ネタバレ注意
「やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます」の2巻の感想です。
ときレラ!と同じように全属性の魔法を使えたリッド。応用で火を槍にした「火槍」という魔法を生み出しました。
風呂の水の量からアイデアを閃き、1リットル入る容器に魔法で作り出した水を満たし、それを繰り返していくことで、”自分自身と特定範囲の他者に宿る魔力を数値化”できる「魔力測定」という魔法を生み出しました。
こんな感じで特殊魔法を生み出せるなら、現実世界の発明者はものすごく便利な魔法を発明できたかもしれませんね!私だったらとりあえずド〇えもんの道具とか再現できるようにしたいですね。
魔力回復薬の試作品ができ、一番飲みやすく効能が高い形状が”乾燥させた粉末”でした。
月光草ってめちゃくちゃ貴重なものでしたよね。もちろん使ってみなきゃ何もできないのは分かるのですが、このペースで使っていたらなくなってしまいそうな気がするのですがそれは大丈夫なんでしょうか?
ときレラ!にもダンジョンがあり、冒険者ギルドや騎士団が魔物の駆除に当たっているようです。リッドは貴族ですが、冒険者になれるものなのでしょうか?
ついにリッドはライナーに「別世界の記憶があること」と自分が家族に対して抱いていた感情を打ち明けました。
別世界の記憶があることを打ち明けたことにより、リッドが今魔力回復薬を開発していることをライナーに話すことができ、協力の約束も取り付けられたのは大きいですね。
数か月後リッドは、ダークエルフ族が住まう隣国「レナルーテ王国」の姫と婚姻することになりました。
名前は「ファラ・レナルーテ」と言うそうですが、やはりクリスティ商会に行ったときに迷子になっていた女の子のことなのでしょうか。肌の色や耳の形、姫と呼ばれていたことからほとんど確定していそうですが…。
クリスはリッド相手に乙女心を抱いているように見えるのですが、これはいわゆる「おねショタ」なのでしょうか。リッドに婚約者がいると知ったらどういう反応をするのでしょうか…。
魔力枯渇症により残魔力量が8しかなくなってしまい、生命の危機に瀕したナナリーは魔力回復薬も飲めないくらいに苦しんでおり、死んでしまう一歩手前でしたがライナーのおかげでナナリーに薬を飲ませることが出来たのでした。
このタイミングでナナリーに会いに行ってなければ、死んでしまっていたことを考えると恐ろしいですね。魔力回復薬で延命できるとはいえ、ここまで深刻な状態であれば残された時間は少なさそうなので一刻も早く完成品を作らないといけなさそうですね。
次回はダークエルフの重鎮たちとなにやらひと悶着ありそうですが、いったいどうなるのでしょうか!
3巻の感想について