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【運否天賦・復讐】4度目は嫌な死属性魔術師【転生系漫画】 5巻

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「4度目は嫌な死属性魔術師」の5巻レビューです。

最後のグールの集落、武具職人であり集落の長である「タレア」の協力を得ることができました。

タレアに平伏されていましたが、それに合わせてぺこぺこしていたヴァンダルーも可愛かったですね。サラリーマンという前世はなかったはずですが…。日本人特有の癖なんですかね笑

その頃、ルチリアーノという男は、ライフデッドというアンデッドを使い、オークの集落に潜入させます。その結果ノーブルオーク4匹、魔物600体という戦力が分かりました。どうやらルチリアーノという男はアルダ教の信者により、アンデッドが好きに使えないから、隣国のオルバウム選王国に行くみたいです。

ヴァンダルーと同じくオルバウム選王国が目的で、アンデッド使い…。これは後に重要なキャラになりそうですね!

タレアは元人間で武具商人の生まれでしたが、店を続けられなくなった父に売られ、娼館送りにされ何とか逃げ出しましたが、そこをオークにつかまってしまい儀式によりグール化されてしまいました。

そこでも子作りの道具にされてしまいましたが、ある時グールたちの武具を作ることによって少しづつ地位を高め、最弱のグールでありながら集落の長になったそうです。

タレアさんお嬢様キャラで可愛いんですけど、めっちゃかわいそうな人生送っている…。精神が壊れてもおかしくないような待遇、運命だったのにもかかわらず長まで上り詰めたのは、バスティアと違う女の強さを感じさせられますね!

ノーブルオーク攻略作戦としては、こちらから仕掛け突入し、とらわれている人を助け、敵が逃げ出すまで殺すという作戦にしました。ノーブルオークについては、ヴィガロヴァンダルーの援護で勝負しに行くようです。

ノーブルオークは4匹いたと思うんですけど、ヴィガロとヴァンダルーが全てを引き受けるのでしょうか。少し危険な感じがしますが、戦力差がある以上仕方ないのかもしれませんね。

オークの集落へ突撃して倒した敵の数200、味方は被害なしと順調でしたが、ノーブルオークが3匹、ヴァンダルーの部隊、サディリスの部隊、バスティアの救助隊に向かっているのが確認できました。

サムが完全に某漫画のモヒカンみたいなテンションになってますね。車に乗ると人格が変わるみたいなものでしょうか笑。サディリスの部隊は同じく前線部隊なのでしょうか?読んでいてそこは分からなかったですね。

バスティアの部隊にはノーブルオークと戦える戦力がなく、目の前のノーブルオークを倒してから救助しに行くのでは間に合わないので、ヴァンダルーは馬車ごと、バスティアの元へ向かうのでした。

ギリギリ間に合い、ヴァンダルーの援護もあり、バスティアはノーブルオークを倒すことができたのでした。ヴァンダルーバスティアのもとに行ったためヴィガロサディリスの二人で、ノーブルオークと対峙してもらわなくてはならなくなってしまうのでした。

バスティアのスキルの嵐はすごかったですね。ヴィガロはこれ以上強いなら単体でも勝てそうですが…。ヴァンダルーの援護はそれだけ大きいということなのでしょうか。ヴィガロはともかくサディリスの部隊が心配ですね。

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【運否天賦・復讐】4度目は嫌な死属性魔術師【転生系漫画】 4巻

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「4度目は嫌な死属性魔術師」の4巻レビューです。

ヴァンダルーは長老を助けたことにより、グールの集落に歓迎されることになり、春まで滞在することにしました。その間、サディリスに魔術を習うことにしました。

冒険者ギルドに登録するとヴァンダルーの全ての情報がギルドの職員に見られてしまうから魔術師ギルドに教われないとありましたが、サディリスがいてくれるおかげで何とかなりそうですね。

集落に来て半年が経ち春を迎えるころ、ヴァンダルー達はヴィガロの弟子の訓練をしていました。弟子以外にもリビングアーマーであるサムの娘、「サリア」と「リタ」も戦いに参加していました。

サムの娘2人は「サリア」と「リタ」というのですね。二人とも普通にしゃべってますし、実体化するのも早いのではないでしょうか。全然戦えなかった前と違い、戦力になっていますね。ヴィガロはヴァンダルーのこと大好きみたいですね。まあヴァンダルーがグールにとって大きな恩恵をもたらしているからというのが大きいでしょうけど。可愛いですね。

最初はコボルトチーフを倒して勝負がついたと思いきや、援軍でコボルトキングが出てきて、ヴィガロやランク4になった骨達ロトンビーストが戦闘に加わります。限界を突破したコボルトキングにはヴィガロでも力負けしてしまうので、ヴァンダルーはコボルトキングに魔術で麻痺毒に変化させた唾を吐きかけることで、勝利したのでした。

ヴィガロの戦闘シーンはかっこよかったのでぜひ見てほしいです。武闘派タイプの戦いって正々堂々力比べって感じで熱いんですよね。最後は魔術でしたが見ごたえ十分でした。

コボルトの肉をみんなで食べている途中、ヴァンダルーサディリスに死相が見えました。ヴァンダルーは死属性魔術で老衰で死んでしまうサディリスの寿命を大量の魔力を消費して延ばすことに成功しました。今後も魔力の成長のために1日の修行後に若化の魔術を行うことにしました。(魔力の成長を促すためには魔力を使い切った方が良い為)

サディリスのサービスカットですね。魔術を使っている様が致しているように見えて、それがグールのバナドが勘違いしたのが面白かったです。ダルシアに見られなくて良かったですね笑

2歳になったヴァンダルーは修行の末、レベル1の無属性魔術「魔力弾」を習得しました。

魔術の才能がないと言われましたが、覚えられることは出来るみたいですね。サディリスを外見年齢と同じ年まで若返らせたとありましたが、200後半歳から15歳くらいになったんですかね。えらいこっちゃ。

グールたちは無事に子供を産めることが少ないということで、修行の傍ら少子化問題に取り組むことにしました。

サディリスとヴィガロの娘「バスティア」がすごい積極的にヴァンダルーと行為をしたがっていたのは、可愛かったですね。男勝りの乙女な部分…グッときます。

無事魔術により、グールたちは妊娠し、また胎児の生命力が弱いという問題も延命措置を続けることにより解決したのでした。

ヴァンダルーはコボルトの霊からオークの大群が集落をつぶそうとしていることを聞きました。ヴァンダルーがグールたちに加勢するというと、ヴィガロは最初は拒みますが、説得の末加わることになりました。

殺されたらすぐにグールの集落に報告に来たコボルトのおじいちゃん、なかなかやり手ですね。ついでに復讐もしちゃうみたいな感じでしょうか。

グールたちの戦力を強化するため、集落に来る前に手に入れた武具やマジックアイテムを提供しました。するとヴィガロからグールキングに成れと言われ、ヴァンダルーはキングになるのでした。

ヴィガロはツンデレキャラになったのかな?グールキングになったヴァンダルーはこの先どうするのか。オークにとらわれた冒険者は?気になることがたくさんある次巻に期待します。

3巻レビューについて

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【運否天賦・復讐】4度目は嫌な死属性魔術師【転生系漫画】 3巻

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「4度目は嫌な死属性魔術師」の3巻レビューです。

ダンジョンを進むとランク3以上のアンデットがうようよ出てきて、どうするか作戦をたてようとしたら、「死属性魅了」スキルの効果で、道を通してくれました。

アンデットの騎士団のような整列の仕方で、前世は騎士が多かったのかなと思いました。この漫画を読んでいるとアンデット系がかわいく思えてきますよね。ちょっとうらやましい笑

道中、宝箱から2級品(高級)のポーションを手に入れました。どうやらかなり珍しいらしく、また宝箱からこういったマジックアイテム自体が出てくることも珍しいようです。

こんな高級なポーションが入っているということは、かなり強い魔物がいるダンジョンということではないでしょうか。

ボス部屋にはランク5の魔物「スケルトンジェネラル」がいましたが、スキルのおかげでスケルトンジェネラルは斧をくれました。代わりの斧と盾を渡したのですが、貰った斧に対してお返しが少なすぎたので、魔力をかけてランク6の「ブラックスカル・ジェネラル」にしたのでした。

下手したらラスボスでもおかしくない見た目しているのに、頭を下げて斧をくれたりとか、骨人に斧と盾を渡され、ぺこぺこしているスケルトンジェネラルが可愛かったです!貰ってばかりじゃスッキリしないので、ランクアップさせてあげれていたのが、とても読んでいて良かったです!

ヴァンダルーは新たにリビングアーマーを作ってみようと思いましたが、サムから「娘たちを使ってください」と言われ、ダンジョンの奥にあったマジックアイテムの水着型鎧のようなものがあったので、それに憑依させたのでした。

レベル上げという戦力強化は出来ませんでしたが、リビングアーマーを二人仲間にできたので、これからに期待ですね!

後日、冒険者に寄り倒される「ブラックスカル・ジェネラル」が描かれていたのでした…

流石に、何十人の冒険者となればランク6のブラックスカルジェネラルも倒されてしまうんですね…。せっかく仲良くなったので少しショックでした。可愛いのに…。

魔境のすぐ手前まで来ると、女性の悲鳴を聞きつけます。襲われれていたのは、グールの最長老「サディリス」でした。

グールが出てきましたね!グールと言えばアンデットな気がしますが、あまりにも人間的過ぎてどうなの?って思いました。それにしても冒険者相手でも引けを取らなくなりましたね。今までは山賊相手だったので少し強くなっているのでしょうか。

サディリス」を助けたヴァンダルーは、ヴィガロがグールたちに宴の準備をしろと言い、集落に案内されるのでした。

このサディリスという女の子「ふしぎの海のナディア」のナディアを思い出しました…。褐色女子はいいぞ!次回、グールとの出会いでヴァンダルーたちは新たな仲間を得るのでしょうか?気になるところですね!

2巻レビューについて

4巻レビューについて

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【運否天賦・復讐】4度目は嫌な死属性魔術師【転生系漫画】 2巻

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「4度目は嫌な死属性魔術師の2巻レビューです。

オルビーたちを捕らえたヴァンダルーは、準男爵、騎士団、高司祭、神殿騎士について聞き出します。五色の刃やゴルダン高司祭のことを考えると、森から抜け出すことは出来ないと予想します。

オルビーたちに日本語が通ずることから、過去に異世界から日本人の転生者、しかも勇者がいるということが分かりましたね。まだ生きているんでしょうか。流石に死んでいそうなのでワンチャンアンデットとして仲間にできそうですね!ゴルダン高司祭はゴリゴリのパワータイプっぽいですね。確かに今の戦力では手も足も出ないでしょう。

五色の刃たちがいなくなるまで耐えることができましたが、旅に出るには体が幼すぎるので、その間に戦力強化することにしました。

ヴァンダルーは自分で経験値を得られない代わりに、アンデッドたちが敵を倒すことで、両方に経験値が入ることに気づきました。

自力でレベルはあげれないけど、アンデットを介して上げられるなら全然問題なさそうですね。MMORPGでいうヒーラーみたいなものでしょうからね。希望が見えてきましたね!

1歳の誕生日に骨たちのレベルが100、そしてモンスターのランクが3になりました。しかし冒険者から見ればまだまだ雑魚なので、さらなる強化のために山賊を狩ることにしました。

誕生日のシーン、骨たちが可愛くて好きです。しかも、リビングボーンからボーンアニマル、スケルトンに進化という頼もしい味方にもなっていますし、この5体いいキャラしてますね。

自分や娘たちを殺された霊体の「サム」によって、山賊の居場所を教えてもらい、奇襲を仕掛けることに成功しました。

奇襲のシーンのスケルトンソルジャーかっこよすぎた。過去に襲った山賊の装備なのでしょうか。個人的に武装してる魔物って好きなんですよね笑。

山賊を全員殺した後、小屋の地下に居た行商人を助けました。

この世界で初めて善行をしたわけですが、ロドコルテはどう考えるのでしょうか。ヴァンダルーは害のない人間には何もしないと思いますから、基本的には善ですよね。山賊狩りも正直善行ですし。

サムの恨みを晴らしたヴァンダルーサムと娘たちが仕えることになり、サムは馬車を動かしてくれるようになり、移動が可能になりました。

サムもその娘たちも味方になったのは大きいですね。特にサムは生前の姿を保っていて、馬車も動かせる。心強すぎますね。娘たちはまだ生前の姿に戻るには時間が必要そうですね。死に方があまりにも悲惨でしたから仕方ないですね…。

後日、町に毎晩ゴーレムの仕込みをして、ある日街を崩壊させました。しかし、ヴァンダルーは町の人を一人も殺さないのでした。

すごい大きなゴーレムを何体も作り出したわけですが、この後彼らはどうしたんでしょうね笑

ダルシア」が死んでしまったため、ヴァンダルーがダークエルフの子どもだと証明できないため、アルダを国教としているアミッド帝国と敵対しているオルバウム選王国にむかおうとしましたが、途中で出会った霊によると、近々戦争が起こるということが分かりました。

移動中に淡々と「ゴブリンをひき殺しておきました」というサムに笑いました。強すぎる。

見た目が魔物の集団なヴァンダルーたちは国境から入ることが難しくなったため、危険地帯と言われる南部を抜けていくことにしました。

堕ちた勇者ザッカートという名が出てきましたが、「堕ちた」とはどういうことなのでしょうか。女神ヴィダとアンデット化したザッカートとありましたがそういうことなのでしょうか?魔王が倒されたこの世界にもまだまだ謎の闇が残っていそうですね。

その途中ダンジョンを見つけて、さらなる戦力強化のためにダンジョンを攻略することにしたのでした。

1巻レビューについて

3巻レビューについて

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【運否天賦・復讐】4度目は嫌な死属性魔術師【転生系漫画】 1巻


今回紹介するのは「4度目は嫌な死属性魔術師」です。

県立八坂高校の生徒で、主人公の「天宮博人」は修学旅行中に乗船したフェリーがテロリストの仕掛けた爆弾によって沈没し、生徒全員とともに死亡します。

死後の世界?に飛ばされていた生徒たちは、突如現れた「ロドコルテ」という神に異世界転生の提案がされます。

異世界に転生した場合はロドコルテから、特別な力と新たな運命と幸運が与えられると言います。

博人はロクな人生でなかったことを思い返していると、途中「雨宮寛人」という聞いたことのない自分にそっくりな人物が、膨大な数の力を受け取っていました。

ロドコルテが間違えて雨宮寛人天宮博人の分の特別な力や幸運を与えてしまったので、博人は不幸な人生が確定なまま、異世界「オリジン」へ転生させられたのですが、そこで非人道的な実験材料にされ、「死属性魔術」に目覚めます。体の自由を奪われていた博人は、実験で殺されることで自由を得るのですが、転生した生徒たちに殺されてしまいます。とどめを雨宮寛人と前世で命がけで助けた「成瀬成美」に刺されます。

死んでしまった博人は再びロドコルテのとこへ飛ばされ、3度目の転生「ラムダ」へ転生させられますが、復讐を望んだ博人はまたもロドコルテからなにも力を与えられず、早々に自害することを望まれます。

ラムダ」に吸血鬼の父親とダークエルフの母「ダルシア」の子ども「ヴァンダルー」として生まれます。前世と違いダルシアは子供想いのいい母親だったのですが、町へ出かけてダークエルフの里に逃げる方法を探している所を殺されてしまいます。幽霊になったダルシアを遺骨に霊体だけ入れて隠れ家に帰るのでした。

ダルシアを売ったオルビーたちが隠れ家に来て…?

良かった点

①復讐する要素がこれでもかというくらい詰まっている

実験、迫害と多くの人間にあらゆる悪意を向けられたので、これから先どのくらい復讐するのか楽しみです。個人的にはだれに対しても容赦なく思いっきりやっちゃってほしいですね!

残念な点

①展開がかわいそうすぎて読むのが辛かった

私は自己移入しがちなところもあって、こういう最初にひどい目に合う復讐系は読むのが苦手なのですが、その中でもこの主人公は群を抜いて悲惨な目にあっていると思います。

2巻レビューについて