづきはまだバスで帰っておらず、無事スマホが戻ってきた山崎先生でした。

バスが来ましたがはづきは乗らなかったので、不思議に思っていると、はづきは屋台のラーメン屋を待っていたのでした。

二人は一緒にラーメンを食べていると、はづきと同じ常連だった三田先生に会うのでした。

山崎先生かわいい回が来て、私歓喜です。

性格診断の答えのこととかを考えて、気を使って二軒目に誘うの遠慮したところとか、優しさを感じました。

はづきに友達と認識されていることが分かって嬉しそうにしているところとか、はづきのことを少し理解できて、今度カラオケに行こうと誘ったところとかめっちゃ可愛くありませんか!?

三田先生は多忙の為不参加と最初書いてあったので、残念でしたが、まさかの屋台でエンカウント!この話は続くようなので楽しみです!

次巻では、話の続きやカレンの恋の行方などが気になります。魅力的なキャラも増えましたし、今後の展開にますます期待できます!

4巻の感想について

6巻の感想について

Categories
漫画

廃バスに住む 4巻 感想

ネタバレ注意


「廃バスに住む」の4巻の感想です。

4巻では、ついにはづきが自宅に帰ります。

バスの机の下に落ちていたイヤホンを取ろうとしたはづきは、机に頭をぶつけて朝食を落としてしまいます。

掃除をしていたら、学校に着くまでに残り10分の猶予しかなくなってしまいました。

はづき大家と共に秘密の近道を通って、時間までについたのでした。

こういう汁物のこぼし方、あるあるですよね。たまに体にダイレクトにかかったりして大惨事になることが多いです。朝食落として超ショック…フフフ。

秘密の近道は便利そうですが、服に虫が付きそうで心配です。夏は特に毛虫とかいますからね。

学校のフェンスをあのスカートで超えるのは、すごいなと思いました。どうやったんだろう…?

一か月ぶりにアパートに戻ってきたはづきでしたが、入り口前でどこかに鍵を落としてしまったことに気がつきました。

交番で落とし物がないか聞いていると、そこにマリコが落とし物を届けに来ました。

しかし、それははづきの鍵ではありませんでした。マリコは落ち込んでいるはづきにジュースを奢ってあげるのでした。

カレンマリコから今日は「シークレットベース」というネカフェに泊まることを提案されます。

マリコが拾った鍵、面白かったですね。はづきはちょいちょいうんこと縁がありますよね笑。

先生に奢ってあげる生徒、それをちゃんと受け取る先生、この関係って仲良くないと成り立たないと思うんで良いですよね。

ネカフェに居る途中、山崎先生から鍵が落ちていたとラインが来ました。それはおそらくはづきの鍵だったのですが、今日はネカフェに泊まって、明日取りに行くことにしました。

はづき山崎先生におすすめの漫画を聞くと「無銭飲食したら捕まった件について」という作品を勧められました。

その漫画を借りようと思ったのですが、最初の数巻が借りられていたので、アニメで見ることにしました。

帰れる場所が増えたので、嬉しそうにするはづきでした。

山崎先生の名前は「香織」って言うんですね!可愛い。

おすすめされた「無銭飲食したら捕まった件について」のタイトルめっちゃ面白いですね。タイトルでオチてます笑。そらそうやん、と。

はづきの5巻から読みますに対して、山崎先生からマジでやめてって返ってきたのも笑いました。

はづきのネカフェでの過ごし方が可愛かったですね。

エッチな動画を間違えて開いてしまい頬を染めたりするところとか、あとはカレーを食べたりアニメを見るのに正座していたのが良かったです。

誰も見ていないところでも素で行儀よくできるのは尊敬できますよね。

はづきは眠かったので、家に寝袋を敷いて寝ることにしました。

すると秘密基地のメンバーたちとスイカ割りをする夢を見ました。なのではづきはスイカを買い、秘密基地に持っていくのですが、そこに大家はいなかったのでした。

人が居なくなって寂しそうにする大家が可哀想でした。はづきも結局秘密基地に来てくれたのですが、悲しいすれ違いが起きてしまいましたね。

はづき大家は帰るタイミングが偶然重なって、特に話さず一緒に下校していたのですが、はづきが急に秘密基地の方向へ走っていくので、競争という形になりました。

大家はバスに着くと、はづきがいなかった秘密基地には違和感がありましたと伝えるのでした。

競争の途中、はづきを待ってくれる大家と、おそらくそれをちゃんと予想していたはづきとの信頼関係が良かったです。

大家に、はづきがいないと違和感があると言われて、嬉しそうにするはづきも可愛かったです。

はづきはコンビニの前で、カードで盛り上がっている少年たちを見て、自分もカードを一つ買うことにしました。

カードパックを開けて中身を確認しようとすると、少年たちもどんなカードが出るかこっそり見ようとします。

はづきは少年たちを呼び、カードを交換したり、お互いの秘密を話し合ったりして盛り上がるのでした。

美人と無垢なわんぱく少年たちのお話は癒やし効果絶大ですね!

はづきが「人竜イマジナリードラゴン」をただであげようとした時、少年が交換しようって言ってくれたところが良かったです。貰ったのは「地竜哀れな子ドラゴン」というカードでしたが笑。強いのでしょうか…でも300円するって言ってたから効果が強いタイプなのかも…なんて思ったりしました笑。

はづきって24歳だったんですね。おそらくこの話で初めて分かったんじゃないでしょうか。若いですね~。

最後に少年たちを迎えに来た人は「テツ兄」と呼ばれていましたが、もしかして「テッチャン」…!?

この先の展開が予想できなくなってきました…。一体これから秘密基地はどうなっていくのでしょうか…!秘密基地メンバーが再び集まったとき、はづきはどうなるのか…!?

3巻の感想について

5巻の感想について

Categories
漫画

廃バスに住む 3巻 感想

ネタバレ注意


「廃バスに住む」の3巻の感想です。

3巻では、なんでもない日常がたくさん描かれてました。

はづきは、何故かスマホのSiriに「はぐき」と呼ばれていました。Siriにちゃんと自分のことを「はづき」と呼ばせるように設定しようとしますが、何度やっても変わりませんでした。

グラウンドの木の下でSiriと話していると、野球部からボールを投げ返してほしいと頼まれます。

はづきはボールと間違えてスマホを投げてしまい、スマホを壊してしまいました。

マイクとスピーカーが壊れていたので、新しいスマホを買いました。

新しいスマホにはちゃんと「はづき」と呼んでもらえましたが、なぜか不満げなはづきでした。

私はSiriって使ったことないです。なにかアプリを入れる必要があるのでしょうか?

最近はAIと話すことも多くなりましたね。私もChatgptに質問したりしています。

間違えてスマホ投げてしまうのは、私でもやりそうで怖いです。スマホって軽いし小さいから勘違いしちゃいますよね~笑。皆さんはしませんか?

はづきは銭湯に浸かっていると、おばさんから朝のドラマに出てないかと聞かれます。そしたら別のおばさんが、学校の先生だと訂正してくれました。

おばさんたちに何でも聞いていいと言われたので、風呂上がったら何を飲むか聞いたら、「ビール」と答えられたので、はづきもビールにすることにしました。

コンビニ前でクラス内や自身の恋バナをしていたカレンと「マリコ」でしたが、ほろ酔いのはづきが来て、さらにその後偶然山崎先生も来るのでした。

はづきは銭湯の常連になっていただけなのに、いつの間にかおばさんの友達にされてましたね笑。

風呂上がりにビールですか!いいですね~。私もビール好きなのですが、お酒に弱いのでノンアルビールを飲むことがほとんどなんですよね。はづきはおばさんたちにつられて黒ラベル(おそらくS○PPORO)を飲んでいましたが、私が好きなのは金○です。

クラスのグループラインがある時代に学生してなかったもんで、それがどんな感じなのか分からないんですが、誰かが付き合ったらラインでさらされるの嫌すぎますね…。それにしてもラインがない時代でも、○○が××に振られた~とかいう噂(たまに事実)が流れてきたりしますが、いったいどこから漏れたのでしょうかねえ…。

告白された方が意図的に噂を流したなら、その人と付き合わなくて正解ですよね!

ほろ酔い気味のはづきは、普段と違い饒舌になるみたいですね。可愛かったです。でもマイペースなのは変わらず笑。

山崎先生がお酒を飲んでも、平気そうなのは解釈一致です!

カレンの名字は「高坂」で、マリコの名字が「芳澤」だという事、二人は女バスである事、山崎先生が顧問である事などいろいろなことが判明した回でしたね!

アパートの修繕と工事が完了したので、来週に再入居可能との連絡が入りました。

はづきは以前部屋が浸水した時に、図書館で借りていた本を返すついでに、都市伝説の本を読んでいました。

その中に、今居る秘密基地への地図が入っていたのでした。

いよいよアパートが修理されましたが、はづきはどうするのでしょうか?可能性としては廃バスを別荘?みたいにするのかな?と考えています。とりあえず住まないことには、タイトル通りじゃなくなってしまいますし…。

こうやって秘密基地を見つけたのですね。あとずっと気になっていたモニターなのですが、あれは別にはづきのじゃなかったんですね。仕事用のパソコンかと思っていました。

大家は家にいると、姉に構われて勉強ができないので、秘密基地で勉強をすることにしました。はづきは今日だけの基地を作ってゲームをすることにしました。

大家は最初は集中できていましたが、時々はづきがゲームのことについての質問をしてくるので、これじゃあ家と変わらないと思っていたら、はづき大家のミスに気づいて勉強のアドバイスをしてくれたりして、再び集中することができました。

大家は変える前に姉にメッセージを返しましたが、その途中にはづきにつつかれて、大家はおもわず、またはづきのことを「姉ちゃん」と呼んでしまいました。

はづき大家に、家で姉になんて呼ばれているかを聞き、大家は「あっくん」と答え、はづき大家あっくんと呼びました。大家が勉強しているうちに、はづきはゲームを全クリしていたのでした。

プライベートで、教師と一緒の空間で勉強は、なかなか厳しいものがあると思いますが、大家からしたらはづきは姉のようなものなのかもしれませんね。だから呼び間違えちゃうのでしょうか。

最初はづきが荷物を段ボールにまとめていたところを見ると、どうやらちゃんとアパートに戻るみたいですね。この先引っ越したらどうなるのでしょうか…。

山崎先生は男子生徒がはづきに告白するという話を聞き、さらにその後はづきに「1-B」の教室に連れてこられたため、告白現場を見させられるのかと思いましたが、そこにいたのは黒猫で、はづきはただ猫を見せたいがために呼んだだけでした。

はづきは今までどれくらい告白されてきたんでしょうね。学生時代とか美人すぎて周りの顰蹙を買ってないかが心配ですね。

個人的に、山崎先生が自分にも告白される時がくるのか…?と考えていたり、はづきに友達のように思われていることに気づき、嬉しそうにしているところが可愛かったです。

3巻は、期待していた通り、山崎先生の登場回数が多くて嬉しかったです。

後は、大家カレンの関係と、はづきの今後の住まいについてが気になるところですね!

2巻の感想について

4巻の感想について