ネタバレ注意
「廃バスに住む」の4巻の感想です。
4巻では、ついにはづきが自宅に帰ります。
バスの机の下に落ちていたイヤホンを取ろうとしたはづきは、机に頭をぶつけて朝食を落としてしまいます。
掃除をしていたら、学校に着くまでに残り10分の猶予しかなくなってしまいました。
はづきは大家と共に秘密の近道を通って、時間までについたのでした。
こういう汁物のこぼし方、あるあるですよね。たまに体にダイレクトにかかったりして大惨事になることが多いです。朝食落として超ショック…フフフ。
秘密の近道は便利そうですが、服に虫が付きそうで心配です。夏は特に毛虫とかいますからね。
学校のフェンスをあのスカートで超えるのは、すごいなと思いました。どうやったんだろう…?
一か月ぶりにアパートに戻ってきたはづきでしたが、入り口前でどこかに鍵を落としてしまったことに気がつきました。
交番で落とし物がないか聞いていると、そこにマリコが落とし物を届けに来ました。
しかし、それははづきの鍵ではありませんでした。マリコは落ち込んでいるはづきにジュースを奢ってあげるのでした。
カレンとマリコから今日は「シークレットベース」というネカフェに泊まることを提案されます。
マリコが拾った鍵、面白かったですね。はづきはちょいちょいうんこと縁がありますよね笑。
先生に奢ってあげる生徒、それをちゃんと受け取る先生、この関係って仲良くないと成り立たないと思うんで良いですよね。
ネカフェに居る途中、山崎先生から鍵が落ちていたとラインが来ました。それはおそらくはづきの鍵だったのですが、今日はネカフェに泊まって、明日取りに行くことにしました。
はづきは山崎先生におすすめの漫画を聞くと「無銭飲食したら捕まった件について」という作品を勧められました。
その漫画を借りようと思ったのですが、最初の数巻が借りられていたので、アニメで見ることにしました。
帰れる場所が増えたので、嬉しそうにするはづきでした。
山崎先生の名前は「香織」って言うんですね!可愛い。
おすすめされた「無銭飲食したら捕まった件について」のタイトルめっちゃ面白いですね。タイトルでオチてます笑。そらそうやん、と。
はづきの5巻から読みますに対して、山崎先生からマジでやめてって返ってきたのも笑いました。
はづきのネカフェでの過ごし方が可愛かったですね。
エッチな動画を間違えて開いてしまい頬を染めたりするところとか、あとはカレーを食べたりアニメを見るのに正座していたのが良かったです。
誰も見ていないところでも素で行儀よくできるのは尊敬できますよね。
はづきは眠かったので、家に寝袋を敷いて寝ることにしました。
すると秘密基地のメンバーたちとスイカ割りをする夢を見ました。なのではづきはスイカを買い、秘密基地に持っていくのですが、そこに大家はいなかったのでした。
人が居なくなって寂しそうにする大家が可哀想でした。はづきも結局秘密基地に来てくれたのですが、悲しいすれ違いが起きてしまいましたね。
はづきと大家は帰るタイミングが偶然重なって、特に話さず一緒に下校していたのですが、はづきが急に秘密基地の方向へ走っていくので、競争という形になりました。
大家はバスに着くと、はづきがいなかった秘密基地には違和感がありましたと伝えるのでした。
競争の途中、はづきを待ってくれる大家と、おそらくそれをちゃんと予想していたはづきとの信頼関係が良かったです。
大家に、はづきがいないと違和感があると言われて、嬉しそうにするはづきも可愛かったです。
はづきはコンビニの前で、カードで盛り上がっている少年たちを見て、自分もカードを一つ買うことにしました。
カードパックを開けて中身を確認しようとすると、少年たちもどんなカードが出るかこっそり見ようとします。
はづきは少年たちを呼び、カードを交換したり、お互いの秘密を話し合ったりして盛り上がるのでした。
美人と無垢なわんぱく少年たちのお話は癒やし効果絶大ですね!
はづきが「人竜イマジナリードラゴン」をただであげようとした時、少年が交換しようって言ってくれたところが良かったです。貰ったのは「地竜哀れな子ドラゴン」というカードでしたが笑。強いのでしょうか…でも300円するって言ってたから効果が強いタイプなのかも…なんて思ったりしました笑。
はづきって24歳だったんですね。おそらくこの話で初めて分かったんじゃないでしょうか。若いですね~。
最後に少年たちを迎えに来た人は「テツ兄」と呼ばれていましたが、もしかして「テッチャン」…!?
この先の展開が予想できなくなってきました…。一体これから秘密基地はどうなっていくのでしょうか…!秘密基地メンバーが再び集まったとき、はづきはどうなるのか…!?