ネタバレ注意
「物語の黒幕に転生して」の5巻の感想です。
今回は平和な回でしたね。
イグナート侯爵の娘「フィオナ」は、レンに会ってお礼をするためにリハビリを重ねているようですが帝国士官学院にも通うようですね。
本来は死んでしまったので帝国士官学院にはいないはずでしたが、レンが命を救ったことによって物語に関わる重要な人物になってそうですね。
イグナート侯爵もレンには金に代えられない価値があると知っているようでしたが、これもやはり能力のことを示唆しているのでしょうか?
正騎士団を率いる実力者にリシアのついでに剣を見てもらったレンでしたが、他の剣技の才能があると言われ、聖剣技を諦めることにしました。
本来、聖剣技の剣聖だったリシアが習得する剣技を変えることにしたようでしたが、やはりレンと同じ剣技を習得するのでしょうから、リシアも特殊な剣技を習得しそうですよね。
皇族派のイグナート侯爵に恩を売ったことから、本来ゲームでは敵専用だった皇族派が使う「剛剣技」を習得するフラグは立っていますよね。
自分が火種になり村や周りに被害が出ないように、自分の力でなんとかできるようになりたいと考えるレンでしたが、クラウゼル男爵から「剣王」になってはどうかと言われました。
剣王:全ての流派を合わせて5人しかおらず、国家に縛られず自由に行動することができる。
クラウゼルに滞在する間は生活費などを出してもらえる代わりに、近隣に生息する魔物の状況の報告と討伐をすることにしました。
冒険者ギルドで仕事をすることにしたレンは、順調に仕事をこなしていきました。
ある日、夢で七英雄の伝説「Ⅱ」の場面、帝国士官学校の学院長で剣王に並ぶほどの強者がレンに殺されることを思い出しました。
ギルドで謎の人物に声をかけられていましたが、これは学院長の「クロノア・ハイランド」っぽいですね。魔剣召喚術のことも知っていたようですが、レンを帝都に誘おうとしているのも物語を進めそうな人物でしたね。
男爵から任された仕事をこなしている最中、ギルド内で親しかった「メイダス」と「カイ」達が”鋼食いのガーゴイル”に襲われていました。
助太刀に入ったもののガーゴイルは二体おり苦戦を強いられましたが、新しい魔剣「盾の魔剣」を習得したことにより討伐することができました。
5巻でレンとリシアの関係もかなり深まってきて、この漫画の正ヒロインはリシアと言えるのじゃないかと言えるほどになってきましたね。
リシアには他のキャラに負けず、好きなようにレンと触れ合ってほしい気持ちがあります。
次回、レンは剣王になるために何を成すのか、結局帝国へ行くことになってしまうのか、などが気になるところです。
6巻の感想について