ネタバレ注意
「先生、今月どうですか」の5巻の感想です。
今回は、比較的平和…巻です。
千草は仙木(ゆありん)のファンで、ライブに行ってお小遣いでチェキを取ってもらいに行くほどの熱烈なファンでした。
写真を撮るときに千草に仙木が手と手でハートを作ろうと言い、千草が仙木の手に触れたその瞬間に、仙木が「ゆありんを辞める」と言っている未来を見ました。
千草はゆありんを辞めてほしくなくて、ゆありんのライブに行きたくないと言いますが、紫は千草に「今受け入れられなくても見届けないと後悔するよ」と言い、ライブに連れていくことに成功しました。
未來視の通りに仙木はゆありんを辞めると発表しますが、実はソロ活動を辞めて作詞家と一緒に活動するようになったという話でした。
千草はこれから未来視と向き合っていくことになるんですね。天真爛漫で楽天家な千草なら簡単に乗り越えられそうだと思いましたが、やはりそう簡単にはいかなかったようですね。
未来視の見える時間が限定的過ぎて、これでは先のことが分かっていてもその後の結果がどうなるかわからないので、うかつに行動できないですね…。その経験をたくさんしてきた紫はちゃんと良いお姉ちゃんしてましたね。二人とも仲の良い姉妹で見ていて癒されますね。
紫と芹は高校1年生の時に一緒に図書委員になって、お互いが本好きだったことから仲良くなったようです。
二人とも周囲から怖そうと思われていたんですね。二人が友達になってから日常でよく笑顔を見せるようになって怖いイメージが変わっていったということでしょうね。
紫は確かに笑顔は苦手そうですが人当たりは悪くないはずなので、一人くらい友達が居てもおかしくないと思うのですがそれほどまでに周囲からは変わって見えたのでしょうか。
芹は好きになった人にはすごく優しく接する子ですね。あまり周りの関係のない人に興味がないように思えます。芹の好きな男性っていったいどんな人なんでしょうね。芹が好きな人に対してどういう振る舞いをしているのかも気になります!
友達とのパーティがなくなった千草は、コーポさくまの住人たちでクリスマスパーティをやろうと言います。万里とクリスマスを過ごせると思った紫はパーティを開くことにしました。
紫は今回押せ押せで行くことにし、万里にプレゼントまで用意して待っていましたが、万里はバイトの都合で行けるか分からないとのことでした。
結局万里はパーティが終わって片づけているところに何とか来ることが出来ました。一鷹の計らいで紫と万里は二人きりでイルミネーションを見ることができ、紫も無事万里にプレゼントを渡すことが出来たのでした。
私はもちろん紫×万里カップル派でございますが、一鷹もちゃんと誠実に紫のことを好きなのに、紫と万里が幸せそうに話している光景を見て胸が締め付けられそうな思いをしているところを見るとやはり一鷹にも幸せになってほしいなと思います。特に自分の想いを殺して紫と万里の恋をアシストする姿勢は良い人すぎるなと思いますよね!
意図せず紫の手に万里の手が触れたので未来視が発動しましたが、その内容は紫にとって幸せなものだったので今回の未来視は平和で実に良かったです。
デパートで紫と芹は偶然万里に出会います。芹は紫の好きな万里がどんな人物なのか知りたくて一緒にスイーツの店に行くように言いました。
個人的に面白かったのは紫が料理を取りに行っているときの万里と芹の気まずそうなコマがお気に入りです。(^0^)b
万里は芹のお眼鏡にかなったのでしょうか。悪い印象を抱いてはいなさそうでした。あと芹のスタイルがかっこいいし足長くてすごかったです!
次回もこんな幸せな展開が続くと良いですが、二人が付き合うようになったらこの漫画は終わってしまうのでしょうか?
そろそろくっついてほしいけれど、漫画は終わってほしくない、そんなジレンマを抱いています。