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【運否天賦・復讐】4度目は嫌な死属性魔術師【転生系漫画】 1巻


今回紹介するのは「4度目は嫌な死属性魔術師」です。

県立八坂高校の生徒で、主人公の「天宮博人」は修学旅行中に乗船したフェリーがテロリストの仕掛けた爆弾によって沈没し、生徒全員とともに死亡します。

死後の世界?に飛ばされていた生徒たちは、突如現れた「ロドコルテ」という神に異世界転生の提案がされます。

異世界に転生した場合はロドコルテから、特別な力と新たな運命と幸運が与えられると言います。

博人はロクな人生でなかったことを思い返していると、途中「雨宮寛人」という聞いたことのない自分にそっくりな人物が、膨大な数の力を受け取っていました。

ロドコルテが間違えて雨宮寛人天宮博人の分の特別な力や幸運を与えてしまったので、博人は不幸な人生が確定なまま、異世界「オリジン」へ転生させられたのですが、そこで非人道的な実験材料にされ、「死属性魔術」に目覚めます。体の自由を奪われていた博人は、実験で殺されることで自由を得るのですが、転生した生徒たちに殺されてしまいます。とどめを雨宮寛人と前世で命がけで助けた「成瀬成美」に刺されます。

死んでしまった博人は再びロドコルテのとこへ飛ばされ、3度目の転生「ラムダ」へ転生させられますが、復讐を望んだ博人はまたもロドコルテからなにも力を与えられず、早々に自害することを望まれます。

ラムダ」に吸血鬼の父親とダークエルフの母「ダルシア」の子ども「ヴァンダルー」として生まれます。前世と違いダルシアは子供想いのいい母親だったのですが、町へ出かけてダークエルフの里に逃げる方法を探している所を殺されてしまいます。幽霊になったダルシアを遺骨に霊体だけ入れて隠れ家に帰るのでした。

ダルシアを売ったオルビーたちが隠れ家に来て…?

良かった点

①復讐する要素がこれでもかというくらい詰まっている

実験、迫害と多くの人間にあらゆる悪意を向けられたので、これから先どのくらい復讐するのか楽しみです。個人的にはだれに対しても容赦なく思いっきりやっちゃってほしいですね!

残念な点

①展開がかわいそうすぎて読むのが辛かった

私は自己移入しがちなところもあって、こういう最初にひどい目に合う復讐系は読むのが苦手なのですが、その中でもこの主人公は群を抜いて悲惨な目にあっていると思います。

2巻レビューについて