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義姉の代わりに、余命一年と言われる侯爵子息様と婚約することになりました 2巻 感想

ネタバレ注意


「義姉の代わりに、余命一年と言われる侯爵子息様と婚約することになりました」の2巻の感想です。

今回、ライオネルの体調が少し回復してきましたね!

オークリッジ伯爵家より大きなグランヴェル侯爵家に住むことになったエディスでしたが、使用人の雰囲気もグランヴェル侯爵家のほうが温かいと感じ、またライオネルの弟「クレイグ」もライオネルのことを慕っている様子で、二人の仲の良さを喜んでいました。

もう一人の兄妹の「アーチェ」は小柄で可愛らしい人物でしたが、人見知りが激しいところがあると聞き、エディスアーチェと仲良くできるよう頑張ることにしました。

女性主人公漫画に登場する貴族の兄弟は基本仲が悪いものだと思っていたので、グランヴェル家の仲の良さには驚きましたね。裏で何か黒いことを考えている様子もなさそうでしたので、クレイグ達はライオネルが回復するためのエディスへの協力を惜しまないと思うので良い環境に住むことができましたね。

ライオネルエディスに屋敷の案内をしていると、体調が悪くなり、エディスはそれが発熱によるものだと断定します。エディスは家から持参した薬箱に入っている薬をライオネルに飲ませました。

するとライオネルはすぐに体調が良くなり、今まではほとんどなかった食欲も湧いてきたと言いました。エディスライオネルに薬草粥を作り、ライオネルは薬草粥を完食することが出来たのでした。

エディスは薬を作る最後の過程でライオネルの体が良くなるようにと願っていましたが、これがやはり魔法なのですかね?ライオネルがすぐ体調が良くなったことから発動している可能性はかなり高いですね。

薬草粥ってめちゃくちゃ苦そうなイメージがあるのですが、実際はどんな味がするのでしょうか。作り手によっては一般受けする味に調理することが可能なのでしょうかね?

エディスライオネルの朝食を作っていると、アーチェが来て一緒に料理を作らせてくれることになりました。クレイグの婚約者のことについて聞くと、アーチェはあの方が嫌いと言い走り去ってしまうのでした。

クレイグの婚約者のユージェニーはかつてライオネルの婚約者でした。ユージェニーの両親(スペンサー家)は、自身の家の地位を向上するためにユージェニーを、家督を継ぐと思っていたクレイグと婚約させようとしていましたが、体調が快方に向かっているライオネルを見て、グランヴェル家との繋がりを薄くさせないために、これ以上ライオネルに回復されないようにと願っていました。

ユージェニーの両親たちは最悪なキャラのようでしたが、ユージェニー自身は優しそうな雰囲気の子でしたね。もしかしてユージェニーは自分の親が考えていることを見通しているのではないのでしょうか。

今後、エディスユージェニーと良好な関係を築くことが出来るのか気になるところです。

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