ネタバレ注意
「俺の死亡フラグが留まるところを知らない」5巻についてレビューしていきます。
前回は、ライナーの力「ブレイブモード」を闘技大会にて発動させるように、ハロルドが鍛えたところまでですね。
試合が終わった後、コレットとライナーが会話をしますが、このままだと精々ライナーの足を引っ張るくらいしかできないだろうと言われてしまいます。おそらく主人公があれだけ力を引き出すほどの努力をしたので、パーティーメンバーであるコレットにも成長を期待しているんじゃないでしょうか。
闘技大会後、聖王騎士団に入ってみないかとの提案を持ち掛けてきて、ハロルドは了承します。個人的に原作より早く入ることになるので、入らないという選択をすると思いましたが…
聖王騎士団に入るための入団テストとして騎士たちと戦うことになるのですが、戦闘していくうちに攻撃動作やタイミングがゲームに出てきた敵と完全に一致していることが分かりました。ここからハロルドの中で眠っていた闘争本能のようなものが垣間見えましたね。
数日後、コーディに騎士団内部を案内させるのですが、その中で「ロビンソン」「シド」「アイリーン」の3人と出会うのですが、なんとこの3人、死んでしまうキャラだそうです。ハロルドは、原作を崩壊させてまで3人を助けるべきなのか、見殺しにするか悩みます。ハロルドは対モンスター戦などで、ある程度そういう耐性が付いたんだと思いましたが、人の生死が関わる問題、殺し合いなどはまだまだ人間らしく葛藤するようですね。この世界では、そういったことは勝手に慣れているものだと思っていましたが、そういうわけにはいかないそうです。果たしてハロルドの選択はどちらになるのでしょうか!
それはさておき、ハロルドの情報がなぜかコーディたちに流れていることが会話によって発覚します。なぜ知っているのかははぐらかされてしまいましたが、ハロルドの情報を握ってますよとなぜわざわざ教えに来たのが気になりますね。
最終試験を合格?したハロルドたちは報告へ王都に戻るのですが、謎の黒い靄を見つけます。いったいこれは何なのでしょうか…というところで次回へですね。
黒幕の魔法とかなんでしょうか、なんだか原作の展開が前倒しでおこってそうな展開ですね!次の6巻が非常に待ち遠しいです!
漫画 | 乙須ミツヤ |
原作 | 泉 |
キャラクター原案 | Aちき |
価格 | 736円+税 |
ページ数 | 166ページ |