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【魔女修行】ふらいんぐうぃっち 7巻 【日常系漫画】

ネタバレ注意


ふらいんぐういっち」の7巻レビューです。

は中国にある「海鴎飯店」へ向かいました。そこで、「レンコン炒め」「もつ煮込み麻婆豆腐」「スーラータン」と「ライス」を注文し、「最後に苦いのを一つ」と言いました。

「スーラータン(酸辣湯)」って聞いたことないなあと思っていたので調べましたが、どうやら酸味と辛みが効いたスープにたけのこやしいたけなどの食感のある具材とゆでた麺を入れたものだそうです。肉、野菜、卵も入っているみたいです。

そんなに赤みがない、どちらかというと親子丼に近い色をしていました。マイルドな辛さなら私にでも食べられそうです。

どうやら「最後に苦いのを一つ」というのは合言葉みたいで、「リー」という漢方屋には入れるようになるみたいですね。

ところどころ中国の街並みが描かれていて、行ったことはないけれど、テレビで見た感じだとこんなんだったな~って思うくらいにはしっかり描かれていますのでぜひご覧あれ。

いつのまにか”山消しの魔女”と呼ばれていた茜

がここに何をしに来たかというと、「人にかかった魔法を解くことのできる薬がある」つまり呪解薬をさがしにきたのですが、5年ほどかかり費用は400万だと言います。

なぜそうなのかと聞くと、作るのは簡単だが、素材が問題だと言われます。

一つは10万年以上前の空気が入った南極の氷を10㎏。

もう一つはフランスのある山岸にしか生息していない花で、その花は1時間もしないうちに枯れてしまうという物でした。

時間操作系の魔法や瞬間移動系の魔法とかを使える世界で何人しかいない魔女に頼むしかなく依頼料も順番もあるから無理だと言われます。

ところがは瞬間移動系の魔法が使えるので、できることに気づきます(遅い笑)。

ずっと茜後ろに矢印が付いていたのが面白かったです。相変わらずこの姉妹は天然ですね笑

命からがら二つを集めることができたは、”崖えぐり”のあだ名と共に無事、呪解薬をもらったのでした。

最初の一個も南極観測隊と知り合いだって言うし、どういう人脈なんだと思いました。調べたら11月から3月くらいまで居るそうなんですが、よくまだ人が残っていましたよね。この漫画の時期からして7~8月くらいだと思うんですが…。

2つ目はロッククライミングしている真琴が面白かったですね。もちろん幻覚なんですが、のんきに「がんばれ~」って言っていていましたし、で全く狼狽えないすごい冷静で笑いました。本当は絶体絶命なんですけどね!

真琴千夏は、夏になると色んな神社でやる宵宮(祭の前夜に行われる前夜祭や準備祭のこと)に向かいます。

そこで前に魔術でカラスを大量に呼んだ「カラスストーム神社(命名真琴)」で焼きそば屋の屋台に行くと、「夏の運び屋」がいました。

なんでもこの間の雪を降らせてしまったお詫びに地域に貢献して来いと上司に言われたそうです。帰りに倉本家へお詫びを渡しに来ると言いました。

千夏が花火大会開催の音頭を取っていると、夏の運び屋が来て「ジム」という地元のお菓子を持ってきました。

しかし、それは固すぎて食べられませんでした。どうやら食べ方があるらしく、「マーモス」の呪文を唱えないといけないと言います。

千夏のほっぺの柔らかさをイメージしながら、”ジムマーモスコクショ”と唱えることで食べられるようになりました。

暖かい雪見大福みたいらしいです。原材料はダイヤモンドとか…。

真琴犬養にメッセージを送り、公園であいます。

チャイナ服で街を練り歩いてきた姉妹。度胸がすごすぎる。配信者かな?

犬養用のチャイナと、メインの渡したいものを持ってきたのですが、ここでは人目につくので犬養の家で話すことにしました。

犬養の家が店になっていますね。春は路上で占いをしていたから本格的になりましたね。

どうでもいいですが、求人とかを見ると「占い師」募集中とかしょっちゅう見るのは私だけなのでしょうか。

どうやら犬養の姉「ミワ」と甥の「りゅう」がきます。チャイナ服を着ていることで不気味がられる木幡姉妹。

めちゃくちゃ美人なはずですが、この子には美女チャイナは刺さらなかったようですね。

わたしはどちらかと言うと茜がきているチャイナ服のほうが好きですね(露出多いからだけでは…?)。

本命の呪解薬を犬養に渡します。テストとして原液を薄めた薬を飲むのですが、朝の10時半にも関わらず、人間の姿に戻ることができました。

これで後は原液を飲めばいいだけなのですが、甥のりゅうが「わーちゃん」と呼んで懐いていたのは、犬養の姿がワンちゃんの姿だったからで、人間である犬養には懐いておらず、まだ元には戻れない犬養なのでした。

人間姿の犬養はニセわーちゃんとか呼ばれていましたね。私が小さいころはよく大人が入っているスーツアクターはめちゃくちゃ怖かったんですけどねえ。

なお真琴の家に行ってくると両親に報告しますが、なおの父がぎっくり腰になっていました。

なおの家って店の中にあるんじゃないんですね。普通の家から出てきたのでちょっとびっくりしました。

小夜から「”九つ”について調べたか」と聞かれます。九つって何なんでしょうね。テラ、プランタなどの単語が出てきていますが、それらもどうも属性のことらしいですね。

ぎっくり腰を治す為、マンドレイクを掘り出しに行こうとすると、マンドレイクは枯れていて、代わりに小さい芽が生えていました。

そうしたら、これ

じゃなくてこれ

が生えていました。

どうやら、以前自作した魔術の「しゃべる炎」の灰をかけたことでこうなったみたいです。

このマンドレイクの形を残したまま成分を取りたい人はお湯につけるといいのですが、1か月くらいかかるとのことでした…。

小夜が普通に話しているのを見ると、のコミュニケーション力高すぎだろ!って思ってしまいました。あんな女の子だらけな集まり何話していいかわからんて笑。

なおはイケメン探しまくってますね。この間の夏の運び屋とはどうなったのでしょうか。

千夏ちゃんお風呂で走るのは危ないよって思ってたらガッてなって湯船に突っ込んでるし、おてんばすぎる笑

真琴のノリ突っ込み?も初めて見て面白かったです。ようやく子供らしいひょうきんな一面を見ることができて嬉しいです。

真琴の母と魔術に使う乾物を買いに行きました。青森の市場ってこんなに賑わってるんでしょうか。私もあんまりいかないのですが、あの活気あふれた場所はエネルギーをもらえて好きです(人込みは苦手なはずなんですが…)

ここで結構大事なことを話していて”魔法”と”魔術”の違いについてですが、

魔術”は乾物とかの素材を組み合わせて起こす現象。

魔法”は魔女単体で起こす現象。

らしいです。いずれ手から火とかが出せるようになる”魔法”も使えるようになるそうです。

帰り道、真琴の母の知り合いがやっている「ねぷた小屋」を見学します。そこにはなぜかもねぷたを作っていました。作業が終わり酒盛りをする。多分つぶれると妹に言われる姉…。

真琴チトマンドレイクを見ている間、魔術で”小さな太陽”と言うのを作りました。

マンドレイクが外に出なくてもいいように、真琴の部屋でも光合成できるために作ったらしいです。

ついでにつぶれたを元に戻す”酔客の静寂”という魔術のかかったするめを食べさせることで、無事帰らせました笑

大熊鴨川という記者が、弘前市で起きている超常現象を調べようとしますが、どうやら魔女には脱兎ルールと言うのがあって、メディアなどが魔女のことを調べようとすると、自然に魔女の情報が遠ざかっていくという摂理があるせいで全くインタビューできなかったのでした。

脱兎ルール凄すぎる。あと真琴ちゃんの入浴シーンがあります。でも15歳だからいけません。いけませんよ!犯罪です!(何に対した言ってるのか誰に対して言ってるのか…)

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