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災悪のアヴァロン~ゲーム最弱の悪役デブに転移したけど、俺だけ”やせれば強くてニューゲームな世界だったので、最速レベルアップ&破滅フラグ回避で影の英雄を目指します~ 2巻 感想

ネタバレ注意


「災悪のアヴァロン~ゲーム最弱の悪役デブに転移したけど、俺だけ”やせれば強くてニューゲームな世界だったので、最速レベルアップ&破滅フラグ回避で影の英雄を目指します~」の2巻の感想です。

ギルド付属の図書館で取り巻きの一人に絡まれた颯太でしたが妹の華乃が割って助けに来てくれました。

今度は華乃が殴られそうになり、颯太華乃が殴られないように謝るよう言いますが、ブタオの意思により言葉とは逆に体が勝手に取り巻きにぶつかりに行きました。

殴られる覚悟をした颯太でしたが、そこへ1年Aクラス次席の「天魔晶」によって仲裁されました。

ブタオの意思から、実はブタオは嫉妬に駆られて悪役になっただけで、ブタオ自身の性根は悪くなかったんじゃないかと思ってしまいます。

いきなりAクラス、しかも次席のキャラが出てきましたが、この展開が後でどのように影響するのでしょうか…?

今後の自分の目的「転移についての調査(願わくば現世に帰る事)」「家族を守る事」を達成するために、短期目標としてレベルアップをすることにしました。

相変わらず食卓にはでかい揚げ物があって笑いました。妹も両親も容姿が良いので颯太もイケメンなはずなんでしょうけど…。太るとみんな残念な感じになるのでしょうか。ということはあの取り巻きも痩せればイケメンに…!?

颯太カヲルに「赤城たちとパーティを組んだから颯太とは組めない」と言われます。

颯太の意思は傷つきますが、ゲーム通りに事が進んでいるのは「」にとっては都合が良いことでした。

まだ「」という存在がブタオの意識の中に存在しているから大丈夫ですが、原作の颯太がこんな感じでカヲルに拒絶されたらそりゃ性格も曲がるでしょうと思いました。まあその前から多少曲がっていたのかもしれませんが、カヲルも結構容赦ない…。

授業でダンジョンに潜ることになりましたが、「スライムに負けた」という噂が広まってしまった颯太と組んでくれる人はおらず、途方に暮れていましたが、そこへ赤城が一緒にパーティを組まないかと言ってきます。

赤城とパーティを組んでしまうと、知っているストーリーがめちゃくちゃになるから断ろうとしますが、カヲルが来て一緒にパーティに入れてほしいと言って、断れなくなったのでした。

なんだこの良い奴…!イケメンで性格も良い!まさしく主人公ですね。颯太は断ろうとしていましたが、断ったらパーティを組めなかったのでは、とその後が気になりました。

赤城の近況を聞こうと何故冒険者になろうとしたのかを聞くと「憧れ」からだと言います。それを聞いて感心した颯太は「立派だと思う」と言ったのでした。

カヲル颯太赤城に話しかけようとしたのを遮ったり、赤城に立派だと言った颯太を微妙な表情で見ていたりするのを見ると、カヲルのこと嫌いになりそうだ~!!

カヲルは結婚契約魔法所を破棄したいのですが、契約内容についての記憶が薄く、ペナルティや契約に抵触することを恐れていました。しかし、特にペナルティはなく颯太をただ疎ましく思っているのでした。

赤城は再び颯太をパーティに誘いますが、颯太はストーリーを変えたくないので、強めに断りました。それを見てカヲル颯太を見下していることに気づいたのでした。

カヲル颯太が変わったかを試したことについて、私はどこかで「試すタイプの人は~」と誰かが言ったのを聞いたことがありますが、性別年齢関係なく人を試すようなことはいけないですよね!まぁ気付くとついやっちゃってるんですが(猛省)。

転移から一週間でレベル4になった颯太は5階層で「橋落とし」と呼ばれる経験値稼ぎのテクニックを行うことにしました。

もう一つの本命のギミック「ゲート」も見に行きましたが、便利なものにも関わらず他の使用者がいないことに、転移の足がかりがありそうだと考えるのでした。

ゲート」を作動すると、ゲームと同じ「冒険者学校内地下」に飛ばされました。そこで教師の村井に「何をしている」と聞かれます。その事から「ゲート」が公には知らされていないことを確信したのでした。

スライム部屋やゲートのことを考えると、なにか裏で意図的に情報を隠している存在がいるようですね。村井は怪しいキャラだと思っていましたが、やっぱりそうみたいですね。糸目キャラみんな怪しい説を唱えます!

橋落とし」を実行しようと、橋の向こうに行くと重症の男がいて、パーティもオークに教われ壊滅していました。

颯太は男を助けるため、オークのヘイトを買い、男を担いで橋まで逃げて橋を落とそうとします。

何とか成功しましたが、6人パーティの内の2人が死んだと聞き、自分がこの世界を楽しんでいた過失に気づきました。

ここで助けたパーティ、少なくとも担いでいった男は颯太のことを見ているわけですが、このことで颯太の評価が上がっていくといいですね!大体こういうのって上がっている最中にさらに追い風としてくるのが良くあるパターンですが笑。

ストーリーが進んでいけば、モブが大勢死ぬルートがあり、成海家もモブであるため、大事な人を守るためにも華乃をダンジョンへ連れていき、レベルを上げることにしました。

華乃が「橋落とし」やスキルのことを知っていることを黙秘することを、何も言わずに分かってくれたりすることで、ブタオへの信頼の高さ、物事の優先順位に違和感を感じたのでした。

華乃ちゃん優しくて可愛くて最高か!実は義理の妹だったとかっていう展開はないですかね…。今のところ颯太の優しいのは華乃ちゃんしかいないし、最初から信頼してくれている人は絶対死なないようにしてほしいです!!頼むよ!!

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