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【ゲーム】物語の黒幕に転生して 3巻【転生系漫画】

ネタバレ注意


「物語の黒幕に転生して」の3巻レビューです。

レンは忠実の「七英雄の伝説」における自分の過去を夢に見ました。

村を襲われたのは、白の聖女であるリシアが村に居たこととは無関係だという事になりますよね…。村には何らかの秘密があるのか…それともクラウゼル家の管轄内だからか…?

再び馬車の荷台で目が覚めるとリシアの体力が限界近いことが分かります。

今夜逃げ出すこと事を決めたレンは、木と鉄の魔剣を出し上手く出し抜き、馬と装飾品を盗んで逃げます。

敵は森中の魔物たちを使役し、追撃してきますがこれも掃討しながら逃げることができたのでした。

姫を抱えながら颯爽と切り抜け、魔物を切り伏せていく姿は、さながら「ゼルダの伝説」のリンク、や「三国志」の趙雲を思い起こさせるようなシーンで、子供ながらにこの無謀に近いことをやってのけるか、と驚きました。

一方、クラウゼルでは、リシアの父「レザード・クラウゼル」にリシアがさらわれた旨が知らされます。

レザードは同派閥の貴族と皇帝にも事の顛末を知らせようとしましたが、さらにそこへ、法務大臣からの使いより、ギウェン子爵領への魔物の被害を広げたことによる統治不良の疑いをかけられてしまいました。

法務大臣というのは帝国からの人なのでしょうか。まあ大臣というなら帝国から来た人だと考えると、「英雄派」は怪しくなっていましたね。そこに所属している主人公もどんな思想を植え付けられているか心配ですね。ゲーム通りに親友にすらならない可能性が大きいですね。

道中魔物の素材と薬草などを交換して、なんとかつないでいくことができたレンリシアでしたが、ついにギヴェン子爵領の端の「バルドル山脈」に居ることにリシアが気が付きます。

ここからはアシュトン家に向かう前に、先にクラウゼルへ向かうことにしました。

食事をとっている時に、リシアは「どうして『手紙』を大事にしていたの?」と聞かれます。

レンは『手紙』のことを『魔石』のことと勘違いして、「一目見てからずっと気になっていたからです」と答えます。

リシアレンが自分のことを思っているということを勘違いしたまま、進んでいくのでした。

これは後々厄介なことになる気がしますね。もしかして原作でもレンリシアが相思相愛だったから、主人公はリシアを攻略できなかったとか?これからのリシアレンに対する態度が楽しみです!

近隣の村へ行くと、ギウェン子爵領へ魔物をけしかけた罪で、クラウゼル男爵が罰せられるという話を聞きます。

レンたちは一日でも早くクラウゼルに帰って誘拐の事実を証明するため丘陵を抜けますがその先にはギヴェン子爵の騎士が待ち受けていました。

安全な場所へと連れていくと言われましたが、リシアは逃走する際に奪った魔道具を出し少しカマをかけたら、騎士たちが無理やり連行させて来ようとしたので、振り切って逃げていきました。

しかし逃げた先には、レンたちをさらった魔物使いが待ち構えており、魔物をけしかけられます。

撃退している中、魔物使いへと剣の風圧が届き、顔が露わになりました。どうやらレンはこの人物を知っているようで…?

完全にギヴェン子爵の差し金ですね。このふたりをどこへ連れ去ろうとしていたのでしょうか。騎士と魔物使いをまだ配置していたことを考えると、どうやらこの二人が相当大事なようですね。この新キャラはゲームでは味方なのでしょうか敵キャラなのでしょうか?気になります。

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