ネタバレ注意
「悪役令嬢レベル99~私はラスボスですが魔王ではありません~」2巻レビューです。
今回は、新学園長であるロナルドから学園生徒の野外演習の監督役を任されることになりました。野外演習とは生徒のレベル上げのことで、変なことをしないようにくぎを刺されてしまいます。
しかし、ユミエラは演習を見ていて効率が悪いと感じていて、同じ生徒であるパトリック・アッシュバトンも同じ意見だと言います。魔物の数を増やすことで効率的にレベル上げできる方法があるというので、ユミエラは魔物呼びの笛を使ってしまいます。パトリックの指揮やユミエラの魔法のおかげで無事に終えることができたのですが、案の定、パトリックに説教されたり、ロナルドに呼び出しをくらったりしてしまいました。しかし、その日を境に少しづつパトリックと打ち解けていくユミエラでした。
ここでは少しユミエラの女の子らしい部分が出てきて可愛いシーンがあるので、ぜひ見てほしいですね!
次の野外演習でも、結局魔物呼びの笛を使うことになったのですが、ここでもパトリックの指揮のおかげで無事終わります。パトリックはみんなに感謝されるのですが、そんな中にユミエラは入ることができず、一人で学園に戻ってきてしまいます。そこでアリシアに魔王扱いした件で謝られるのですが、エドウィンにさえぎられ、アリシアに近づくなと言われたりします。そういったことが続いてユミエラはどんどん憂鬱になっていくのですが、そこへパトリックが来てくれたことで、ユミエラの気持ちは少し晴れるのでした。
今まで敬語のみだったユミエラが、敬語を忘れて話すシーンは新鮮でよかったです。
ユミエラは図書館に行って技術力と戦略を身に着けるため本を読みに行くのですが、そこでアリシアと出会い、魔法を教えてくれないかと頼まれます。結局教えたとは言えないのですが…笑
次に武術大会が開催される時期になるのですが、ユミエラは自身の実力が理由で参加を遠慮していましたが、優勝賞品の闇属性魔法強化の護符というアイテムにつられ、参加することを決めます。剣術部門、魔法部門と共にレベル99のパワーでごり押しするユミエラでした…。
今回はここで終わりです!次回もお待ちください!