ネタバレ注意
「転生侯爵令嬢奮闘記 わたし、立派にざまぁされてみせます!」の2巻の感想です。
突然ユリアンヌの元に直接現れたアルフレッド。一か八かでサーシャを婚約者に推薦しようとしますが、サーシャは過呼吸になってしまい、交渉によって婚約者の座を返すことにしました。
アルフレッドは国庫の報告書を持ってきて、ゲッスール家に借りたお金を返すことができると言いました。
ユリアンヌはこれをアルフレッドが「金づるは不要だと言いたい」のだと勘違いしてしまいます。
アルフレッドは、「自分の懐にも余裕ができたので何か買おうと思うのだが、何が良いと思う?」とユリアンヌに聞きました。
ユリアンヌは以前アルフレッドの側近の「ジョルジュ」が、「殿下は珍味が好き」と言っていたので、珍味はどうかと言いました。
二人はジョルジュの提案で一緒に珍味を食べることになりました。
未来の婚約者と言え℃国庫の報告書を持ち出して見せるのはいかがなものか笑。
ユリアンヌとアルフレッドのすれ違いが見事で面白かったです。ユリアンヌは深読みし過ぎで、アルフレッドは言葉が足りなさすぎる…。ジョルジュが居なかったらどうなっていたことやら。
青空市場で売っているグッズの売り上げが落ちてきたため、ユリアンヌはニュービジネスとして”占いの館”をオープンしました。
「レオナ」という少女が占いに来て、ユリアンヌは勘でレオナが恋に悩んでいると当てます。
的中はしていたのですが、自分の恋ではなく「兄の婚約者がゲスな悪女であること」が悩みでした。
ユリアンヌは「兄ともっとコミュニケーションをとるべき」とアドバイスし、悩みの内容をことごとく的中されたレオナは、それを信じるのでした。
そして実はユリアンヌが占った、レオナの正体は第八王女「レオーネ」なのでした。
怪しい格好のユリアンヌとローブで正体を隠した王女。これだけ見ると何か大きなことを企てている密会に見えますね。
ユリアンヌの勘が鋭くてたまたま当たったから良かったものの、他のタイプの客が来たらどうするんでしょうか。
ズバリ言い当てられたレオーネは完全に信者になってしまいましたね。「ゴンザレス・ゴンザリアーノ」…。黒歴史になるとありましたが、レオーネがその名を広めるのでしょうか?
第八王女という事はすごい兄弟多いんですね。そこに少し驚きました。
サーシャを早くアルフレッドに紹介しないと、一族追放になると思っているユリアンヌは、体調不良で部屋にこもっているサーシャに会いに行きます。
思ったより元気そうなサーシャでしたが、こちらを認識する前にどこかへ行ってしまいます。
サーシャを見失ってしまい、使用人用の通路を通っていると、料理長が「ここ数日コソ泥が出ている」らしく見張っていました。
コソ泥の正体はサーシャで、理由は誰にも迷惑をかけないように仮病を使って部屋にこもっていたらお腹がすいたからだという事でした。
ユリアンヌは迷惑かけても突き放したりしないと言い、サーシャはもう一度頑張ってみると言うのでした。
てこてこ歩いたり、干し肉を食べてるサーシャ可愛かったですね。それにしても心配になるほど白いですよね。
少しずつ元気になっていくサーシャを見てみたいですね!
アルフレッドから王宮までお越しくださいとの手紙が来ました。
二人で珍味を食べたのですが、アルフレッドは前回会った時にユリアンヌが泣きそうになっていたので気になっていたと言い、ユリアンヌはアルフレッドが仕事が忙しく寝ていないことに気づいてあげられて、良い雰囲気になったのでした。
そこを、世間からアルフレッドの浮気相手だと思われている公爵令嬢の「アマリア・ラストン」に見られていたのでした。
アマリアは自分こそがアルフレッドの婚約者にふさわしいと思っており、良い雰囲気の二人を見て焦ったアマリアは、ユリアンヌの敵対していると言われているカイルを懐柔することにしました。
二人で一緒にこそこそスニーキングしたり、ユリアンヌが嬉しそうなのを見て喜ぶアルフレッドと照れているユリアンヌ。勘違いさえなければ即婚約レベルのラブラブな関係なのに、噛み合わないのがもどかしいですね!
思い込みが激しい乙女チックなおもしれー女「アマリア」が出てきました。普通に可愛いしお気に入りキャラかも!
カイルをラストン家のパーティに招待し、アマリアはカイルに二人きりになったところで「王太子妃になる為に力を貸してほしい」と言いますが、カイルはアマリアを口説き、「アマリアがアルフレッドと会っている」という噂が嘘であるという事を聞き出しました。
カイルはどういう感情か分かりませんが、アマリアはカイルが婚約者でも全然問題なさそうな反応でしたよね。「やっぱりタイプ!」と言って頬を染めるちょろいアマリアがめちゃくちゃ可愛かったです!
未来の王太子妃の座をサーシャに返す為、サーシャのために「模擬お茶会」で男性と会話する練習会を開きました。
台本の内容でユリアンヌとカイルが言い争っているように見えましたが、サーシャはそれがよくよく聞いてみると自分の為であることが分かり、頑張る事にしたのでした。
サーシャがちゃんと笑ってくれたのはこれが初めてではないでしょうか!良かった!
おや、カイルの様子が…?