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【運否天賦・復讐】4度目は嫌な死属性魔術師【転生系漫画】 4巻

ネタバレ注意


「4度目は嫌な死属性魔術師」の4巻レビューです。

ヴァンダルーは長老を助けたことにより、グールの集落に歓迎されることになり、春まで滞在することにしました。その間、サディリスに魔術を習うことにしました。

冒険者ギルドに登録するとヴァンダルーの全ての情報がギルドの職員に見られてしまうから魔術師ギルドに教われないとありましたが、サディリスがいてくれるおかげで何とかなりそうですね。

集落に来て半年が経ち春を迎えるころ、ヴァンダルー達はヴィガロの弟子の訓練をしていました。弟子以外にもリビングアーマーであるサムの娘、「サリア」と「リタ」も戦いに参加していました。

サムの娘2人は「サリア」と「リタ」というのですね。二人とも普通にしゃべってますし、実体化するのも早いのではないでしょうか。全然戦えなかった前と違い、戦力になっていますね。ヴィガロはヴァンダルーのこと大好きみたいですね。まあヴァンダルーがグールにとって大きな恩恵をもたらしているからというのが大きいでしょうけど。可愛いですね。

最初はコボルトチーフを倒して勝負がついたと思いきや、援軍でコボルトキングが出てきて、ヴィガロやランク4になった骨達ロトンビーストが戦闘に加わります。限界を突破したコボルトキングにはヴィガロでも力負けしてしまうので、ヴァンダルーはコボルトキングに魔術で麻痺毒に変化させた唾を吐きかけることで、勝利したのでした。

ヴィガロの戦闘シーンはかっこよかったのでぜひ見てほしいです。武闘派タイプの戦いって正々堂々力比べって感じで熱いんですよね。最後は魔術でしたが見ごたえ十分でした。

コボルトの肉をみんなで食べている途中、ヴァンダルーサディリスに死相が見えました。ヴァンダルーは死属性魔術で老衰で死んでしまうサディリスの寿命を大量の魔力を消費して延ばすことに成功しました。今後も魔力の成長のために1日の修行後に若化の魔術を行うことにしました。(魔力の成長を促すためには魔力を使い切った方が良い為)

サディリスのサービスカットですね。魔術を使っている様が致しているように見えて、それがグールのバナドが勘違いしたのが面白かったです。ダルシアに見られなくて良かったですね笑

2歳になったヴァンダルーは修行の末、レベル1の無属性魔術「魔力弾」を習得しました。

魔術の才能がないと言われましたが、覚えられることは出来るみたいですね。サディリスを外見年齢と同じ年まで若返らせたとありましたが、200後半歳から15歳くらいになったんですかね。えらいこっちゃ。

グールたちは無事に子供を産めることが少ないということで、修行の傍ら少子化問題に取り組むことにしました。

サディリスとヴィガロの娘「バスティア」がすごい積極的にヴァンダルーと行為をしたがっていたのは、可愛かったですね。男勝りの乙女な部分…グッときます。

無事魔術により、グールたちは妊娠し、また胎児の生命力が弱いという問題も延命措置を続けることにより解決したのでした。

ヴァンダルーはコボルトの霊からオークの大群が集落をつぶそうとしていることを聞きました。ヴァンダルーがグールたちに加勢するというと、ヴィガロは最初は拒みますが、説得の末加わることになりました。

殺されたらすぐにグールの集落に報告に来たコボルトのおじいちゃん、なかなかやり手ですね。ついでに復讐もしちゃうみたいな感じでしょうか。

グールたちの戦力を強化するため、集落に来る前に手に入れた武具やマジックアイテムを提供しました。するとヴィガロからグールキングに成れと言われ、ヴァンダルーはキングになるのでした。

ヴィガロはツンデレキャラになったのかな?グールキングになったヴァンダルーはこの先どうするのか。オークにとらわれた冒険者は?気になることがたくさんある次巻に期待します。

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