ネタバレ注意
「断罪されたダメ王子、拾いました。」の3巻の感想です。
~あらすじ~
エマは、クルヒとナギのために夏季休暇を作り、3人で海に行くことにしました。
~今回の内容~
クルヒが初めて海を楽しんだり、クルヒがナギの同僚の漁師たちの仕事を斡旋したりします。
~感想~
キオはクルヒのことが憎くてたまらないのかと思っていましたが、逆に心配していたんですね。
クルヒが不真面目になってしまったのは、優秀なキオに嫉妬したからなのでしょうか。それだけでなく母親の死も関係ありそうですが。
そして”試練”の計画を考え出したのはキオだったんですね。試練を出したのは、クルヒを”王宮から追い出してあげるため”だと言っていたので、キオはクルヒのことを案じていたということですかね。
しかしその後の「断罪された者は物語から消えるべきなんだ」というセリフを考えると、キオはクルヒを消そうとしているということになりますよね。キオが言う”消す”とはどういう状態のことを指すのでしょうか。
一方クルヒは自分の意志で発言するようになったり、漁師たちに掃除のやり方を教えたりと少しずつ自信と経験を積んでいってますね。
クルヒ自身はキオが試練を仕組んだことを知らないから、キオを憎んだりしていません。なのでクルヒはキオが自分に対して何かを行っているということは全く考えてない状況ですね。この認識の違いが今後どうなっていくのか知りたいですね。
認識の違いといえば、エマはクルヒを以前の自信溢れた状態にしたいから世話をしているという点と、クルヒはエマが偶然自分を助けてくれていると認識している差もどうなるんでしょうか。
クルヒはエマに感謝していたので、もし本当の目的がバレても関係がこじれることはないでしょうが、驚かれそうですよね笑
最後、王宮に招待されたエマはキオからの提案を受けるのでしょうか…!?
~推しポイント・好きな場面~
クルヒと犬次郎が仲良くなっていくところが良かったです。もし追い出される前のクルヒなら犬次郎に対して攻撃していたかもしれませんが、今のクルヒは犬次郎に寄り添おうとしていて、そしてその思いが伝わったのも読んでいて嬉しかったです。
~気になる伏線~
クルヒがキオに「なんのために毎日勉強しているのか」と聞いたシーンが気になりました。クルヒはキオに式典の準備などを任せていたことから、優秀で勤勉な弟に王位を譲るつもりなのかと考えていたのかと思いました。
加えてクルヒはキオに悪感情を抱いていなさそうなので、キオのことを案じてこの発言をしたのかもしれませんね。
~この巻の見どころ~
クルヒが筋肉隆々の漁師たちに仕事を教えていたところが、クルヒの成長を見られる見どころだと思います。
4巻の感想について