ネタバレ注意
「4度目は嫌な死属性魔術師」の6巻レビューです。
ヴィガロ、サディリスの部隊は激闘の末オークを2匹倒し、残るは親のノーブルオークだけになりました。
サディリスはヴァンダルーによる無限魔力供給によって難なく倒せましたね!ヴィガロは不意は突きましたが「三連鞭斧」というスキルで、相手を真っ二つにしていました。二人とも、そこら辺の魔物より格が違うようになりましたね。まだ成長するのかと思うと楽しみです。あと!タレアさん若返らせてほしい…。
ヴァンダルーとブゴガンは全く互角の状態で戦っており、決定打がみつからないまま、皆が援護にやってきてしまったので、グール達や霊体を死なせないため、自分が斬られることで、ターゲットを自分から外させないようにしたのでした。
見開きでお互いの思考を書き出してあるシーンは斬新で良かったです!結果はどちらもこのままではやられる!!なんですけどね笑。ダンピールの状態でダメージを受けたのって初めてですよね。前世で痛みに慣れすぎた為、耐性とかついてそうですよね。
危険な状況かと思いきや、斬られる瞬間に内臓器官を霊体化させ、自分の体から噴き出す血を猛毒に変化させることによって、ノーブルオークはそれをくらい倒れて、ついにオークたちが勝利したのでした。
サムが一番状況判断早かったのはすごかったですね。やっぱりこの人優秀です!体液を猛毒化するのは強いですが、どう当てるかが鬼門ですね。あと心配してぽろぽろしているダルシアさん可愛い。
人間の様子を見に行ってやってほしいといわれたヴァンダルーは、ルチリアーノのライフデッドを見つけます。彼から人間にとって脅威なオークを討伐するため、大軍隊を送り込むこと、またそれがグールでも変わらないことを話させました。
この場はどのみち殺せないので見逃しましたが、ヴァンダルーの情報を持った冒険者がいるっというのは結構大変な状況じゃないでしょうか。
その裏でトーマス(パルパペック軍務卿)と呼ばれる男が、どうやら謎の吸血鬼と結託しているようでヴァンダルーを警戒するかどうかの話をしていました。
ヴァンダルーの親「ヴァレン」はどうやら吸血鬼を裏切ったそうですが、一体どういうことなのでしょうか?トーマスとの関係も気になりますね。
2か月前、守るべきもののために逃げることを選んだヴァンダルー達は、以前虫アンデッドで見つけた廃墟魔境に移住できるか調査を行うことにしました。
とらわれていた人間の女性たちがほとんどグール化して戦力も増えてそうですね。また子供の「ブラックゴブリン」「アヌビス」「オーカス」といった種族の子どもも強そうで今後が大いに期待できますね。
トーマスと話していた吸血鬼は先ほどと打って変わってヴァンダルーが山脈を超えたことによって焦っていました。
この蝙蝠の本体の吸血鬼を見るとかなり焦っていますが、その理由とは…?