ネタバレ注意
「悪役令嬢の兄に転生しました」の5巻の感想です。
シルリィレーアに以前モテ自慢したことで、引けなくなったジュリアンは、カインを女装させて自分のパートナーにしていましたが、女装したカインは成長したディアーナのようでしたね。あらためてカインが美少年であると思いました。
シルリィレーアはカインのアドバイスで、ジュリアンがまだ精神的に子供だということを理解しましたが、シルリィレーアが「いつまでも子供のままだとだめだ」と言っていた通り、あまり態度が変わらないようならジュリアンは見限られそうです…。
シルリィレーアは、何か不備があるたびにジュリアンに「愛してる」×1000を言わせますが、こだわりを持っているのでしょうか笑。
無事ディアーナ達は、侍女のサッシャの理解を得ることができ、「公」の世を忍ぶ仮の姿の状態ではなく、「私」の状態に仕えると言ってもらえましたね。
そのためとはいい、ディアーナとサッシャに刃物を向けたのは、演技でもやりすぎでしたが、それほどサッシャを味方に引き入れたい状態だったから仕方ないですね。
ジャンルーカは昔時代の影響で、魔力制御装置を付けられていたのですね。
ジャンルーカも子供らしく絵本の影響から魔法を使いたいと思うようになったようですが、せっかく生まれ持った才能を制御せず、カインの意見と同じで才能が有れば活かしたほうが良いと思います。
ジャンルーカはジュリアンの役に立ちたいと思い、ジュリアンはジャンルーカに甘えてほしいと、王族には珍しい仲の良い兄弟なので、二人が協力すれば将来良い時代が築けるかもしれませんね。
魔法陣がある土地を浄化してほしいとのことでしたが、あれだけ魔獣がいる森なら無理に切り開いて新都にせず、もう少し別の施設にするべきではと思いました…。しかも魔法陣に魔獣から守られる効果があるなら、魔法陣の周りをむやみに変えないほうが良いのでは?
6巻の感想について