今回紹介するのは「回復役の悪役令嬢」です。
前世の主人公「豊里美月」が世界初のVR型オープンワールドMMO「リアズライフオンライン」のスピンオフ乙女ゲーム「リアズラブ」の悪役令嬢「シャーロット・ココリアラ」に転生してしまいました。
リアズラブのヒロイン「エミリア」に貶められ、シャーロットの婚約者である「ファーブルム王国」の王太子「イグナシア」に婚約を破棄され、国外追放を言い渡されます。
シャーロットはそれを承諾し、自由になったシャーロットは世界中を巡っていろんなものをみたいという思いから旅立つことにしました。
リアズラブはリアズライフオンラインのシステムと同じだと言うことに気づき、ゲームのリアズラブではできなかった転職をすることにしました。
転職するために、「王都ブルーム」から「エレンツィ神聖国」の「聖都ツィレ」へ向かうことにしました。
冒険に必須な「冒険の腕輪」を作ったり、「フローディア大聖堂」に行き、光の女神「フローディア」の祝福で「闇の魔法師」から「癒し手」へジョブチェンジすることができました。
ギルドへ「癒し手」として登録し、駆け出しパーティの「ケント」「ココア」とクリアしたり…。
そんな中、世界に一人しか存在しない職業「勇者」の「フレイ」のパーティに「エルンゴアの楽園」というダンジョンについての情報を教えると、シャーロットは勇者PTを案内することになったのでした。
順調にダンジョンを進んでいくPTでしたが、難関の毒霧の通路まで来て…?
良かった点
①主人公がしっかりゲームをやりこんでいた為、知識が豊富でスイスイ攻略。
まだ序盤と言うのもあり、戦闘シーンも特になく、前世の知識を生かして自分を強化している様は見ていて楽しかったです。チート能力がないのもこの漫画に合っていると思います。
②乙女ゲーム要素にあまり興味がない
私自身、どちらかというとMMORPG要素のある漫画を見たかったので、それと好きな悪役令嬢モノをかけ合わせてくるとは、良いところを押さえてくるなと思いました。
具体的に良いところは私見ですが、身分を隠すという特別な地位を持っているのにもかかわらず、それを内緒にしていって、どんどん冒険者としての力を身に着けていくというのが今後の展開にすごく興味を持てるというところです。
残念な点
①シャーロットの行動がすこし軽率すぎる。
身分を隠す必要があるのに、大聖堂で目立ったり、勇者PTと接触していたら、すぐばれちゃいそうな気もするのでしょうがどうなるのでしょうか。