ネタバレ注意
「ダセェと言われた令嬢の華麗なる変身」の3巻の感想です。
クララベルとロイドの関係がなかなか進展しないことを、心配をしているオリバーとアーニャでしたが、なんとその話の間にオリバーがアーニャに告白!
涙ぐんで嬉しそうにしていたアーニャを見ると、この二人は仲の良い幸せな夫婦になるでしょうね!
3年後の第3王子生誕祭で、ロイドは周りからクララベルを待たせすぎだと言われ、ついにロイドはクララベルに告白(婚約を申し込む)します。
返事はもちろんイエスでしたが、ロイドはよほど自分を納得させてから告白したかったんだなと思いました。結果はどう考えても成功ですからねぇ。
兄との関係も良好になったところで、ロイドは「不完全な部分を支え合っていきたい」とクララベルが家族のことで悩んでいることが分かっていたので、詳しい内容を優しく聞き出します。
親よりクララベルのことを気にかけているヴィクトリア達を見て、自分たちの行いを悔いるリンドバーグ家の面々でしたが、反省しただけで良いお話に持っていくのは腑に落ちなかったです(クララベルにとってはもう気にしないことでしょうが)。兄弟もひどすぎる。
二人の結婚式の誓いのシーンのコマは力が入ってましたね!見開きにページ2枚と大盤振る舞いでしたね。とても綺麗で神聖な感じで描かれていてグッときました。
アランは未亡人の「ジャンヌ」と婚約し、その子供「マクラーレン」と住んでいましたが、マクラーレンとの接し方が分からず困っていると、村長から村の仕事を手伝うように言われました。
村長が心配していたのはマクラーレンだけではなくアランのことも心配していたのですね。自分の間違いに気づき真っ直ぐ生きることに決めたアランはこれからどうなるのでしょうか。
ジャンヌも素敵なお嫁さんで、これから真っ直ぐ生きていくアランには丁度良い(良すぎる)相手かもしれませんね。事情がありつつも、お互いがお互いを気遣い合っている関係は好きです。
オセアンヌはやはりさっぱりとした人格者でしたね。好きな人を取られても、相手に悪態をつかずに良好な関係を気づける人ってすごいです。幸せになってほしい。
幸せ真っ只中のクララベルとロイド、ここで完結と思いきやまだ先がある!?
次の展開が予想もできないので楽しみです!
4巻の感想について