ネタバレ注意
「疑似ハーレム」の3巻の感想です。
いくつかのお話をピックアップして感想を書きました。
第51話「終業式」
凛を名前で呼ぶのが、照れてしまい上手く呼べない瑛二。それに対して凛はスッと「瑛二さん」と呼ぶことが出来るのでした。
これは凛が先に瑛二を意識していたからこその余裕ですかね!?
瑛二「くん」じゃなくて、瑛二「さん」呼びなのも、凛らしくて可愛いです。
第54話「女子会」
プールで瑛二に水着を褒められたことを友達に惚気る凛。今回は妹の綾香のおかげで誘えましたが、次は凛一人で誘えるようにならないとねと言われます。
綾香は凛に宿題を代わりにやってくれたお返しに、瑛二を代わりに誘ってあげる!と言うのでした。
凛は何度も同じ惚気話をするくらい嬉しかったんですね。確かにすごく嬉しいことがあったときって、色んな人に話したくなりますよね~。
綾香ちゃんは時々凛とどっちが姉なのかわからないくらい、頼もしいところがありますね!ふんす!ってしてる綾香ちゃん可愛い!
第60話「買い出し」
前夜祭で学校に泊まることになったので、スーパーに買い出しに行った凛と瑛二。何を食べようか選んでいるという回です。
学校に泊まる+すごく仲の良い女子が居る+自由=青春 という方程式が完成するような気がするのですが、異論ないですよね!
瑛二の「もし結婚とかしたら、毎日こんな感じなのかね?」というセリフに、ドキドキしている凛でしたが、ドキドキしているだけでも良かったのに「それ…私に…言いました…?」と聞くところが、頑張り屋ですよね!
こんなことを赤面されながら言われたら、どうあがいても意識してしまいそうな気がしますが、なぜ瑛二は気づかなかったんだ…!
第63話「緊張」
演劇の本番前に緊張している凛を、リラックスさせようと瑛二が話しかけます。
瑛二は緊張を解くために、芝居がうまく言ったらご褒美をやろう!と言うのですが、凛がそれだともっと失敗できないと言うので、瑛二は失敗してもご褒美をあげようか…?と言うのでした。
このお話は、なんといっても凛が勇気を出して瑛二をデートに誘うところです!
次の第64話を見ると、瑛二は「デート」という言葉を強く意識はしていないみたいで、さすがに驚いてしまいました。
こんなに凛が頑張って「デート」なんて直球なワードを口にしたのに…。
第66話「ホテル」~第70話「自覚」
瑛二が京都公演の話題のミュージカルのチケットを貰ったので、泊まりがけでいく?と凛に聞きます。凛は即決で承諾したのでした。
ホテルに着き、疲れてすぐ寝てしまった瑛二。凛は思い切って一緒の布団に入って寝ました。
翌朝、瑛二に何があったと聞かれて、凛は「一緒に居たいなって…」と言い、後でちゃんと伝えたいと言うのでした。
恋人同士になった二人は、距離の測り方が分からず、お互い照れてもじもじしていると、瑛二は凛が話しやすいように、「ツンデレちゃん」に話しかけます。
凛も楽しくなって、自分から演じるようになったのでした。
泊まりがけ!まさかの瑛二からの(偶然)アプローチ!凛は無事に親に許可をもらえたようですが、凛の親は瑛二のことをどれくらい知っているのでしょうか。
凛があんな感じだから、凛の親も凛の気持ちを知っていると言うのが予想です。
一緒に寝たい欲求が出てきて、そのまま実行しちゃうという、凛ちゃんの積極性がここに極まれりと言う感じでしたね!言い訳を考えなかった点も素晴らしいです!
付き合いたてはガチガチでしたが、やっぱり演技が入ってくると、いつもの感じに戻ってきましたね。ちゃんと恋人になった事実もありますし、これから二人はどうなっていくのか楽しみですね。
巻頭と巻末のお話が気になりすぎます。売り上手ですね~。