ネタバレ注意
「廃バスに住む」の5巻の感想です。
5巻では、新しいキャラの「三田先生」が登場します。
下校時、大家が姉に引っ張られて帰っていくのを見て、カレンは大家に年上の彼女がいると勘違いし、失恋したと思い込んでしまいます。
はづきは学校のベンチで泣いていたカレンを見つけ、近寄り慰め?ます。
まさかの展開ですね。学校まで迎えに来たり、外で腕を組んだりと大家の姉は相当なブラコンのようですね笑。
さすがのカレンも大家に姉がいることは知らなかったようですね…。
はづきが不器用ながらにカレンを励ますシーンがとても面白かったです。
一番面白かったのは、カレンの「『こんな時でもって?』って聞いて?」というセリフでした。
カレンの性格が出ているセリフですよね。寂しがり屋で構ってほしい感じがして、女の子らしいなと思いました。(偏見かも?)
三田先生は、職員室で仲良くしているはづきと山崎先生の会話を聞いて、「私とは違って(仲良くなれるのが)すごいな」と思います。
会話を聞いている途中で、三田先生は急にはづきに「学校でピザを頼んでいいかどうか」と会話を振られました。
そこでしらけさせるような回答をしたなと反省をしていると、廊下でピザを食べているはづきと山崎先生に会うのでした。
それを見られたはづきは三田先生にピザを勧めて、共犯になろうと誘うのでした。
はづきはまだ学校に来て半年もたっていないと三田先生が言っていましたが、ということは今年になってから入ったんですね。
三田先生も突っ込み役みたいですが、山崎先生とはまた違ったテンションなので、面白いですね。
三田先生がこの二人と仲良く過ごしているところをこれから見てみたいです。
花火大会の日が来て、はづきは早めに秘密基地に帰ります。
大家は、秘密基地でゲームカセットの電池交換をしており、帰ってきたはづきに急に声をかけられてびっくりします。
大家ははづきを秘密基地で花火を見るように誘ったのですが、新しいビルが建っていて花火がよく見えなくなっていました。
はづきは寂しそうにする大家を学校に連れてきて、よく見える場所で一緒に花火を見るのでした。
その頃、秘密基地には「テッチャン」が来ていて、秘密基地メンバーの中に、はづき(仮)と書いてあるのを見つけるのでした。
ゲームボーイのカセットの電池交換って、溶接が必要だった気がするので、やろうとしようとしたことはありましたが断念しました。特別なねじで締められているというのもありましたが。
長い間カセットを使っていた場合、電池交換をしないとセーブデータが消えてしまうんですよね。おそらくあのカセットの感じは、予想ですが「ポケットモンスター金」じゃないでしょうか。
バスの上から手を伸ばす大家と、学校に連れて行こうと手を伸ばしたはづきの二人が良かったです。二人とも段々と仲が深まってきましたよね。
何気に山崎先生と三田先生が、一緒に花火を見ていたのも良かったですよね。あと三田先生が、もし花火を見るのに誘われたら、自分も一緒に行くというつもりだったのがいい所でした。積極的に関われるようになってますよね。
テッチャンははづき(仮)のことを思い出そうとしますが、そもそも会ってすらいないので、思い出すことができませんでした。
はづきは喉が渇いたので、大家とコンビニに行くことにしました。
そこで二人は、同じくコンビニに来ていたテッチャンに会いました。
はづきのことをなんと説明しようとしようか困っていた大家は、はづきと相談しますが、なぜかはづきは自分のことを大家の姉だとウソをつくのでした。
生徒と二人でコンビニに行く先生。すごい禁断の関係って感じがして良いですよね!まぁ何もないんですが笑。
テッチャンめちゃ良い人でしたね!頑張ってメンバーのことを思い出そうとしたり、勝手にメンバーが増えてもそれを喜んだりしてくれていて良かったです。
気になったのはテッチャンがはづきを見て、どこかで見たことがあるようなと言っていたのはどういうことなのでしょうか。
テッチャンの年齢にもよりますが、同級生とかだったら面白いですよね!
忙しい7月の休日出勤を終えたはづきと山崎先生は、二人で飲みに行きました。
山崎先生ははづきを二件目に誘おうとしますが、はづきは2軒目に行きたがるタイプじゃないと思い、一人で二軒目に行こうとしました。
次の店を探そうとした時、スマホを性格診断をした時に、はづきに渡したままだったことに気づいて、ダッシュではづきのところへ追いつこうとします。
はづきはまだバスで帰っておらず、無事スマホが戻ってきた山崎先生でした。
バスが来ましたがはづきは乗らなかったので、不思議に思っていると、はづきは屋台のラーメン屋を待っていたのでした。
二人は一緒にラーメンを食べていると、はづきと同じ常連だった三田先生に会うのでした。
山崎先生かわいい回が来て、私歓喜です。
性格診断の答えのこととかを考えて、気を使って二軒目に誘うの遠慮したところとか、優しさを感じました。
はづきに友達と認識されていることが分かって嬉しそうにしているところとか、はづきのことを少し理解できて、今度カラオケに行こうと誘ったところとかめっちゃ可愛くありませんか!?
三田先生は多忙の為不参加と最初書いてあったので、残念でしたが、まさかの屋台でエンカウント!この話は続くようなので楽しみです!
次巻では、話の続きやカレンの恋の行方などが気になります。魅力的なキャラも増えましたし、今後の展開にますます期待できます!
6巻の感想について