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公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます 2巻 感想

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「公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます」の2巻の感想です。

ミランダの人形「ラミちゃん」のゴスロリセットが届きました。

靴職人がミランダのデザインに興味を持ったらしく、デザインを応用することを許可したことで、マージンを貰えることになりました。

ラミちゃんは本当ミランダにそっくりですね。自分で稼いだ金は自分で使えるという教育方針のようですが、金額量を考えると、7歳の子どもにさせるのは英才教育なんてものじゃない気がします笑。

兄のグランデから騎士団で試作したという男女の騎士の人形を貰いました。代わりに感想を書いてくれと言われたので、「武器が重すぎて人形が自立できないこと」「本物の金や銀でできた装備が尖っていて危ないこと」を伝えると、父親のベーカーに何か案はないかと聞かれたので、木材を使うことを提案しました。

昔はプラスチック製の刀とかありましたが、あれすらも尖っていて危ないと思いました。女の子に騎士の人形(フル装備)って喜ぶんでしょうか。ミランダの中身がアラサーでよかったですね。

ラミちゃんのうわさを聞きつけて、同じ派閥のシューテッド侯爵の令嬢「マーガレット」が人形を見に行きたいとの手紙をもらいました。

カーフテリア王国には公爵家を筆頭に3つの派閥があり、国王派中道右派中道左派があり、ミランディール家は国王派とのこと。

マーガレットは人形ではなくドレスに興味があったようで、自分もゴスロリ衣装を着てみたいというのでした。

後日、マーガレットはゴスロリフル装備でミランディール家に遊びに来たようでした。

人形に対する想いが理解されなかったミランダは少し複雑そうでしたね。この世界に来てから初めての友達?に共感してもらえなかったのは残念ですね。

それにしてもマーガレットはゴスロリ衣装に興味があったようですが、現実だとこのくらいの小さい子がゴスロリを着ている印象ってありませんよね。高校生以上の女の子が着ている印象があるので、この世界の女の子は少し感覚が年の割に高めなのでしょうか。

お茶会で星占いやタロット占いが流行っていると聞き、金銭的な事情でミランダは普通の値段の占星術(天文学)の本を買いました。

タロットカードと解説本が金貨3枚とのことでしたが(普通の本は銀貨1枚)、私も何か新しい趣味を始めようとした時、本格的に道具をそろえようと思うと3万円以上はかかることが分かって、お金がなくて断念したことが結構ありますね笑。

少し前まで天動説だったとのことですが、今後ミランダが天文学の方で活躍する展開が出てくるのでしょうか。

自分のドレスを買うお金がなくなり、困ったミランダルイに相談してブランドを立ち上げることにしました。

ゴスロリショップが好調で小金持ちになったミランダは、趣味である天文学に興じながら、ドレスを用意できる余裕ができたのでした。

7歳の子どもと商談する大人。両親やルイミランダの能力にあまり驚かないのがずっと疑問です。あきらかに子供ができる範疇を超えていると気づきそうなものですが…。

11~16歳の女の子にウケているとのことでしたが、それくらいの年齢なら普通かも知れませんね。マーガレットが特別だっただけなんでしょうか。

それにしてもマージンを得て生活する7歳。人生勝ち組ですね!

頼んでいた望遠鏡が届き、天体観察をしたミランダは、この世界で発見されていない天王星と小惑星帯アステロイドベルトを観測してみたいと思いました。

天体観測をした理由は、占いのためであり、占いをするのは未来を予測するためでした。

某アニメのネタが入ってましたね。結構ガッツリセリフまで入っていてクスッとしました。

ミランダは何のために未来を予測するのでしょうか。やはりループモノの悪役令嬢モノだと予想しているから、断罪を回避するためでしょうか。

王家のお茶会に参加したミランダは、王子の「ドッティール・カーフテリア」に会いました。お茶会の様子からどうやらアールグレイ公爵家の「トラスティーナ」は王子を狙っていることが分かりました。

最初に声をかけられたところを見ると、ミランダはもしかして王子に興味を持たれているのでしょうか?中身はともかく容姿はバツグンですからね。

トラスティーナミランダよりしっかり悪役令嬢っぽかったですが、もしかして悪役令嬢ポジションの子って複数いるのでしょうか。

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