ネタバレ注意
「悪役令嬢に転生した田舎娘がバッドエンド回避に挑む話 ~死にたくないのでラスボスより強くなってみた~」の2巻の感想です。
魔王に求婚されるまではよくある設定なのかなと思いましたが、その後の目的が面白いなと思いました。
サタンは人類の敵ではなく、ただ永遠の伴侶を探すために過去から転生してきたらしいですが、伴侶を見つけるにあたって学園から探すことにしたというのはどうなんですかね…。
魔王の伴侶にするには幼すぎる相手しかいなさそうですが…。自分好みに育てるつもりなんでしょうか笑。
婚約する代わりに、世界最強の魔王を味方につけることが出来たスレイヤ。この先この二人を相手にできる敵なんて存在するのでしょうか。
勇者に宿った魔王の力の一部を取り戻すために、フレアと勇者たちを恋仲にしないように立ち回ることにしたスレイヤ。
一人ずつ解決していったら後の方に対処する勇者は、フレアにかなり好意を抱いていそうで阻止するのが難しそうですね。
フレアを仲間にするために、フレアと親密になろうとしていたスレイヤでしたが、入学してからのスレイヤのフレアへの対応が良かったのであっという間に協力してもらうことが出来ましたね。
フレアは原作の通り思いやりのある優しい子だというのは、行動や言動から分かるのですが、色々なマンガを見てきたので実は転生者でした~みたいな落ちがあるのではと身構えてしまいます…。
スレイヤにまるで犬のように懐いているフレアが可愛くて、転生漫画のライバル的存在の(架空の作品の)原作主人公が、可愛い作品は珍しくて良いなと思いました。
ライオネルに関しては、原作の知識を使うだけで上手くいったようですね。インガは割と物分かりが良く真実をライオネルに話してくれましたが、この先は知識があっても解決が難しい問題があるということでしょうし、どうするのか楽しみですね。
一番気になるのは原作知識とは違う展開になった場合に、スレイヤはどう立ち回るのかが気になります。
最後スレイヤがライオネルにお願いした内容は何だったのでしょうか?次のターゲットはライオネルの親友「メイゲン」ということなので、協力をするように頼んだのですかね?
次巻が楽しみです!
3巻の感想について