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売られた王女なのに新婚生活が幸せです 最終巻 感想

ネタバレ注意


「売られた王女なのに新婚生活が幸せです」の最終巻の感想です。

イエルハルトに婚姻が認められるかと思いきや、まさか別の男と結婚しろと言われるとは思いませんでしたね!

てっきり「認められない」という点で、ひと悶着あるのかなあと思いましたが、予想を超えてきましたね。

第二王子カイルの助力を得ることが出来ましたが、カイルが発言権を得るためにも、マデレーネカイルの懇意にしているダルグレン侯爵家の「ハーシェル」という男と結婚する必要があると言われてしまいました。

最終的に幸せになるためとはいえ好きな人を置いて、形だけでも他の人と結婚するなんてことはしたくないですよね。

ハーシェルアランの言う通り、地位も人柄も申し分ない人物でしたね。それだけにアランが自信がなくなってしまうのも分かります。

マデレーネが好きな相手に好きだと言える人物で良かったですね。

フォルシウス侯爵家に王家が乗っ取られようとしていた現状に気づいたマデレーネ達は、フォルシウス侯爵家でイエルハルトの婚約者「カトリーナ」の助力も得ることが出来ましたね。

まさか黒幕の家のものから協力を得られるとは思いませんでしたね。カトリーナが良識のある人物で助かりましたね。

ここからの展開は重要な場面のネタバレになってしまいますので、作品を実際に見ていただけるように、以降の場面の感想は控えさせていただきます。

総評としては、ストーリーの中でのマデレーネアランのもどかしい距離間が良かったです。

他に良い点を言えば、キャラ数も程よく、内容も最後以外は簡単で分かりやすかったのも良かったです。

最終巻で、色々な問題を急いで強引に終結させてしまった感があるので、優秀な作品だったのにもったいないなと思いました。

恋愛要素に特化していて、派手なアクションシーンなどはなく、仲睦まじい恋人の雰囲気を重点的に味わいたい方にはおすすめできる作品です。

3巻という少なめな内容なので、あっさり完結してくれる作品を読みたい人にもおすすめです!

2巻の感想について