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心配事の9割は起こらない


今回紹介する本は「心配事の9割は起こらない」です。

この本は、心配事のタネや今すべきこと、人間関係や悩み(考え方)がテーマになっています。

主に、禅の教えに習って生きようという内容なのですが、他にも孫子や松下幸之助など他の著名人の言葉の通りに生きることで、今の自分がどうするべきかを導き出せる本だと思いました。言葉だけでなく、著名人のエピソードを教訓にして、そこから学べることなどを分かりやすく紹介してくださいます。

この本は、主に定年を迎えた方向けのような印象を受けました。「恋愛」についての考え方など、私にもあてはまるお話がありましたが、全体的に達観したところから教えて下さるという感じなので、実践向けの知識というよりかは、どういう心構えでいるかというアドバイスですね。

私が個人的に興味を持ったのが、「あるがままを受け入れる」「執着、固執について」で、目から鱗だったのが、「余計なことを調べない」「情報は迷いの元」といったあたりですね。他にも「夜は静かに過ごす(騒音などの話ではない)」など、詩文の中で新たな見識が生まれるきっかけを作るには、うってつけの本だと思います。

また、共感できたのが「今日やるべきことは、今日やる ー引用ー」でとにかく目の前のことを順々に片づけていく、いつも自分の理想としていますが、なかなかできないので耳が痛い話でありました。

総評に入りますが

良かった点

まとめが分かりやすい

要点をまとめたり、難しい言葉を要約してくれるので、あまり禅に詳しくない方でもしっかり内容が分かります。

残念な点

完璧な答えがない話題なので、鵜呑みにすると良くない

事実、文章の中で「2番手が、角が立たないもっともよいポジション」とあったのですが、自分から率先して先頭に立つのも大切なことではないか?と思いました。

人生を一日一日大切に生きていくことの素晴らしさ、人生において大切な時期、モノについて書かれているので、大きな悩みがある人はこの本を参考にして、人生の軌道修正を図るのもいいかもしれませんね。

著者枡野俊明
価格680円+税
ページ数221ページ
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漫画

ー明かせぬ正体ー最強の糸使いは復讐の死神になる 1巻


今回紹介するのは「-明かせぬ正体ー最強の糸使いは復讐の死神になる」です。

舞台は「ザ・ディスティニー」というVRMMOゲームです。
VRとは「Virtual Reality」の略で仮想現実という意味です。
MMOとは「Massively Multiplayer Online」の略で、現実の世界の人を相手に、インターネット上で協力し合ったり対戦し合ったりすることを指します。

主人公の名前は「カミュ」、この世界で唯一の糸使いと呼ばれる職業についている最強のプレイヤーです。

フレンドの「ササミー」と共にゲームをプレイしていましたが、突如ログアウトできなくなるという異常事態に巻き込まれます。しかも、主人公はある装備のせいで最弱ともいえるプレイヤーとなってしまいました。

かつて知り合いだったプレイヤーに痴漢扱いされたり、豚呼ばわりされるなど、最弱化のみならず、見た目も変わってしまっていて、とても他のプレイヤーとは交流できない状態になってしまいました。

そんな中、初心者の女の子に声をかけられ、ゲーム知識を教えながら助けていくのでですが、ある意味NTR(寝取られ)みたいな展開になり、また一人になる主人公。他プレイヤーに殺されかけたりすることで、復讐の死神となるといったお話です。

ここで、良かった点と残念な点について述べていきます。

良かった点

①周りのプレイヤーの反応がリアル

おそらく、ログアウトできない不安な状況では、心に余裕がなくなり、この主人公のような存在を蔑ろにすることで心の安定を図っていると思うと至極真っ当な反応だなと思いました。

②復讐する要素が盛りだくさん!

随分いろんなプレイヤーに馬鹿にされたり、ひどい目にあわされたりするので、どんな復讐をしてくれるのかすごく楽しみです。

③主人公の力が完全に失われたわけではない

主人公がその気になれば、ある程度のプレイヤーなら倒すことのできる力は持っています。でもそれをしないことで今後最強のプレイヤーのなごりを見せることができそうです。

残念な点

①噛ませ犬が多すぎる

復讐しようにも、どうでもいいモブキャラが多くて、こいつらまで復讐するシーンはあまり見ごたえがなさそうだなと思いました。

②主人公の決意が弱すぎる

これは1巻ではわからないのですが、実は復讐対象に「俺は許さない」と言っておきながら、いざ可愛い女プレイヤーに涙ながらに謝れるとケロッと許してしまいます。私個人としては、一度復讐すると決めたなら、最後までやり切ってほしかったです。

総評として、最近はやりのVRMMOものとしては、初期からシステムがよく考えられており、おススメです。ただ主人公の行動に満足できない人もいるでしょう。

2巻レビューについて

3巻レビューについて

漫画クロノヤミ
原作ポルカ
キャラクター原案pica
価格620円+税
ページ数179ページ

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漫画

俺の死亡フラグが留まるところを知らない 5巻


ネタバレ注意

「俺の死亡フラグが留まるところを知らない」5巻についてレビューしていきます。

前回は、ライナーの力「ブレイブモード」を闘技大会にて発動させるように、ハロルドが鍛えたところまでですね。

試合が終わった後、コレットとライナーが会話をしますが、このままだと精々ライナーの足を引っ張るくらいしかできないだろうと言われてしまいます。おそらく主人公があれだけ力を引き出すほどの努力をしたので、パーティーメンバーであるコレットにも成長を期待しているんじゃないでしょうか。

闘技大会後、聖王騎士団に入ってみないかとの提案を持ち掛けてきて、ハロルドは了承します。個人的に原作より早く入ることになるので、入らないという選択をすると思いましたが…

聖王騎士団に入るための入団テストとして騎士たちと戦うことになるのですが、戦闘していくうちに攻撃動作やタイミングがゲームに出てきた敵と完全に一致していることが分かりました。ここからハロルドの中で眠っていた闘争本能のようなものが垣間見えましたね。

数日後、コーディに騎士団内部を案内させるのですが、その中で「ロビンソン」「シド」「アイリーン」の3人と出会うのですが、なんとこの3人、死んでしまうキャラだそうです。ハロルドは、原作を崩壊させてまで3人を助けるべきなのか、見殺しにするか悩みます。ハロルドは対モンスター戦などで、ある程度そういう耐性が付いたんだと思いましたが、人の生死が関わる問題、殺し合いなどはまだまだ人間らしく葛藤するようですね。この世界では、そういったことは勝手に慣れているものだと思っていましたが、そういうわけにはいかないそうです。果たしてハロルドの選択はどちらになるのでしょうか!

それはさておき、ハロルドの情報がなぜかコーディたちに流れていることが会話によって発覚します。なぜ知っているのかははぐらかされてしまいましたが、ハロルドの情報を握ってますよとなぜわざわざ教えに来たのが気になりますね。

最終試験を合格?したハロルドたちは報告へ王都に戻るのですが、謎の黒い靄を見つけます。いったいこれは何なのでしょうか…というところで次回へですね。
黒幕の魔法とかなんでしょうか、なんだか原作の展開が前倒しでおこってそうな展開ですね!次の6巻が非常に待ち遠しいです!

1巻レビューについて

2巻レビューについて

3巻レビューについて

4巻レビューについて

6巻の感想について

漫画乙須ミツヤ
原作
キャラクター原案Aちき
価格736円+税
ページ数166ページ
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俺の死亡フラグが留まるところを知らない 4巻


ネタバレ注意

「俺の死亡フラグが留まるところを知らない」4巻についてレビューしていきます。

前回は、エリカの兄イツキと手合わせをした後、ハロルドが感傷していたところに、エリカから声をかけられたところからでしたね。

エリカに平手打ちの件を謝れましたが、ハロルドに対しては火に油だったみたいで、お互いに良い結果にはなりませんでしたね。ですが、エリカはハロルドを支える覚悟ができたシーンだったのではないでしょうか。ハロルドは好感度を下げるために、わざと冷たく接しているのに、エリカからの好感度は上がる一方のようで、つくづくハロルドの周りは、本人の思惑と真逆に動いてますね(笑)。ハロルドの信用を一番得ているのがタスクなのではないのでしょうか。当主とだけあって流石ですね。

そして、物語は3年進んで、ハロルドは討伐遠征に出ていました。3年経っただけあって大きいモンスターを圧倒していましたね。十分に対モンスターへの戦闘経験も積めているようですね。ハロルドは主人公と敵対する気はないので、対人戦、対モンスター戦どちらも経験しておかなければならないわけですね。

なので次は、対人戦の経験を積むために、闘技大会に参加することになりました。ここではBrave Heartsの主人公ライナーとの出会いがありました。エリカとコレットも出会い、はたしてこの2人は原作通りの関係になるのか気になりますね。エリカの心が大分ハロルドに寄っているので、完全に原作通りとはいかなそうですよね。

また、デルフィト(都市名)で原作でのお助けキャラに位置するコーディという人物に会うのですが、この人物は後にハロルドとまた出会うことになります。

闘技大会でライナーと対峙するハロルド、当然ハロルドがライナーの剣を一撃で壊すわけですが、ハロルドは主人公に対して戦う意思があるなら戦えと言います。主人公は見事ブレイブモードという新しい力を発動させることができ、無事ライナーを鍛える目的は果たせましたね。圧倒的な力を持つハロルドに、一時的ではありましたが引かせることができたブレイブモードというのは、流石主人公、とんでもスキルを持っていますね。どちらも子どもでこの強さなら、原作そのままなら簡単に世界を救えそうなものですが、順調にうまくいくのでしょうか。それとも当然敵も強化されるのでしょうか、気になるところですね。

1巻レビューについて

2巻レビューについて

3巻レビューについて

5巻レビューについて

漫画乙須ミツヤ
原作
キャラクター原案Aちき
価格718円+税
ページ数173ページ

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俺の死亡フラグが留まるところを知らない 3巻


ネタバレ注意

「俺の死亡フラグが留まるところを知らない」3巻についてレビューしていきます!

全巻のあらすじとしては、ゼンによってハロルドの計画を、エリカに聞かれてしまったところまででしたね!この結果が吉と出るか凶と出るか楽しみですね!

まず、ハロルドがクララとコレットを殺害していないことを聞いたエリカたちが、真偽を調べるためにブローシュ村へユノやユノの部下たちが向かいます。

ユノの部下では、クララから真相は聞き出せませんでしたが、ユノ本人はなかでも有能なようで、クララから秘密を聞き出すことに成功しました。

クララといいゼンといい、良かれと思ってやっていることなのでしょうが、計画がばらされるのは、ハロルドにとっては不本意なところでしょうね…。なかなか目の届かないところまで、秘密がもれないように動くのは不可能なことですね。

ハロルドは、タスク・スメラギにLP農法の存在を教えます。その内容はスメラギ家に一切不利のないものであり、また娘のエリカを救うことができることから、タスクはハロルドの提案を受けることになりました。エリカはとても魅力的な女の子だと思うのですが、ハロルドは全然興味なさそうな感じですよね。好感度を最低なものにしなければと言っていた通り、計画がばれるまでは、平手打ちをかまされるほどの嫌われっぷりでしたが…。エリカは主人公パーティーに不可欠な回復役らしいのですが、もしエリカがいなければ、他の回復役のキャラが出てくるんじゃないかなと個人的には思っています。

そしてハロルドは、対人戦用の経験を積むために、エリカの兄イツキ・スメラギと手合わせすることになります。勝負はハロルドの負けでしたが、おそらく実戦だったらハロルドが勝っていたでしょう。ハロルドは最後「剛打掌」を使うのですが、いつの間に体術を取得したのでしょうか。他にもハロルドにはまだ隠された戦闘能力がありそうですね。

そして最後は、ハロルドにエリカが…というところで終わってしまいます。
私は、次の4巻と5巻をまだ持ってなくて、注文している最中なので、届き次第レビューしたいと思います!

1巻レビューについて

2巻レビューについて

4巻レビューについて

5巻レビューについて

漫画乙須ミツヤ
原作
キャラクター原案Aちき
価格700円+税
ページ数174ページ