ネタバレ注意
「転生勇者の気まま旅」の3巻の感想です。
アルクたちの訓練は、リオンが監督している間にハイオークとドラゴンを倒すことでしたが、やはり能力が底上げされているだけあって余裕で勝っていましたね。
幼いアルクたちを冒険者にするのは難しいと言われたので、適当な依頼を探していると、Bランクの「グリス」という男に手を出されかけました。
そこをAランク冒険者の「アンリエット」に助けられました。アンリエット”様”と呼ばれていたことや、”今”はただの冒険者と言っていたことから、高貴な身分の人なんでしょうか。
アンリエッタとパーティメンバーの「カナエ」と「ティナ」がリオンが受ける依頼を手伝うと言い出し、ついてくることになりました。
Aランク冒険者といえども、元勇者のリオン達についてこれるはずもなく、どこかで邪魔になりそうですが…。
依頼書にあった「レジーナの村」につきました。どうやら森の周辺に魔物が出るという依頼でしたが、リオンなら森全体の魔物を狩りつくしそうですね笑。
森には危険度AやBの蜘蛛型の魔物が大勢いて、やはりアンリエッタ達は苦戦していましたが、リオン達には雑魚同然のようでしたね。
最終的に危険度S-の「クイーンタラントラ」が出てきました。災害級の魔物らしいですが、これもリオンは魔法を一発で倒してしまいました。
魔王を圧倒したくらいだから、もはや残っている魔物の中で脅威になりそうな敵は一体もいないのでしょうかね。
結局本当に森全体の魔物を掃討してしまいましたね。この世界ではどうやって魔物が生まれるんでしょうか?アンリエッタは「しばらくは魔物が出ることはない」と言っていましたが、自然湧きする可能性があるのかな?
リオンはクイーンタラントラを倒したのはアンリエッタ達だということにしたかったみたいですが、流石にアンリエッタ達がギルドに報告しましたね。今後リオンはどう扱われるのでしょうか。
スーラが、Aランク冒険者相当の強さの「レッドスライム」に進化しましたね。従魔が進化するなんてテイマー強そうじゃんと思いましたが、進化すると従魔が逆らうようになるケースもあるんですね…。そりゃ不人気職になるはずですね。
スーラはまだまだ進化段階がありそうなので最終的にどうなるか楽しみですね。とりあえず黄金色にはなりそうですね。
リベルト支部のギルド長「ディンバ」はなかなか保守的な人物のようで、リオンの功績を信じていませんでしたが、周りの訴えかけによってリオンを渋々Cランク冒険者にしましたね。
ギルドに中~上級者の冒険者が招集され、リオンもリベルト内で発生している誘拐事件について調査することになりました。
リオンは単独で敵拠点を見つけ、一度帰って冒険者たちと共に制圧に来ました。拠点を見つけた後に一度帰ってギルドに報告したのは、リオンが成長してる証ですかね?とりあえずこの件に関しては証言者が居るので正解だと思いますが。
敵はすべて捕縛することが出来ましたが、どうやら操られていたらしく記憶があいまいなようでした。
リオンはその原因が分かっており、洗脳はヴァンパイアによるものでした。人間の中では相当な実力でないと精神操作魔法は使えないとありましたが、ヴァンパイアのような高位な種族はみな実力が高くて使えるのですかね?
それともあぶり出したヴァンパイアが特別強いのか…?
それでもリオンにはかなわないと思うので、次回どう倒すか楽しみです!
厄介なのは味方の冒険者を操られたりしないと良いですが…。
4巻の感想について