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物語の黒幕に転生して 4巻 感想

ネタバレ注意


「物語の黒幕に転生して」の4巻の感想です。

謎の男の正体は「七英雄の伝説Ⅰ」に登場するボス、魔獣使い「イェルククゥ」でした。本来彼に出くわすのは帝国士官学院に入学してからのようでした。

生まれ持った残虐性から同族殺しを行ったため、両腕に強力な封印がされておりイェルククゥのステータスは著しく低下しているとありましたね。

魔獣の包囲網をリシアの神聖魔法で突破し、イェルククゥに重傷を負わせますが、自分の魔獣であるマナイーターに自分の腕と命を与え、マナイーターを強化したのでした。

強化されたマナイーターに圧倒され、絶体絶命なところに倒れているリシアに触れると、新たな魔剣を召喚できるようになりました。

その魔剣は絶大な力を持っており、一撃でマナイーターイェルククゥを消滅させたのでした。

七英雄の伝説「Ⅰ」のボスということは、レンが登場するのは「Ⅱ」のほうなのでてっきり会うことはないのかと思っていましたが、一応帝国士官学院で出くわすようですね。

ということは「Ⅰ」で死ななかったということになりますから、どういった展開で生き残ったのかがすごく気になりますね。

魔王復活がまだなされていないはずなので、「Ⅰ」の主人公たちは何らかの理由があってイェルククゥを討伐できなかったのか、そもそもまだ「Ⅰ」のストーリが始まっていないということなのでしょうか。

後述でイェルククゥは「Ⅰ」の中ボスになるはずだったとあるので、ストーリが始まっていないというのが正しいのでしょうか。

レンリシアの出会いは二人の関係性が良くなるようなものであったはずなので、完全に予測でしかないのですが、実はリシアレンに殺されていなかったという説はいかがでしょうか。

もちろんゲーム内で明確にリシアを殺したシーンや証拠があるなら別ですが、それかどうしてもリシアを殺さなくてはいけなくなって了承のもと殺したとか…。

その後、ギウェン子爵はしばらく前にアシュトン家を手に入れられれば、英雄派の中で台頭することができると言っていましたが、レンの力の秘密のことを指しているのでしょうか。

七英雄の伝説「Ⅰ」のラスボス「イグナート侯爵」の助力を得て、クラウゼル男爵の無罪を証明できました。

レンが間接的にイグナート侯爵の娘を救ったことで、皇帝に反旗を翻すきっかけがなくなったので、ラスボス化はしなくなりそうなものですが、今後の展開に期待です!

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