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悪役令嬢の追放後! 教会改革ごはんで悠々シスター暮らし 2巻

ネタバレ注意


エリザベスは教会のバザーで前世のイベントプランナーの経験を活かし、ゲーム内には存在しなかった綿菓子やポップコーン、タコ焼きなどを出して、大盛況になりました。

バザーでは、レオニードが崩れたテントからエリザベスを救ったり、エリザベスから特別?なたこ焼きをもらったりと、少しお互いを意識するシーンがあってよかったです。最もたこ焼きの方はエリザベスは全く気にしていませんでしたが…笑

そんな平和な暮らしが続くように願うエリザベスの想いとは裏腹に、プリ暁の主人公であり、モワーズ王国王女「ロゼッタ」とモワーズ王国第十王子「コラード」が駆け落ちしに、ノルティア教会にやってきました。

二人は相当アツアツな関係に描かれていて面白かったです。障害のなかったロミオとジュリエットみたいなイメージです。セリフの字体がころころ変わっていて、キラキラな部分もあれば、ノルティア教会の名前を出したときの字体なんかは、滅びの呪文みたいなものでインパクトが強かったです。(ロゼッタの目も、見開いていて怖かったです…)

しかし、エリザベスは特段腹ただしくも無く、素直に二人を祝うのでした。

コラードとロゼッタは本当に幸せそうで、そんな二人を恨めしく思うのかなと考えましたが、全然そんなことなかったですね。商魂魂を出して来たり、思い出の残るよう凝った演出を用意する方に尽力していて、エリザベスを縛るものはなくなったんだなあと思いました。

レオニードがエリザベスを心配だと伝えたのに、うまく伝わらなかったシーンは可愛そうでしたね。ここでの二人のやり取りや、エリザベスがいないところでレオニードが一喜一憂しているシーンは面白いのでぜひ見てほしいです。

結婚式が終わって、いつもの日常に戻ったエリザベスでしたが、シャルロッテが親の命令パゾリーノ子爵家の舞踏会に出なければいけなくなったので、一緒に付き人として出ることになりました。

舞踏会当日、貴族のマナーレッスンを受けたシャルロッテは、エリザベスという頼もしい味方がいるのもあって、堂々と挨拶回りをこなし、過去にいじめてきた女がしつこい男に詰められるところを助けたりもしました。

エリザベスの元公爵令嬢としての存在感や振る舞いという力は健在のようですね。エリザベスの影響を受けたシャルロッテがどういう成長をするのか楽しみです。ロクサーヌも伯爵令嬢だったのは驚きでしたね。シスターになったら生涯独身だと思っていたので、意外でした。

そこでエリザベスは、婚約者になる予定だったリマイザ王国第一王子「ミッシェル」に会います。どうやらミッシェルはエリザベスを待っていたようで…?

ミッシェルの距離の詰め方がマッハすぎて、ちょっと雲行きが怪しくなりましたね!もちろん私はレオニードに頑張ってほしいので、さらなる関係の構築を望みます!負けるなレオニード!(でも元婚約者候補は強いですね…)

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