ネタバレ注意
「未来で冷遇妃になるはずなのに、なんだか様子がおかしいのですが…」の2巻の感想です。
今回でラファエルはついにローズが今までどんな扱いを受けてきたのかを知ります。
ラファエルはおそらくレアの居場所について大体の見当はついているのでしょうが、ローズを婚約者にしたいので積極的にローズの協力はしないつもりですね。
ラファエルにとってはもはやレアのことなんてほおっておいて(もちろん実際は罪を償わせるつもりですが)、今すぐローズとの幸せな生活を楽しみたいんでしょうか。
レアを探すことに力を入れているローズをなんとか遊びに連れ出そうと、「レアの足取りがあるかもしれない」と上手く誤魔化してローズをゲームデッキに連れて行ったラファエルでしたが、結果としてローズのためにもなっているし自分自身のためにもなっているしWin-Winの状態で良いですね!
ラファエルには「手紙」という証拠もあり、グリドール国を糾弾できる身分でもありますので、このまま帰国してもレアに責任を取らせる以外のことが解決するので、ラファエルとしては今は少しでもお気に入りのローズに船を楽しんでもらいたいって感じでしょうね!
プールに入ったこともなく、水の中を歩くという初めての経験をして疲れたローズにフルーツジュースを渡して、ラファエルはまたローズの口の中にフルーツを入れていましたが、ラファエルはローズに何かを食べさせているシーンがやたらと多いですね笑。
幸せそうに食べてくれるローズを見るのが楽しいのでしょうが、それにしても食べさせすぎじゃないか?と笑いました。
夕食のレストランで、ラファエルの同窓メンバーたちと顔を合わせることになりましたが、当然みんなラファエルの味方なので実質ローズの味方であることを考えると、あとが安心ですね!
マルタン王国にて冷遇妃になって塔に閉じ込められてしまっても、グリドール国での扱いとそう変わらないことに気づき、だったらどうせ同じでも優しくしてくれるラファエルが居るマルタン王国のほうが良いと思い始めてきたローズ。
このままラファエルに気持ちが向いて、両思いになればベストエンドを迎えそうなので是非ローズには状況を冷静に判断してもらってほしいですね!
レアの侍女「スーリン」は、ローズを侮辱してしまったためラファエルの怒りを買い、自白剤を打たれてしまいました。
実はラファエルは真実を知ろうと相当力を入れていたのだと分かりましたね。王太子が実力行使に出るのは相手国が黒だと確定しないとできないことですからね。
↓下記に管理人の予想が入っていていますが、物語のネタバレになりかねない内容なので、見たくない方はお気を付けください!
オペラの男優の「ポール・ローゾン」といたのは、おそらく変装したレアなのではないでしょうか。ミラが連れの女性をじみそうと感じたこと、有名な俳優ということと女性が好きになる容姿をしていることから、レアが好きになった男性である可能性が高いですね。
ラファエルは、ローズに変な気を使わせないようにバラを送ったのは流石ですね。結果ローズはラファエルに嫌われていないということを認識できて、無駄なすれ違いを起こすことを防ぐことが出来たので、完璧な一手でしたね!
自白剤によりローズが今までどんな扱いを受けてきたか、正確に知ることが出来たラファエルでしたが、このことによりよりいっそう過保護になりそうですね。いやローズに至っては過保護ではないのか…?
ローズを正式にマルタン王国に招待したいと言ったラファエル。どうすればローズを手に入れられるか考えるラファエルですが、実はけっこういい所まで来ている感じですよね。
二人の間にある壁は、やはりローズが見た悪夢ですよね。果たしてローズはラファエルにそのことを打ち明けるのか…気になります!。
3巻の感想について